Amazon, e-Commerce, Silicon Valley, Startup, Technology, VC

NYなんかは最近もう日用品の配達について、Instacartが1時間DoorDashが15分Getierが10分、とめちゃくちゃ短縮化してきていて、「Ultrafast grocery delivery」というカテゴリーで呼ばれています。

シリコンバレーはそこまで加熱していないなーと思っていたら、バス停で広告を見つけてしまった。もう反射神経的なものとして、また使わないと、と思った。

初回3回の注文で$20 off!? デカいじゃないか。
嫁と買い物に行っていたら、「お、Popcornだ。割引コードもあるし、今日はピザでも買って夕食は簡単にするか」
嫁:異議なし。Popcornバンの写真まで撮ってくれた。夕食作らなくていいから、機嫌がいいんだろう…

よくあるUI。
18分で来ると!
日本カテゴリも一応あるが6つしかないのと、キューピーマヨネーズ¥2200円くらいって、どういうことだ
セーフウェー等と比べて、品揃えが悪く、買いたいものもあまりなかったが、夕飯をこれで済ますと妻と約束したので、やむなくマルゲリータピザなどを購入。大き目のピザだけど、冷凍ピザ¥1,840だから、物価の高いことよ!
ApplePayで払えるのは便利。
チップのデフォルトは$5→購入金額に合わせて$3に変えた。
バス停広告で見た割引クーポンコード”Pop20″は使えなかった!(怒)→この品揃えだと、ここで脱落する人は十分にいそう
配達料は$1.8。
これは、他のネットスーパーに比べても安いくらいなので、その点は非常にgood!!!
本当に18分で来るのか!?
結局37分もかかったw
配達員の方に聞いたら、この家は奥まってて、カーナビが変な案内をしたので、とのこと。確かにそうなので、しょうがないかもしれないが、20分オーバー、2倍はちょっといただけないかも。
例のバンで来てないの?と徒歩の配達員に追加で聞いてみたら、ちょっと離れたところに置いちゃったんだけど、バン自体は冷蔵庫・冷凍庫完備でデカいのよ!とのことでした。
また、配達記録に写真だけ撮らせてね、とのことなので、どうぞどうぞと言って、Have a great day! とお別れをしました。

まとめとして、

  • ネットスーパーの需要は引き続き高く、なかなか配達ウィンドウが空かない(翌日まで待たなくてはいけないなど)こともよくあるので、18分で来てくれる、というのは利便性は高い
  • それにしても品揃えが悪く、まだ実用性には乏しい。
  • それでも、バンを買い揃えたりドライバーを雇ったり、商用化して進むのはシリコンバレースタートアップならでは。
  • とはいえ、バンは自社用に塗装もしているのでリースなのか(=費用化、OPEX)、購入なのか(=資産化、CAPEX)なのか分からないが、どっちにしても財務的な負担は大きく、立ち上げに相当な資金需要が必要だったと思うが、スタートアップDBサービスには投資家などの詳細がなく、謎が多い会社ではある。
  • ビジネスがうまく成長すれば、InstacartやWeee!やスーパーマーケットに買収される可能性は大いにあり、そういう点ではexit pathが明確、とはいえるのでは。
Amazon, e-Commerce, Japan, Silicon Valley

アメリカのスーパーでピックアップをお願いしたら:ただ便利

何となくいつも日本にいた時の癖でスーパーには家族もしくは夫婦で足を運んじゃうんですよね。

但し、アメリカもCOVID感染者がが過去最高の1日30万人を超えて、少しまた行動様式を変えなきゃなと思ってたのと、

オンラインオーダー初回は$20引きとあったので、これはワインが1本買えるぞと、早速注文してみました。

着いたら電話するのね。
もし、ドンピシャのものが無ければ代わりのものでOKオプションをオンにしておくと、結構別のものが来る。

皮付きホールトマトの代わりに皮なし、それはいいとして、

リブアイステーキについては骨なしから骨ありかい! 重さが同じならめちゃ損するでしょうが!

アルコールも買えるのは便利。ちょっと高めのワインですが、YouTuberの必要経費?ということでポチッと。

日本のスーパーではあまりこのピックアップという形態はないと思いますのでご参考まで。

ビジネスモデルとしては$30以上の注文ではピックアップフィーは無料です。

オペレーションとしてはお店の中に、スマホを持ってお客からの注文をせっせとカゴの中に入れるワーカーの方たちが沢山いる、という状況です。

そして、店に着いたら指定の場所に車を停めて、そこから電話したら、トランクを開けておくように言われ、そこに荷物を入れてくれる。(自分の名前を伝えたり、アルコールが入っている場合、生年月日を言わされたりはする。正式には運転免許証を見せることになっているが今日は割愛でした)

特に、意識高い系のWholefoodsなんかでは、ピックアップ注文(オンラインデリバリーも)が多いイメージです。(=感染対象)

お店でのお客と店員さんの感染減に役に立つかなと考えた次第。

一方で、店舗で歩きながら献立を家族で考えたり、珍しいお菓子を見つけた娘が「ねえパパこれ買っていい?」とせがんできたり、妻が高めのワイン持って「これ面白そうだね」とか微妙な言い方をして間接的に欲しがりアピールをしてきたり、そういうのがスーパーのいいところでもあります。

アメリカのスーパーは大きいので特にそういうところがあるかな。

但し、今は少し店舗に行くことについて危機感のレベルが自分の中で変わってきていますね…

Amazon, e-Commerce, Technology

Shopify Fulfillment に申し込んでみた

ShopifyでECサイトを作ってみた、の記事は、「何をいまさら」感満載でしたが、比較的新しいモノとしてShopify Fulfillmentがあります。

Shopify Fulfillment
https://www.shopify.com/fulfillment

これは、Shopifyが自社倉庫で、在庫、梱包、発送、返品対応などを行ってくれるというもので、Fulfillment by Amazon, FBA相当のサービスです。

2019年の6月にこれを発表して、少々時間がかかったイメージですが、今年の半ばからベータ的に開始しています。

実際始めようと思ったら、結構大変だ、、、ということが分かって、M&Aでソリューションとした、という流れかなと推測しています。同年9月に$450Mで在MAのフルフィルメント会社を買収しました。

Shopify to Acquire 6 River Systems
https://news.shopify.com/shopify-to-acquire-6-river-systems

もうclicheに近いですが「もし係る業務に自社の強みがなかった場合はアウトソースするがよろしい」というのはGEのJack Welch時代から言われていたことで、たとえば商社の場合も、日本は自社事業会社があったとしても、グローバルな他マーケットではここらへんは考えようでしょう。

ということでいつもの通り使ってみました。

FBAの場合は価格表がありますが、Shopifyの方は今の時点では個別見積もりですね。
少し古いやり方のような気もするし、この辺のオペレーションは細かいこと含めると色々論点はあるので、個別に要件を基に見積もってくれた方が丁寧な気もする。

商社マンとして、ここら辺のモノ(ハードウェア、機器など)の物流を含めた提案案件やオペレーションは今までに沢山やってきました。

自分が持っているShopifyストアを選択するか、新しくストアを作らないと見積もりフォームに進めないようです。
ここは、意図的な設計として今のところこうしている気がします。かしこい。
「見積もり取りましょう」ページのトップ
ここら辺が確認したいオペレーション要件なんですな。納得。
一辺46センチを超える商品はありますか?
なるほど。
「自社の段ボール箱を使いたいですか?」
「Shopify側で詰め合わせする必要がありますか?」
また、アメリカで特に重要なこととして、
「返品対応が必要ですか?」
モノによっては30%などの返品率があるとのこと、この点はクリティカルです。
ここら辺の回答は今のところTBDです。
24時間以内に回答が来ると。
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Shopifyで1時間でECサイトが作れ、実際モノが売れて、買えた

どうしても、アメリカでビジネスが作りたいです。アメリカ駐在の商社マンなんだから、当然です。(但し、ここら辺の基本原則的な考え方は揺らいできているようにも思う。)

Straightforwardな方法論としてはECがある。(ちなみに、アメリカの人はECとは呼ばないので注意が必要) 

市場背景として下記の商務省のデータのように直近2四半期で40%程度も伸びている。絶対額としてECで$200B以上の話をしているので、もはやクレイジーな伸び率・増加額だ。

では、何を売るにしても、商いはまず丁稚から、ということでShopifyのサイトを作ってみることにした。

下記にスクリーンキャプチャが長々と並ぶので結論から言うと、サイト構築、課金、発送、集金、非常にスムースでした。流石、$140Bの会社だけある。

システム、プラットフォームとしても大変使いやすく、よく設計されていて、作業もスムーズ。機能もよく考えられており、まとめ方、分け方、管理の方法など、素晴らしいですな、という内容でした。

システム開発やったことがある人は分かると思うんだけど、実際に作るっていうのは結構大変で、機能の作り込みをするのはまあ数日くらいで終わったとしても、その機能のテスト、(ユースケースをよく考えた結果として複雑となった)他の諸機能との連携テスト、他の外部システムとの連携テスト(特に最近は外部クラウドシステムとの連携が非常に多くなった)などテストが大変だから、日本人が大好きな「自社で何でも内製する」っていうのはこのレベルになると超大変。

もう使わない手は無いと自分でも感じたし、投資先のスタートアップのCOOで何社もスタートアップを渡り歩いたベテランで、今は会社の$30Mくらいのオペレーション全部見ている人に「Shopify使っているみたいだけど、どう?」と聞いたところ、「非常に優れている」という回答でした。Great.


いつもの通り、自分の記録を兼ねて書いているので、長々としているのですが、最初の部分で発送して(自分で)受領するというマッチポンプ作業の部分について触れています。
その後の部分は長いシステム設定、サイト公開のプロセスです。

ちなみに、Shopifyのサイトの出来はすこぶるいいですが、私がこのテストの目的(と自分が着る目的)のだけに作ったポロシャツ自体は非常に出来が悪く(Thanks to Vistaprint…) 買う価値が無いのと、発送処理は地味にメンドクサイので、決して発注しないでください!


これが出来上がりのサイト。ちょっと見にくいですが、日の丸を胸にあしらったポロシャツが販売製品です。テストなので必要はなかったのですが、実際に商品も作ってみました。

これが発送商品(訳あって、作ったポロシャツではありません、なんのこっちゃい)

で、それをパッキングして、

家の玄関ポーチにぽんと置いておいた。USPSによる集荷です。楽ちん。(その設定方法については下記の下の方に説明しています)

で、午前中に集荷人が来て持っていってくれた。
(絶対見ないだろうと思っていたら、「おい、これ宛先お前んちじゃねえか、大丈夫かこれ」と聞いてくれて「問題ないから、持っていってくれ」と寺尾聰のルビーの指環(若い人は絶対に分からない)状態で集荷してくれました。

で、翌々日にはポストに配達されていた!

これで「モノの流れ」の部分は以上です。
残りは、システムの設定方法についてです。よく機能が作り込まれている。


最後のThis store is a registered businessのオプションは面白い。何かの判別か表示か、もしくはIRSとの連携などに使うのでしょう。(ビジネス上は要注意ですな)
もう設定のトップ画面に入れた。
今回は一番安いBasic Shopifyを選択。
クレジットカード手数料と送料が安くなるのね。
通常の法人でやるようなビジネスなら「Advanced Shopify」が適している、というように見ています。

実際に、コモディティに近いようなものをECで販売するとした時に、返品、値引き、倉庫、発送業務、管理人件費、仕入に関する人件費、家賃、金利、システム開発、減価償却費、そしてマーケティング費用・広告費(これが馬鹿にならない)を引いていくと、バラ色のボトム利益は中々生まれにくく、P/Lの上の方の決済手数料や送料がどのくらいのレートなのかは、ECビジネス採算管理の肝ですね。

で、これが有料コース(30日無料)の選択が終わったら、もう販売商品の登録に移ります。

ちなみに$31.44というのが自分がVistaprintで作ったポロシャツの原価。
HSコード入れられるとは、渋い。海外発送を要件としてデフォで入れ込んでいる形ですね。
サイズなどのオプションの設定も容易に出来る。この前の画面で選択した「Clothing industry」が効いているのか。
とりあえず複数種類設定してみた。SKU(型番)も手動だが、設定できるこのニクさ。
SEO対策として、Googleに掲載される内容の確認もできる。
で、リンクをクリックしてみたら、もうこんな画面になるというのが確認できる。速い。
在庫数の管理も出来ます。
仕入業者・ベンダーからの納入、自社他倉庫からの在庫移動もここで管理できるようです。
この点はもう少し研究が必要も、ビジネスオペレーション上は肝の肝になりそうです。
Collectionsって何よ?と思い調べましたら、下記の通り。よく考えられている。

https://help.shopify.com/en/manual/products/collections

You can group your products into collections to make it easier for customers to find them by category. Here are a few examples of collections that you might create:

  • clothes for men, women, or children
  • items of a certain type, such as lamps, cushions, or rugs
  • items on sale
  • items in a certain size or color
  • seasonal products, such as holiday cards and decorations
ダッシュボードで、コンバージョンレート、リターン率など含め諸々管理できるのね。
外部ツールを使わなくてもいいくらいなのかも。優秀ですな。
マーケティング結果分析ですな。これが何とどう繋がっているのかは更に要研究。
BFCMって何よ?と思いましたが、Googleが下記の通り、Black Friday/Cyber Mondayだと教えてくれました。ちなみに2020年のShopify上での結果は、$5.1Bだったとのこと、凄まじい金額です。

Black Friday Cyber Monday 2020: An Analysis of Over $5.1 Billion in Sales
https://www.shopify.com/blog/bfcm-data

Shopify store owners collectively made a whopping $5.1 billion USD in sales between Black Friday and Cyber Monday globally, up 76% from last year.

Shopify Blog
ECサイトへのアクセスにパスワード許可、って何か悪いものでも販売するユースケースかなw
Google reCAPTHCAを問い合わせフォームに組み込める、っていうのはいいですね。個別に組み込むとどうしてもテスト工数がかかっちゃうので。
GDPR, CCPA 対応! こういうのもスタートアップソリューション沢山ありまして、自分のところの会社群のビジネスのために色々調べていた時期がありました。こうやってECプラットフォーム内に作り込まれたら本当に楽ですね。脱帽。
なるほど。
ちょっとFacebook Pixelについては勉強します。
そうですね。これも必須ですな。
ちょっとドメイン管理サイト側でDNSの設定とか必要なので、とりあえず手を抜きましたが、これはもう必須ということで。
FAQだとか、個人情報取り扱いの扱いだとか、紐付く個別ページを作れるのですね。
各々のページについてSEOの管理出来るのもニクい。

そして、「ホームページ」の設定に移ります。(英語では「トップページ」の意味なので、注意が必要)

コレクション、を自動で作れると。なんて便利なの。
ファビコン設定していないサイトは、とっても素人的に感じます。
これも必須ですね。
これは、ユーザーに対する通知? ショップオーナーに対する通知?
これ、結論から言うと下手な設定しないほうがいいです。少なくともサイズをちゃんと守らないとレイアウトがぐちゃぐちゃになってしまうんだと思います。
この後画面サンプル出てきますが、ひどい仕上がりになりました・・
これは中々手の込んだ設定ですね。ショップオーナー寄りの仕組み、と言えるでしょう。
ここら辺も、作り込んでテストするのはメンドクサイです。
出来てて、他サイトで実績が(金額にしてBFCMで$5.1Bトランザクション分も)あるっていうのは大変いいですね。
ここで、自社サイト(?)での(Shopifyでの?)アカウント作成の要否を決められますね。
これも仕組みとしては非常にきめ細かい。
購入のキー項目は電話番号か、Eメールか。電話番号、というのはSMSテキスト利用が普及しているアメリカチックだとは感じます。(日本はそうでもない。但し、メールも近年非常に多くて、インボックスを管理できないほど、という人は多いハズで、SMSテキストは非常に助かります)

で、あらかた出来たので、実際に自分で買ってみることに。
まあ、明らかに経済的にはShopifyに手数料抜かれるだけなんですが、そこはテスト必要経費だということで。

ADD TO CART してみる
入っている
入っている
前述の通り、背景設定に失敗しています・・・
送料は$4.9ですが、その原価は$1.8であり、差額は利益になりますね。
(今回は自分の中での「行って来い」になりますが)
チップの支払いも出来るのですね。流石。日本ではこの機能要らないでしょうが。
合計は$36.65也。
で、あっさり購入完了。
ありがとうMasashiって、俺が売って俺が買ってるんだよw
で、購入ありがとうメールが「購入者であるMosh Suzuki」の方に来ている。

で、EC出店者としての私に注文が来ましたよ、発送処理をしましょうねメールも同時に来ている。

ステータスはUnfulfilled=未処理になっている
但しもう顧客側では「支払い済」になっている。
クレジットカードには請求がもう来ている。速い!

画面の下側に取引の今までの流れ、Timelineが表示されている。
これは沢山注文があるとこんがらがりやすいでしょうから、非常に役立ち機能と言えるのでは。
発送ラベルを作り、発送方法、発送日などまとめてこの画面で設定します。
これがすごい。UPS(上場企業)、USPS(公社、通常軽いものはUPSより安い)などと完全にシステム連結している。
荷物の重さ入れて、一番安いUSPS First Class Mailにした。
で、荷送り状=Shipping LabelがPDFで作成された。ファイルで保存しておけるのも便利かも。
上下逆にしてあるのは、プリンタで印刷した時に順向きに見えるから? そうだとしたら、設計としてきめ細かいですね。
このFeeの部分が、クレカ決済手数料含め、Shopifyに払わなくてはいけない部分で、冒頭の通り、Basic Shopifyだと2.9% + 30¢で、計算方法としては手元の計算によると、商品本体金額+送料+チップ、全部の合計に2.9%を掛けているようです。クレカ決済手数料の名目なのでそりゃそうだといえばそうですが、なかなかしっかりしていますな。
で、USPSまで行くのがメンドクサイ(自分の家に発送するわけでして…)ので集荷をお願いするとこのような確認が。うちは猫はいるけど、犬はいません。
時間指定は$24かかる… それでは完全に採算割れ。
これで入力事項は終わり。
手配完了。
この後、冒頭にあったように荷物を玄関前においておきました。

で、ちゃんと入金口座をShopifyで作りましょうというメールを送ってくれる。
具体的には銀行口座の設定や、支払いを受けられるクレジットカードや電子マネーの設定など。
支払いの受領関係の設定。入金されないと、自分のお金が返って来ないから!
ここら辺も支払い方法が揃っており、素晴らしいですね。
こんなんまであるんかい!
Capture、計上、ってことですかね?
取引状況の確認もできます。Transactionsの項。
PayPal払い・受けも出来ますね。
但し、Paypalビジネス口座を作らなくちゃいけないらしく(IRSのからみとか、マネーロンダリング防止などのためでしょう)今回はやめておきました。
Shopify Payments、受け口座の作成の完了です。
ここら辺の、お金廻りの面は従来作り込みや連携が大変だったですが、今は本当に簡単で素晴らしいですね。テクノロジーの進化。

割引機能も調査してみました。
これもキメが細かいですね。割引として率か、固定金額か、送料無料か、○個買ったら▲個無料か、など。
こういうのも機能を自分で作っていくのは大変です。よく出来ている!
誰が何回割引使えるかの設定ですね。これも素晴らしい。
で、割引を作ったら、それをSNSやホームページでシェア出来る。
Facebookでシェアしてみました。どうか注文しないで…
このリンクをクリックすると、1%割引が適用された上で、サイト上で商品がカートに入っている!

集荷人の方、大変お疲れさまでした。ご協力誠にありがとうございました。
丁寧に集荷完了のメールをUSPSが送ってくれました。
アメリカは配送廻りはかなりDX進んできたイメージです。

で、発送のページを見てみると、USPSとシステム連携されているようで、即時に「Fulfilled」(=発送済)のステータスになっている。
上記同様。
入金を確認するまでが、取引だ! というのは商社に入って最初に「取引の基本」講座やリスクマネジメント講座で教わることです。
ちゃんと、今回の売上(Shopifyフィーとのネット)$35.29が入金されていました。

今回使ってみて、EC関連でよく聞くShopifyが実際どの程度使いやすい、使えるシステム、プラットフォームなのかよく理解できました。機能性という観点では申し分ないと思います。

今後の同社の戦略としては、下記の通り取扱高、出店者、パートナー・チャンネルの3つの分野に分解した上でそれぞれを伸ばしていく、とのこと、今後も大変成長が期待される企業と言えると思います。

Amazon, Japan

Yamibuy: 全米でとても便利に使えるアジア食品・日用品ECサイト

https://www.yamibuy.com/en

ラ王は麺が旨い。
Description、付帯情報の粒度が非常に良い。
アメリカは歯磨き粉高い。
また、なぜか日本の歯磨き粉がなかなか見つからない… 何かの成分でFDAにひっかかるんだと推測。
これも日本の水準からすると高いが、ORA2は好きなのでエイや、ポチッと。
iPhoneの画面コピーを取ると、同時に下記のようにSNSにシェアをするようにうながされます。
これは好き好きがあると思いますが、事業者側からすると重要な施策でしょう。感心しました。
レビューはかなりの数があります。中国語が大半。
アメリカ人と同じく、中国人もレビューを書くのが好きなのかも。
日本人はあまり外に自分をさらしたくないという考えがあるのか、あまりレビューが盛り上がらないのは考慮が必要。
ミーゴレン、美味しいですよね。
それも価格が安い! 輸入でも仕入れが安いのか、それとも一定数のインドネシア人口圏があり、それを見越してアメリカで製造しているのか。こちらもポチッと。
レビューも344件と多数。まぁ単価が安いので、購入回数は多いでしょうから、レビューが多いというのはあるでしょう。写真も沢山載っていますね。
サービスの表示。
それぞれのアイコンはクリックすることは出来ず、UIとしては若干謎。
さらにスクロールすると重要な情報として送料、発送の記載がある。
アラスカ・ハワイは別条件、はよく見るものです。
$49で送料無料、は結構な金額です。食品が多いですので。日用品や化粧品などを組み合わせないと到達できない感じです。
生鮮食品については多分別計で$39を超えないと送料無料にならない。
あといくら買うと送料無料かが上部に表示されます。
食品を扱うサイトですので、$5.99の送料が食べ物2,3個に該当する場合もあり、それなら
$49まで買うよ、と思いがちなのがポイント。
(一方で、それなら他のサイトに行くよと思うかどうかもポイント)
また、「Fulfilled by Yamibuy」は自社で在庫して発送するものです。
他にAmazonと同様にMarketplaceもあり、そちらは送料や納期など別の扱いです。
生鮮食品については多分他と別計で$39を超えないと送料無料にならない。
価格はそんなに安くないかな。(エノキ、ネギ)
日清はアメリカに工場があるので、品揃えが豊富で素晴らしい。
あと、製品に関する画像も結構沢山ある。
Yamibuy VIPによるレビュー。結構書いてますな。
いいねも押せる。悪いねボタンは無い。レビューをSNSにもシェアできる。
小さな袋のボタンを押すとカートに遷移すると思われる。(未確認)
SBもあるけど、数はそんなに多くない。
レトルトカレーはベジタブルカレーのみ。これは動物検疫所(APHIS)などの牛肉の輸入規制の影響と思われるがポークもダメなのかなど疑問がある。
久しぶりに家族でおでんなんていいね!と思ってクリックしてみると、これはTOKYO PLAZAというマーケットプレース店の品でした。
ただ、メーカーについてメタデータをしっかり整備しており、自社在庫品とマーケットプレース品とをまとめて表示・検索できるようにしているのは立派。
TOKYO PLAZAなる販売者の品目。
https://www.yamibuy.com/en/s/tokyo-plaza/117
Yamibuyのみでの展開か?WEBでは他に見つからない。
下記が購入・発送条件。
Free shipping over $99
Genuine guarantee
7-day return
Ship from Japan
Shipping Information
DHL EXPRESS WORLDWIDE Shipping Fee $19.9(Free shipping over $99)
DHL Shipping Fee $19.9(Free shipping over $99)
DHL(A/H) Shipping Fee $19.9(Free shipping over $99)
All products default to DHL Japan direct delivery, please reserve the mobile phone number when placing an order, there will be an SMS notification one day before DHL delivery. The average time for DHL Tokyo to send to the United States is 4-5 days.
これはMidnight Dinnerというユーザーで作られたグループ。コミュニティ機能ですね。
私も入ってみました。(=Following)
このグループの中の商品で、いくら販売数があるのかというのが分かるのは面白い。
Recommendedコーナー。
中国のものが多いですね。これは、購入額が多いことに起因していると想像。
こんな商品もレコメンドされていました。
柚子ボディーローション。日本じゃ見たことないけど。日本松山油脂。
新商品コーナー。
日本人は新商品好きなので(他の人種はよく分からないですが)重要です。
フルグラサンダーミニバーなんて知らなかった!
調べてみると、
2020年3月から販売開始のようです。
Yamibuyでいつ販売開始になったのか興味があるところです。
日本だと275円くらいみたいです。こちらは円貨換算で519円程度。(188%)
「カレー」と日本語で検索してみたら、鍋が出てきた…
「公司」と中国語チックに漢字で検索したら、検索結果はヒットしませんでした。
(中国系ユーザーが多いものの、中国語での検索は出来ない模様)
日本で時々自動販売機から買って食べていた「天然酵母パン」がなんと売れ筋の第6位!
日本では人気があるパンとは思っていません。ただし日持ちがするのでしょう、たまに自動販売機で売ってたりするのです。だから物流上大きなメリットがあるのでしょう。目からうろこでした!!
セールではあるが、$1.19は高くないのでは。
あんこ入りですね。そりゃ食べたい! ポチ。
記述を見ると、日本小麦で作られているとのこと、と、保存料が入っていないと!!
おお、こんなにオプションがあり、選択できる。そりゃすごい。
少し、UIははっきりしないところはある。
ただし、グレーアウトしているのは在庫がなくて買えない。
仕組みとしては素晴らしいが、UIは少しだけ分かりにくい。
これ、日本では見たことない。と思ったら、「香港製造」ですって!
ちょっと出前坊やがブラックになった感がありますが、モノとしては美味しそうなのでポチ。
日本のおむつ! 中国人来日観光客に人気、というのは日本にいる時から聞いておりました。
娘が10年前くらいにまだ赤ちゃんだった頃はよく使ってたな。いくらくらい払っていたかは忘れちゃったな…
同じものがkakaku.comだと1540円と。Yamibuyだと2910円だから1.9倍くらいですな。(A2Aではないものの)
Goo.nもありますね。
MujiはアメリカではChapter11(民事再生法相当)になってしまったので、Yamibuyで売っているかなと見てみたところ、Marketplace出店者が売っていますね。アメリカのMujiのECサイトは稼働中なので、ご参考まで。
NYに出張した時に、うちの会社のアメリカ本店の近くで必ず買うのがこれ。「肌ツヤいいね」とかって言われる時がありますが、単純にこれを相当量塗っているだけ・・ 非常にいいです! 参考まで・・・
日本だと税抜709円のようですから、1.9倍くらい。
閲覧履歴とレコメンデーション。
日本のビタミン。DHC。効能の違いは分かりませんが、日本のは粒が小さいのが最大のメリット。そういうことをアピールできるかどうかっていうのは今後大きいんじゃないだろうか。
そしてこれはMarketplaceじゃなくてFulfilled by Yamibuy。
FANCLは品揃えはそこまでないものの、これもFulfilled by Yumibuyであることに驚き。
個人的にマルチビタミンとマルチアミノ酸は大変お世話になっています。(日本出張時に山ほど買って、トランクに詰めてアメリカに持ってきています)
便秘薬。第二種医薬品だけどFulfilled by Yamibuy なのか?!
ちなみにコーラックとは別の薬効であり、ジェネリックでは無いようです。
セール品は、コードの入力をするものがあるようです。但し、一定金額より高い必要がある。
これはジャンボポッキー、地域限定で、ドル換算で日本では税抜$8.8程度。
ジャンボ、地域限定、などタイトルから分かるようになっている方が望ましい。
何かの契機で「ノーティフィケーションがオンになっていません」という通知が出てくる。
少し、UXとしては唐突感がある。
「イベント」$69以上のスナック類(英語では定義が広いことに注意)を買うと、キットカットの抹茶チョコレートが一袋もらえると。
仕掛けが沢山あるね〜
$69までは買うものないよな、と思いながら眺めていたら、ボバティー抹茶を買ってしまった。
$1.83ならTeaspoonなんかより全然安い。
おっと、家族の人間用のモノと飯だけじゃなくて、ぬこ用の飯も買わなくちゃ!と思ったけど、ラインアップが無いのね。うちはグループにペット用品会社がアメリカにあるので、ご一緒したいなあ。
日本のラップ!やっぱり使いやすいので、ポチ。別サイズもポチ。
これもFulfilled by Yamibuy。
売り切れ品もリストには並ぶが、Sold Out表示されている。これはUIとしては使いやすい、見やすい。
茅の舎の出汁を調べてみたが、無い。ここら辺は、アジア系サイトの品揃えと、好みのうるさい日本人の欲しいものの差だと言える。
日用品として七輪を探してみましたが、無かったですね。これは日本人においてもニーズがあるか分からないですが。
右上、「Buyers’ Recommendation」コーナーをチェックしてみる。
何か買いたいものがあれば、と思っていたけど、中韓のものが非常に多いです。
日本の甘栗、むき栗、焼き栗ね! 中国人には栗は大人気です。
シリコンバレーにSkyline Chestnuts Orchardという栗農園があるのですが、栗刈りの時期は中国人でいっぱいになります。
ビール、を探してみましたが、全体的にビールは無いようですね。
面白かったのはFANCLのウコンが出てきたことです。メタデータに入っているんでしょう。
酒、も検索したけど出てこなくて、鮭缶とか酒粕パックが出てくる。
キットカット 桜日本酒チョコレートとかも売り切れているけど、あるのね。素敵!
Eギフトカードもありますね。大変面白い。結構な人が買っているようで。
プレミアムがつくのは$200からですね。($5) 
自分のアカウントに補充することが出来るので、Yamibuy電子マネーの意味合いが強い。
また、Eメールに送る、機能についてはギフトとして送れるのでしょう。
$25 のカードをアカウントへの補充の形で買ってみた。
日本のお土産、なんていうのもいいですよね。
元々高いところ、さらに高くなっているので買わないですが、ビジネス上の手土産(アメリカでやるか?)とかちょっとしたお祝いの時、友人を訪ねるときのお土産なんかにはいいかなと。
東京ばな奈とポケモンとコラボしているのね。
で、$49を超えたので、チェックアウトしましょう。ここら辺は良くも悪くも普通です。
で、購入したEギフトカードをこの購入に充ててみた。即時適用できるのね。
だから、$200以上のカードをプレミアム付きで買うと、即時それが適用できるということなので、お得感が高いです。
このように、おそらくですが、中国人(結構賭け事とかが好きだと聞いたことがあります)が好む割引、値引き、クーポンなどの仕組みが満載なのが面白いです。
一方で、日本人がここら辺のともすると複雑な仕組みが好きかどうかは検証が必要だと思います。
購入完了。
また面白いのは「$42.71相当の『クレジット』がある」という表示です。さっそく使ってみた。
今回購入した品目について、Weibo、TwitterなどのSNSに投稿して、そのチャンネルから購入があればその分の金額を「クレジット」にしてくれる、ということですね。
Weee!でもこの仕組があったので、予想はしていましたが。
またですが、日本人が自分のSNSアカウントでそれをやるかどうかっていうのは疑問ですが、そもそも他人からのクリックというより、知り合いとこれを融通し合ってクレジットを相互に得る、みたいなことも出来るのかも知れません。
たとえば、Twitterで購入したもの全部つぶやいてみた。
紹介結果確認画面に遷移しました。
Twitter画面
リンクをクリックした後の画面。user520576… というのが私のYamibuyアカウントで、このリンクをクリックした人は私が購入したものと同じものを買えば〜50%の割引が受けられる、ということでしょう。
で紹介プログラムに乗ったからなのか、一定の購入金額を超えたからなのか、Rubyステータスになりました! なんだか嬉しい。
Yami Reward プログラム
https://www.yamibuy.com/en/article/1065505
こんな友達紹介プログラムもあります。
会社のメンバー10人弱にインビテーションを送りました!
リンクで紹介する先として、WeChat、Weibo、Momentsなど、中国系のSNSが多いですね。
MomentsというのはWeChat内の機能とのことです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Moments_(social_networking)

12/12の早朝に注文して、12日の中に発送通知メールを受信。
で、14日に到着なので2日配送ですね。
最近はECの配送網がアメリカでかなり改善してきていますが、ECとしてAmazonなんかと比較しても問題ない、遜色ない配達リードタイムと言えるでしょう。

空きスペースにしっかり包装材が入っている。
下側には潰れにくいものが効率的に詰められている。

次は、妻が「Yamibuy Fresh」を試してくれるとのこと。スーパーに買物に行かなくてよくなるし、私の研究の役にも立つし、一石二鳥です。しゃぶしゃぶにでもして、料理は私がしようかな。


スーパーでの買い物の時間削減については、週末の日系スーパーの混雑ぶりが最近半端ないから…(あと、嫁が車で買い物に自分で運転して行ってはくれないから…)

こちらはサンノゼのミツワ、日曜日16時くらいですが、、

入り口から始まって、、角を曲がって、
日本カレー屋さんを超え、その後ろの枯山水のオブジェ、みたいなところまで続いている…
この行列を頭からお尻まで歩いてきたアメリカ人が「やんなっちゃうよ、150人も並んでるよ」と電話していたが、それは大げさでしょと突っ込みたくなるものの、実際には100人弱はいたかな。
Amazon, Business Idea, e-Commerce, Silicon Valley, Startup

【ビジネスアイデア】アグリーセーターD2C

アメリカには「Ugly Sweater」というセーターのカテゴリーがあって、こういうやつです。

Very ugly, even a cat is not looking at it

実際にアメリカ人と話すと「アグリーセーターっていうのは、実のところ可愛いんだよ」と言っていて、茶化して『醜い』と言っている訳ですね。ニュアンスとしては、「田舎の叔母ちゃん、また嬉しそうにもみの木がどどーんと前面に押し出された緑のセーター着ちゃってさ、あんなのもう都会では若い子は着ないよ。ダサいけど、けど叔母ちゃんが着ると何かかわいいよね」みたいな感じだと思っています。

私は昔からこのカテゴリーに興味があったのと、会社の今年のオンラインクリスマスパーティーは「アグリーセーター着用推奨」となっていたので、こりゃいい!と思い購入した次第です。(また、サイバーマンデー割引!)

オンラインストアとしては下記のようなものが山ほどあります。

Tipsy Elves (どんな名前だよ・・)
https://www.tipsyelves.com/ugly-christmas-sweaters

こういうサイトやAmazonで見ると$20くらいから買えるので、非常に値段も安く(中国などでもこの位の製品は普通にどんどん製造できるでしょうからー推測するに配送料除き数ドルで仕入れられるハズ)仕入れ値は抑えることが出来ますので、日本で「アグリーセーターブーム」を例えば芸人・事務所何かと組んで起こせれば、きっとそこそこのD2Cビジネスになるでしょう!


で、この「セーター」(税込み、配送料込み、サイバーマンデー割引込み)ですが、私も僭越ながらAmazonにレビューを書きましたが、実際には毛糸などで編まれたセーターではなく、ただのポリエステルのシャツでした。。。
よく一つ星のレビューを見ておけばよかった。

My review:
As everyone who put one star to this said, this is NOT A SWEATER, it’s just a polyester shirt. Read through all one-stared reviews before buying this. Will save your time to return.

ということで、オンラインクリスマスパーティーに少し着て、返品しようと思います。そこら辺もアメリカチックなことであります。

Amazon, e-Commerce, Silicon Valley, Technology

アメリカでのサイバーマンデーの威力:ラップトップPC編

まだまだカリフォルニアではリモート授業ですが、娘が使っていたPCの調子が悪くなってきたので、ブラックフライデー/サイバーマンデーにデスクトップを新調することに。

数年使うもので、勉強には不可欠なものになってきていますし、将来シリコンバレーでプログラマー(既にPythonの授業を何回か取っています)とかコンピューターグラフィックスデザイナーなんていうのもあるかもしれないので、下記のスペックをゴールとして定めました。

①解像度が高いこと。具体的にはFull HD以上。
②ディスプレーが大きいこと。14.6インチ以上
③メモリーがパワフルなこと。出来れば12GB。
④SSDが大きいこと。出来れば512GB以上。
そうなると、自分が使っているMac Book Airよりパワフルだよな…とかって思いながら、Walmartなどのウェブサーフィンを始めました。今年は、店舗にお客をあまり来させたくないというのがあり、11月一杯ブラックフライデーセールしていましたので。(これをWalmartのエンジニアの方からラーメン屋さんで聞けたのはラッキーでした。やはり人との会話が一番)

で、上記に該当するデスクトップをBest Buyで$200引きで見つけた!=$599!

https://www.bestbuy.com/site/lenovo-ideapad-s340-15-touch-screen-laptop-amd-ryzen-7-3700u-12gb-memory-512gb-solid-state-drive-abyss-blue/6426703.p?skuId=6426703

日本のアマゾンで見ると、同じスペックだとASUSで¥86,000からですね。

買う前に、世界第2位のPCメーカー(パロアルトに本社がある)の人に相談したところ「最新モデルのIntel i7チップはPCメーカーが買うのに$300くらいするからね。合計で$600というのはすごくお得だよ」とのこと。

本機は、AMD Ryzen 7 3700U搭載ですが、ベンチマーク上Intel i7より性能がいいので、その意味でもお得感があります。

Best Buyの配送も無料だし、Lenovo(ちなみに現在世界第一位シェアですね)の他の部材のBOMも含めると、本当に利益が出るんだろうか…というレベル。消費者としてはこれ以上ないディールで、ブラックフライデー/サイバーマンデーの強力さを思い知りました。

(それも、購入はデスバレーの砂漠の真ん中からインターネット越しにワンクリック出来たので、感慨深いものがあります)

Amazon, Silicon Valley, Startup

Weee! – Asian Grocery, Delivered.

アメリカ駐在の大先輩である、当社役員の方に「アメリカでの食事はどうされていましたか?」と渡米前に聞いたところ「歳とって日本食以外食う訳ないだろう」と言われ、そんなもんかいな、地場に合わせて買い物して料理して、節約したらいいがなと思っていましたが、私も歳をとって今はその意味がよく分かりますw 日本食最高!代わりになる食事なし。

但し、日本食スーパーまで15分~30分くらい運転するのはメンドクサイ。
だけどそれはベイエリア在住でめちゃ恵まれていて、たとえばイリノイに住んでいた時なんかは、全然近くにアジアスーパーも無く、不味いピザや固いステーキに塩かけて食べまくって、太って、帰国したらクラスメートが誰も俺だと気付いてくれなかったという「日本食不在太り悲劇」もあったりした。

ただ、これはアメリカ在住のアジア人は同じフラストレーションとニーズを持っているようで、大規模なアジア食材ECサイトがアメリカで勃興しています。

今回試してみたのは Weee! (https://www.sayweee.com/) です。生鮮食品に強みあり。$35の注文で、送料無料。中国系のものが比較的多いです。

“Asian Grocery, Delivered. Farm-fresh ingredients from our app to your doorstep. Save time and money with delivery on your schedule. FREE DELIVERY on orders over $35”

サービスエリアは San Francisco Bay, Sacramento, and Seattle Areas のみとなっております。後者2つもアジア人が多いのか。ちょっと意外。

アメリカではD2Cサービス山ほどあるでしょ(一日に一つサービスが生まれているとも言われる)、どうせアメリカの市場の半分はAmazonでしょ(実際は38.7%だそうですが)とか言ってあなどるなかれ、バリュエーションは$600Mを超えています。ハイデイ日高、と同じくらいですね。

アメリカのベンチャーキャピタルとして超有名どころであるLightSpeedも投資家です。

まずトップ写真が有森也実に似た(?)アジア美人です

生鮮食品めめちゃ安い!
ネギ一束$0.39は40円ちょっとですから、サイズは小さいんですが、日本よりも全然安い。

D2Cで近年強調される「コミュニティー戦略」が垣間見えます。
UIを見る限り、この点非常に重要視しているように見受けられます。

私が住むエリアは週7日配達とのこと。ありがたい。

初回サインインで$10クーポンゲット。即利用可能。今回もちろん適用してみた。

今週末はしゃぶしゃぶにすると決め、材料(それだけではないですが)を$45ほどカートに入れると、配達日は明後日とのこと。なかなか早いです。

ドライバーへのチップは外数(追加)です。但し、ここで指定した額は全額ドライバーへ渡してくれます。

$1/2/3/otherと、$5からをデフォで要求してくるWholefoodsなどと違い、ユーザーに心理的に優しく、ドライバーに厳しいw

土曜日に鍋にするとして、土曜日に食材が着くのだと到着時間によっては夜飯の時間が凄く遅くなったりするので、中一日で金曜日に届けてもらえるのは大変ありがたい。

支払前にこれが出てきますが、流石に3人家族で$59は要らないかなw
ただ、中国人とかこの手のくじとかギャンブル的なものは好きそう。

注文確定後。
SNSにシェアするとリベートが貰えると。

ちょっと恥ずかしいけど、ビジネス研究の一環としてやってみるか・・・

FBでシェア完了。リベートが次の鍋物の足しにでもなれば。

リベートの仕組みとルール。

恥ずかしいが、、FBで確認したところ、ちゃんと連携されていた。

下記の通りDeliveryの時間のwindowが広いはちょっと困りもの。。


前日である木曜日にご丁寧にメールでリマインドしてくれ、「ドライアイスが袋入っているかもしれません。赤い文字が書いてあります。ケガしないように触らないでくださいね」とのこと。アジア的なやさしさを感じますね。好印象です!

当日:

キタ!

この手のサービスのnotificationは、テキストの方が親切。子どもがいたりすると、学校などのメールが今日日多すぎて、個人用メールは常時はチェック出来ないので。

最近、iPhone12にしました。スクリーンキャプチャがムダに長い。

Front porchに置いてくれる

上の巻き物みたいなやつは、カルピスウォーター500ml 1本が入っていた。少し謎な梱包。

丁寧に封入されているといえるでしょう。野菜を段ボールに直に入れるのは日本では多分やらないと思いますが、日本人は過剰包装過ぎるからね。

妻も言っていたのが「野菜の質が良くて、新鮮だね」ということ。

こっちの日本食スーパーは、野菜は悪くはないけど、アメリカの普通スーパーと比べて特段良くもない、という感じ。Safewayなんかは日本スーパーと同程度か、回転がいい分少しそれよりいいくらい。Wholefoodsがやっぱりハンドリングが丁寧なのか、少し品質としていいような気はしていますが、お値段はそれなりに高い。

Weee!のは品質は結構いいです!!

保冷材は結構少なめで、これが一つ入っているだけだった。

「ドライアイスが袋入っているかも(may)しれません。赤い文字が書いてあります。ケガしないように触らないでくださいね」とあったので少し拍子抜け。でも、まあいいでしょう。アメリカだし。

全体的に、①野菜がなかなか新鮮 ②価格が安い ③デリバリーがそこそこ早い ④梱包は簡素ながらも効率的で丁寧 ⑤品揃えもよし 
ということで文句ない内容でした。

バリュエーションが高いのもうなずけます。
またどんどん使いそうな気がします!

鍋。野菜たっぷりで美味しく出来ました。
Amazon, Education

妻が娘にクリスマスに買った本「Auggie and me – three wonder stories」(約300ページ)をメキシコ旅行の5日間で読み終えました。

My daughter finished reading a book my wife gave in Christmas titled “Auggie and me – three wonder stories” in 5 days during our trip to Mexico.

アメリカに来て半年強でここまで読めるようになるとは驚きでした。
(父は英語で本を読むのはなかなか大変だなと尻込みするところがあり… 反省です)

With the north of half a year since she came to the US, I delightedly surprised she could read this much. (Dad is a bit reluctant to read English book… I need to improve)

英単語をアプリを使ってよく勉強していることが効いているのかもしれません。

Studying English words with iPad app seems to be contributing to her reading ability.

Kindle本は携帯性や単語を調べたりするには便利ですが、いかんせんiPadは他のアプリやインターネットで注意力が大いに削がれるので、紙の本は集中力の観点から非常に良いということも改めて気付きました。

Kindle books are easy to carry and to look up words, however using iPad distracts her a lot with other apps and Internet, thus paper book is very helpful in terms of concentration, I thought.

この本の著者R. J. Palacioは編集・グラフィックデザインなどの仕事を20年以上して、小説家になり、「Wonder」で大ヒットを飛ばす訳ですが、個人的には今まで見たことが無いようなとてもシンプルで、短い ー要するに極めて読みやすいー 文章のスタイルで、うちの子どもでも読めるし、それがアメリカ人の若年層にも受けているというのが新鮮です。

The author of this book, R.J. Palacio, became a novelist after more than twenty years of editorial director, an art director, and a graphic designer and published a bestseller book “Wonder“. Her English is succinct, simple, i.e very easy to read so that even my daughter can read them and it is widely accepted by young people in the States. I thought this is an impressive phenomenon.

子どもの急激な進歩、そして20年のキャリアをピボットさせた著者 vs. なかなか人間として進化していかない40代の父親・IT一筋20年もアメリカでそれをピボットすることに苦闘している自分など重ねながら、今年一年の総括や来年の動き方などメキシコのホテルで色々頭を巡らせました。何か新しい本を読まなきゃ、かもしれませんね。

My daughter’s rapid progress, the author’s pivot of her career after 20 years of previous jobs vs. slow growth of dad in ’40s and my struggle in the pivot from 20 years IT related jobs… I had thought over those things, what I have done in 2019 and what I will do in 2020 in a hotel in Mexico. Maybe this is my time to read a new book.

Amazon, Technology

記念すべき第1回ブログポストです。テックブログにしようと思っていますが、あまり技術的な要素はありませんがw、一定のオチと侘び寂びがある話ではあります。
WordPressに慣れておらず、フォントとかレイアウトとかぐちゃぐちゃですw
Minimum Viable Product, MVP。


ルームメートがいなくなって、さみしさのあまり、Amazon.comでFire TV Cubeを買いました。(あいつからはイギリスで楽しんでいるというSMSが来ました。むむ。)
$120→$59.99なのでgood dealかと。

Amazonはアメリカでは注文すると、アパートの部屋の前まで届けてくれて、写真撮って送りつけてくれます。これは、少なくとも5年前にカリフォルニアに住んでいた時には無かったサービスです。

こんな感じです。
(またトライアスロンを再開すべく、プロテイン30gミルクを山ほど頼んでみた)

ただ、この「Amazon戸前配達」はアメリカでは結構盗まれるとのこと!
ということもあり、実験を兼ねて、Amazon Store in San Jose Downtownに配達・保管してもらうこととしました。
注文の翌日に到着連絡があり、喜び勇んで会社の帰り、20時過ぎにに行くことにしました。

それで、サンノゼのダウンタウンに到着しましたが、車がなかなか停められず、Amazonストアから結構離れたところに駐車するはめに。そこからは、e-scooterの「Bird」に乗ってストアまで移動することにしました。

こういう見てくれです。その他LimeとかJumpとかいくつかありますが、どれも見た目は同じ。

スタンドを跳ね上げて、3回地面を蹴ったら右手にあるスロットルを廻します。
ブレーキは左手。

これは場所によって違うのかもしれませんが、サンノゼでは自転車道を走れと。

ヘルメット付けろと。(実際に付けている人はいないけど…)

ローカルルール。
(やっちゃいけないことが書いてあるが、少々表現としてやらななきゃいけないことなのか、逆なのかわかりずらくはある。空気を読むこと。)

そして、Amazonストア到着。

どうしてこういうピックアップ専用のストアがあるかというと、やっぱりお国柄として(?)荷物は置いて帰るけど、そうすると盗まれちゃう、というのがあるんだと思います。
この点、構造はまったく違うものの、再配達が問題になっている日本でどうなるか注目が必要です。
宅配ロッカー的に、同じことをAmazonが本格的に展開し始めると、もう本当に(というかもうそうなんですが)Amazonが市場を独占しちゃうかなあと。どこに出すかによりますが。(日本もコンビニでは既にオムニなんとか的に展開していますが、イマイチ便利な気がしない)

言われるがままに表示されるロッカーに行き、スマホでこのバーコードを表示させ、読み込むと、

パカ。

出てきた。封筒がすごく薄い。
Fire TV Cubeめちゃくちゃ小さい!すごいテクノロジーだ!!
と思ったら、今回はHDMIケーブルが配達されただけだった!!!
Santa ClaraからSan Joseまで無駄足だった。。。。

ということでとぼとぼBirdで帰っていたところ、ラテン系の女性に着ていたベストが素敵だとほめられる。
どう見てもベストじゃないが・・・(最近ヒゲを生やしている)

仕事も遅かったので、腹が減ったが、サンノゼダウンタウンは20時には店が閉まるようで…
けど空いていたサンドイッチ・バー(?)で美味しいBLTサンドとNBAの試合が見れたので
良しとしましょう。

それで、Fire TV Cubeの本体はどうしたかというと、結構住んでいるSunnyvaleからSan Joseは距離があり、面倒くさいので、いつ取りに行くか逡巡中。。

そうするうちにアメリカは、Thanksgivingに突入。
見るものがないので、ゆっくり本を読んだり、勉強したり、瞑想をしたり、料理をしたりしてゆっくり過ごすことができました。

キャベツ、豚肉、豆腐、キムチ、さつま揚げの炒めもの

人生万事塞翁が馬、何が何を産むかはなかなか事前には分かりません。
精一杯やりながらも、焦らず、物事の動きを見ながら、Thanksgivingよろしく、物事に感謝してやっていきたいと思います。

Mosh

 

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