Media, NFT, Startup

NBA Top Shot = Dapper Labs社が運営

Dapper Labs, the start-up behind digital basketball trading card platform NBA Top Shot, is now valued at $7.6 billion following a $250 million funding round.

➔我々間接投資しています !(^^)!


  • Collectors have spent $330 million on Top Shot to date
  • There are all sorts of NFTs for sale, but one of the most successful sellers has been the National Basketball League. As Decrypt’s Daniel Roberts recently explained, the NBA’s success with NFTs can largely be credited to the NBA being the most social media savvy of the big sports leagues,

NBA in 2019/20 Season number

アカウント作成

好きなチームはウォリアーズ!

最初にスターターパック買ってみ、と。

タダでくれないのがちょっとケチい。

(但し、購入する手続きを一度踏ませるという意図があると思われる。後述の通り、クレジットカード以外だと結構めんどくさいプロセスが必要)

この決済部分は非常に重要。選択肢は多いに越したことがないし、

NFTなので当然cryptocurrencyでの支払は外せないのと、初心者向けのハードルを下げるためにはクレジットカードも必須と思われる。

  • クレジットカード
  • コインベース
  • 他の「ウォレット」からのcryptocurrency支払い(Bitcoin、Ethereumなど)

Ethereumを選択した場合。METAMASKのウォレットに接続しました。

いつもだけど、Ethereumはガスが高いよ!

$9のもの買うのに、マイニング手数料(=ガス)が$7ドルって!!

今回はやめて、クレジットカードで払うこととした。

キタ――(゚∀゚)――!!

UI/UXとして開封の儀が出来るのが秀逸。

さらに素晴らしいと思ったのは開封の儀と、自分のリアクション(PCのフロントカメラで撮影)を一緒に録画して保存出来ること。ちょっと操作が分かりにくくうまく録画出来なかったのと、それに伴いスクショも取り忘れたのは残念の極み・・・

カール=アンソニー・タウンズ@ミネソタ・ティンバーウルブズ!

やったー!!!!

ダンクのシーンの動画も付いていて最高!!!!

シーズンアベレージで一試合平均得点24.8点とはすごいよね、カール=アンソニー・タウンズは!!

と、知ったかしてみたけれど、カール=アンソニー・タウンズのことは知らなかったので、早速売ってみることとした。

このモーメントはいくらで今まで売れてきたのか?

おぉ、つい最近$1200で売れたのか!?シリアルナンバーが若いから??

その他にも$200, $164などの記録も。

ただし、最近は$2, $3(二束三文?)で売ってるのね…

世の中そうそう美味しい話はないということか

「プライシングヘルパー」でいくらの値付けをすると売れそうか見てみる。

$2が最安値、$3以上で売っている人もいるが、これはテストだし少しでもお金を回収したいし、泣く泣く$1で売り出すことに…ごめんよカール=アンソニー・タウンズ。

販売手数料で5%取るのは妥当と考えるが、これも売り買いの両方から取っていると、ちりつもでかなりの金額になるでしょう。

カール=アンソニー・タウンズに価値が無いって、言っている訳では無い。

これはNFTのオーナーシップの価値である。(この点本質的に結構重要です)

リスティングされました!

まぁ、$2か$3くらいでしか売れないんだから、買う人もなかなか現れないでしょう。

と思ったら、即売れるんかい!

Gメールにメール来ました。

売った後もこの動画・クリップは見れる➔不思議な感覚

$1で販売、5%の手数料を引かれて$0.95が残っています。やったね!!

(最低$10の残高が無いと引き出せないようですが)

#冗談抜きで、色々なNFTサービスの検証の為に$を使っていて、金が無いです。

と、このように、アカウント作成後、すぐにNFTの~$10くらいの売り買いが出来た訳ですが、最高で2百万ドル(2.3億円くらい)のモーメント(=レブロンジェームスのダンクシーン)なんかもあるなかで、金の絡むところ、詐欺、マネーロンダリングなどなどが当然ケネンされる訳です。

ここで、身元証明・IDチェックの仕組みが重要になります。(=日本でNFTの仕組みを大企業などが取り入れる際にも極めて重要になる)

Similar to other online payment services, you will be asked to verify your identity from time to time while using Dapper. This layer of security is used to comply with financial regulations, prevent fraud, and to protect the community.

There are a few instances in which an identity check may be requested:

  1. When your account hits a threshold of financial activity from purchases and sales
  2. When you submit your first request to withdraw from your Dapper Balance

We’ve put in strong anti-bot and anti-multi account measures that do sometimes flag real humans, especially if you use public WiFi or VPNs; if you re-use credit card, billing address, or identity information; or if you have high gifting activity — all of which correlate with bots.

https://blog.nbatopshot.com/posts/identity-verification-withdrawals

ここまでは当然

人相がいいかどうかはこの際別問題と整理しまして、、

アメリカですと免許証の裏表(裏にはバーコードがあり各種情報が記録されている)をアップロードするとそれを自動認識するサービスがあり、それを組み込んでいます。

さらに、顔写真もPCのフロントカメラで認識し、セキュリティを高めています。

折角なので、スターターパック以外の個別のモーメントNFTも買ってみましょう。

レブロンジェームスが好きでも、44歳になってこれは空気を読まなさすぎだろう。

私のウェビナーの講演料が730万円出るなら一番下のやつを買おうかな…

確かにすごいバックステップのロングディスタンスのシュートだが、730万円か…

Tesla Model Yのロングレンジを新車で買えちゃうよ…

それも59セットも売られているんですけど…

ただ、こうやって経年的に値上がりしてきた訳ですね
=転売目的での購入は全然OKな世界観
➔これがNBA Top Shotの大きなユーザーの目的

=気軽な投資商品

ここで一度FAANG株価を見てみましょう

Amazon

➔上値が重い

Facebook

➔下落傾向

Google

➔頭打ち

Netflix

➔上値が重い~下落傾向

Apple

➔好調

➡今までのように「テック株買っておけば、そのうち家も買えて、上手くいけばFIRE!?」
 みたいな展望は持ちにくい

CPI。

インフレで放っておけば、個人資産は相対的に減るばかり!

閑話休題。

ステファンカリーのモーメントNFTで気軽に買える(=妻に見つかっても怒られないレベル)のモノを買ってみましょう。

ドル建て

Ethereum建て

➔なぜEthereum価格の方が安い?(2021/12/24時点で 0.001ETH=$3.979)

リストしている人達から買える。1912件も出展されているのか。

最安値の出品を選択していますよ、と丁寧に教えてくれる

Dapper 残高で買ってみよう

(Dapper Labs社が運営しています)

残高を補充して

おっと、手数料が$1.2取られるみたいで…

(ビジネス上、この手の手数料は積もり積もって大きな収入になる)

最大15分くらいかかるのか・・

自社で開発したブロックチェーン、Flowは速いって言ってたのに・・

ただ、すぐコレクションの中に入っていました!

繰り返しですが、このモーメントNFTを所有していないと、このカリーの3ptシーンが見れないということでもない。

ここがNFTの所有と、動画・写真・デジタルアーツの閲覧との関係を表す、象徴的な部分かと。

https://nbatopshot.com/moment/moshsuzuki+0a52d977-7d99-4016-84cd-7f6184f80091?

で、上記で$17で買ったモーメントが$20で売れて、+$3(手数料除く)。

なんか、こうやって続けていけばどんどん儲かるのでは!?

それで、その儲けた金でまたカリーのNFT買ったら、コレクタースコアポイントが上がったと。こりゃ、なんかハマりそうだ!(⇐これはこの手のサービスで最も重要なポイント

その他、仕組み調査

欲しいものを買わせるのに「コレクタースコア」を貯めなくちゃいけないとか

チームのNFTをもう2つ買ったら追加ポイントもらえるとか

レアなNFT(モーメントと呼んでいますね)を買ったら追加ポイントを貰えるとか

なかなか商売上手ですねw

買ったモーメントNFTで「出来ないこと」っていうのは何なのか?
(=出来ることの裏返し)

Yes, lots of things. (lol)  Even though the NBA’s terms say “You own the NFT” that’s not exactly true.

  • You don’t own the underlying copyright of the highlight; the NBA does. 
  • That means you can’t use the images to create merchandise. You can’t “commercialize any elements” of the NFT
  • You also can’t modify the image without the NBA’s permission. And you can’t use the image alongside anything the NBA considers offensive or hateful

もちろん、アメリカは契約社会なので詳細な契約を読みましょう。(英語では「細かい印刷」と言います)

If you truly owned your Top Shot NFT the way you own a piece of personal property, the NBA wouldn’t be able to prevent you from doing any of this.

But what you have instead of property is a license to do a small handful of things—not quite the same as owning something outright.

とはいえ、上記の「細かい印刷」を無視して禁止事項をやってみたら?

The league’s lawyers have that covered too.

The fine print explains that a violation will lead NBA Top Shot to “immediately suspend or terminate your user account and/or delete your Moments’ images and descriptions from the App.” So they won’t quite take it away from you, but they can render it nearly useless.

Business Idea, Media, NFT, Silicon Valley

日本に来月帰任される方のお子さんが先週末San FranciscoのChace CenterでWarriors vs. Lakersの試合(最後にWarriorsが2点差で逃げ切りました。LeBron James、Anthony Davis、Russell Westbrookを擁するチームに勝つって本当にスゴイことです)を見て、帰国前にもう一回行きたい!と言っていて鈴木さんご一緒にどうですか?とお誘いいただき、ぜひぜひということで行ったものです。

Chase Centerの入口で渡されたのが下にあるパンフレットで、巻末に何やら無料NFTゲットと書いてある。これは頂かねば。

試合中のタイムアウト時にも電光掲示板に、その無料NFTの案内が表示される。

ここで一つ特筆すべきは仮想通貨証券所のFTXです。

会社価値が$32B(=3.7兆円)にもなっており、世界のスタートアップの中でも11番目の大きさだとか。それだけの価値があれば、広告もバンバン出せますね。

あるあるですが、結構入力する情報は住所に限らず多い… スタジアムで全部完結させるほど気の長いアメリカ人は多くないものと思料・・・ 家に帰ってやる人はいるかも。

そしてゲットしました!

さっそく売りに出してみようと思いましたが、システムエラーが出て出来なかったので、後日トライ。

価格は自由に設定できるので、とりあえず$10としておきました。

売れた時の手数料は、$0.2とのこと、2%になりますが、リストする時点で手数料を取られる(またガス代もかかる)OpenSeaとは違いますね。


所感。

  • シリコンバレーという場所柄か、NFTのプレゼントが普通に行われていることに驚いた。
  • 市場調査では昨年中ごろには購入したことがある人は2%で、まだそこまでの市民権を得ているとは言えないものの、今後どこまで勢いを得ていけるか。
  • 先日のSuper Bowlの試合の間のCMではかなり仮想通貨関連のCMが多く、仮想通貨についてははかなり取引量も増加している。
  • FTXのような仮想通貨取引所の躍進も上記が背景となっている。
  • 昨年11月頃の最高値から、株価が急落していること、インフレ率が高騰していることとがアメリカ人を投機に走らせている動機になっていると思料。
  • NFTへの投資の本来的な意義と、NFTの本来的な使い方についての議論がこの半年の間で進み、NFTの価格についても調整局面が来るものと予想している。
  • 本日もらったNFTは販売出来れば御の字だが、今日の日にスタジアムに来て本物のWarriorsを観戦した、という思い出にはなるが、思い出なら下記のような写真の方が分かりやすいよね、という話は大いにある。
  • 試合自体は、4Qの残り5.9秒でステファン・カリーが3点ポイントを決め、逆転かつ2点差を付けることに成功したが、最後0.0秒でナゲッツに大逆転3ポイントを決められ、1点差で敗北した…
Media, NFT, Silicon Valley, Technology

NFTの蒐集品については、アートがベースになっているものが少なくないので、それを会場で展示します、というビジネスは有料にせよ無料にせよ、さもありなんという感じですが、有料にしてやるとなるとかなりハードルは上がりますので、実行に移した人は偉い!

ということで、申し込んで見に行ってきました。

https://feverup.com/m/108251?utm_source=secretsanfrancisco&utm_medium=post&utm_campaign=108251_sfo&utm_content=verse-nft-exhibit-open-gates

価格は、スマホでARを見るだけなら$20、Microsoft Hololenz2の装着と記念NFTまでついたものだと最高で$85という値付けです。(タイミングによってかなり上下する)

折角なので、全部込みのものにしてみました。

会場はSanfrancisco Mintで、硬貨鋳造に使われた歴史建造物なんですね。もちろんNFTの「ミンティング」に引っかけている訳で、洒落ています。

入口でARアプリのダウンロードなどがあり、結構大変です。

各部屋でARとホログラムが見れます。

さすが鋳造所、レンガ造りで雰囲気がある。

上記の写真の左側にあるようなQRコードを読み込むと、空間にARが出てきます。

ARの横にある「OpenSeaで購入」リンクをクリックすると、実際にNFTとして購入できます。3.5ETH 130万円くらい。高い!

まだ購入やオファーはされていないようです。

ここまでは「NFT購入可のアートAR展」といったところ。

個人的には、ふむふむ、というくらいな感じですね。

ただ、3Dアーティストにこのような販売の道があることはいいことです。

次に、Microsoft Hololenz2を使ったホログラム・ホログラフィーを見ます。

こちらは「おぉ!」というくらいの感じでしたが(撮影が出来ず残念です)、ちょっとHololenzの視野角が狭い、具体的には眼鏡のガラスの外側が見えてしまうので、没入感はあまりないと感じました。

また、NFTとしての金額は見れますが、購入はホログラムの中からは出来ない。

以上となります。

チケットに一緒に付いてきたNFTは「後日」メールで送るとのことで、UX的には肩透かしな感がありましたが、各地でおそらくこのVerseを展開することを考えると、販売できるような価値は付かないでしょうから、日本でいうと「ケーブルカーなどに乗る際に購入するチケットの上半分の風光明媚な写真」(取っておく人は取っておくし、大半の人はすぐ捨てちゃう)くらいの価値しかないかなとは思います。

ビジネスとしては冒頭に書いた通り$20~85を取りますが、アプリのダウンロードに時間がかかる(=オンボーディングに時間ががかる)、Hololensの台数に限りがある(見た限り15台くらいで廻していそうでした)ということから、そんなに人数はさばけないイメージなのと、当日は日中昼間だったので利用客は10人ちょっとくらいに見えました。これでこのサンフランシスコの真ん中の建物の利用料・賃料と人件費をカバーしてペイできるかは微妙なところか。

なので、NFT販売からの収益をどう上手に組み込めるか、というところですが、あまり「これを買いたい!」とは思わなかったかな。ARで見れるのは「お!」とはなったけど、結局OpenSeaでは2Dだったりもしますので。

となると、専用の展示場ではなく、レストランなどで簡便にこの手のAR・ホログラムアートとNFT販売を組み合わせることが出来るか?ということになるか。ちょっと導線が複雑になりすぎて合わないような気もします。

とはいえ、このように思考回路を巡らしていき、何か新しい価値が提供できないか、何か新しいビジネスがアメリカ、日本、その他海外で展開できないかと体験し続けながら、考え続けることが大切だと思います。

Business Idea, IoT, Media, NFT, Startup, Technology

2022 CESでSamsungがTVでのNFT販売を発表、それにLGが追従したりして、「ここで真似するか~」というような所感と、「とはいえ、TVメーカーからしたら、社内で『NFTでなんかビジネスできないのか!?』となっているだろうから、やっぱりこの分野になるよなー」というような思いが頭をよぎります。

ただ、仕事柄、大手メーカーがやっていることを眺めているだけではダメで、「スタートアップで特定TVメーカーや型番に依存しないソリューションを出しているところはないのか?!」というのが観点になります。

いいのを見つけた。

NFT500

ぱっと見、これを使うと、

  • ユーザーは上記のSamsung、LGと同じことが特定TVに依存しないで出来そう
  • Apple App Storeからダウンロード、ということは、スマホアプリであり、TVにキャストするという形式っぽい
  • アーティストは自分のアートをNFT500にNFT化してもらって、収益化が出来そうだ

長年やっていると、プロダクトについての予想が大体当たるようになりますが、ただしVCとして期待するのは「予想を上回るディスラプティブネス」であります。早速使ってみた。

やはり、アプリからTVにキャストすると。

始めるのにお金もいらないし仮想通貨も要らないと。本当か。

Just the Beggining… の部分に結構大切なvalue propが書いてある気がするけど、、大丈夫か。

そりゃそうだ

スマートコントラクトの内容は見れなかった…

では、早速NFTアートを見て、蒐集していくことにする。

500個が在庫上限のようです。415個残っているのか。

ポチ。Reservedの上の数字は何なんだ。500は明らかにサービス名から来ている。

ポチ。Reservedの上の数字はコレクションされた数のようだ。

Available数+Reserved数=500

右上のアイコンをクリックすると、今までに何個蒐集しているのかが分かる。

蒐集上限数は15のようです。

もっと蒐集。

結局、EthereumなどでNFTを購入する導線はまだなかった。

アプリの紹介文の部分のJust the Beggining… の部分に in-app NFT ownership は今後対応と書いてあったので、これからなんでしょう。(そうなると現時点ではNFTでも無いような気もするが…)

次に、TVにキャストしてみる。

大体ここで、バグがあったりしてつながらなかったりするのが世の常なので、大丈夫なのか。

右上のテレビのようなアイコンをクリックするといつも通りのキャスト先オプションが出てくる。

表示されました!

動画も表示されることを確認済み。

アプリ内では、次のNFTに送るというのも簡単に出来るし、自動で何秒・何分で次に進むのかも簡単に設定できる。


ということで、Just the Beginning… の部分に書いてあった通り、将来対応の部分はまだ出来ていないし本当に「MVP」(Minimum Viable Product) の様相だが、これでリリースするのがアメリカスタートアップの強みかなとも思います。(これで★4.7評価というのは高すぎる気もするけれど)

最後に、HPにあるロードマップの内容です。

今は、01の Growing the collectionの段階ですね。

02でAndroid対応→03でさらなるアーティストとの提携からの特別アート・NFTを追加しつつ→04でアプリ内でのNFTの購入 というロードマップになっています。


所感:

  • 本当に「MVP」(Minimum Viable Product) の様相だが、これでリリースするのがアメリカスタートアップの強みかなとも思います。(これで★4.7評価というのは高すぎる気もするけれど)
  • 日本人、日本企業もこのような考え方でどんどん新プロダクトをリリースしていってもいいと思う。反発もあろうが、海外企業・海外から来るプロダクトが製品をアジャイルに改善しながら顧客をつけていき、マーケティングも漸次増強していく、に勝ちにくいでしょう。
  • このプロダクトのコア・バリューとして、TVでのアート壁紙なのか、NFTの購入可能性なのか、ここが大きな分水嶺と思う。
    TVで4Kで見れるから買いたい!というユースケースは分かるが、無料でも蒐集してキャスト出来てしまうので、買う意味がどこにあるのか、というのは今後表示時間の制限などを設けて対応していくことになるのだと思われる。
  • TVによる消費電力を考慮し、壁紙にアートを常時表示する人がどのくらいいるのかもポイント。TVの消費電力の少なさを説明するようなプロセスが必要かもしれない。
  • ちょくちょくTV壁紙アプリを起動する人、というのはなかなか考えにくく、「常にこれを起動しておいてくれる人」をどうやって探し当てるかがマーケティングの重要ポイント。
  • もし、NFT購入の方に重きを置くなら、アートについて数量制限をして希少感を強く出していくのか、TVで本当に映えるアートについて有料でないと常時表示できないようにするのかなどの施策が必要になる。
  • とはいえ、その場合にNFTである必要はあるのかというのも大きな論点。
    普通の人はスマホにMETAMASKインストールして、ガス代払ってEthereumを買っておいたりはなかなかしないので、普通にApplePayやクレジットカードで決済できるようにする、仮想通貨を持っている人にはその決済も可能にするなど、決済方法についての明確な整理が必要。
  • 個人的な考えてとしては①基本的には壁紙アプリ ②本当に希少なアート(たとえば武田早雲の書道など)だけはNFT化→購入者の転売からの売却益確保欲をくすぐる というのが現実的な線かと思われる。
  • そうなるとNFTはごく一部だよねという整理になる。
  • だから、根本的に考えを変えて ①番組や登場人物(たとえば川口春奈だとしましょう)の魅力的な壁紙を用意する(安っぽい番宣用のポスターみたいのじゃなくて) ②番組に誘導する みたいなケーブルテレビ事業者ならではのアプリにしたらいいのでは。
  • その先にNFT販売から発生する収益の可能性があるか、ないか?というような思考回路の順番が正しいのでは。
  • 個人的には、画面いっぱいに川口春奈が微笑み続けてくれる壁紙があれば、すぐ買う。NFTとして仮想通貨で買ってもかまわないし、クレジットカードで支払っても構わない。別に転売して儲けたいとも思わないけど、その壁紙の構図に飽きたら、その後売れるかもね、というのは面白味はある。
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Facebook広告からのクーポン、使ってみた

日本で、クーポン付きのFacebook広告(飲食店など)見ますかね?

アメリカでは、最近少しだけ見かけました。これはまた地域とか、今までの閲覧記録だとか、飲食関係の外部アプリとの情報の受け渡し履歴(これを結構やってるので注意!イヤなら設定で変えましょう)とか要は使われてる個人情報の内容と状況によるでしょうが、最近何かカキ🦪のページでも見ちゃったのかな、この広告が出てきた。

う、美味そう…

美味そうというのもありましたが、マーケティング手法として興味があったので、まんまとFacebook にさらなる個人情報を渡しながらの「死地」に乗り込んでみました…

意味としては、「クーポンをゲットする」ということになります
$50は最低頼むこと、14日で切れること、なるほどね…
使う時は店で使うんだぞ、との警告

で、店で「使う」ボタンを押下すると、じゃあお勘定いくらだったよ?との質問が出る。

ここは手入力で、伝票とのチェックはシステム上ないものの、この店は店員さんがチェックします(そもそも伝票上で割引しないといけないというのもあり)

$82を入力。1人1杯お酒かドリンクを飲んで、料理を頼んでこの値段はシリコンバレーではそんなに高くない。カキ12個が一皿分の食事になったということもあり
Kumiai という名前のカキ。昔マンションの管理組合をやっていたつらい時期を思い出した。私の大好きなTomales Bay産なので産地としての満足度高し。

全体的にはなかなかよく出来た仕組みだと思いました。もうちょっと簡素だったらとは思うけど、現実問題として、各種ステップは外せなかったのかなあとも思う。

ただ、こういう事項について、あっというディスラプティブなソリューションが出てくるのがシリコンバレー ですね。MarTechとして今後にも期待します。

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海外のカンファレンスを自動トランスクリプトする方法(ハック!)

現在、CES2021が開催されていますね。
今年もVerizonが初っ端出てきて持っていき方が上手いなと思いました。去年は概念的な5Gの通貨の話、今年はUSPSでのドローンだとかNFLのスタジアムとかコーチングだとかの具体ユースケースの話。経年的にストーリー組んでいるのが素晴らしい!

ただ、アメリカはオンラインカンファレンスに溢れている、と言っても過言ではありません。
日本企業では海外動向を知るために駐在員にレポートをリクエストしているところも多数あると思います。

それは大変重要ながら、効率的にやりたいというのは各社の思いだと思いますので、テクノロジーを使ったハック方法を下記しましょう。

0.Tactiq(https://app.tactiq.io/)というChromeエクステンションをインストールする(30セッションは無料で使える、以降は有料)
 
1.PCなどでGoogle Meetを立ち上げる

2.スマホなどでカンファレンスを流す

3.Google Meetで自分だけで会議をインスタント(即時)で開始して、カンファレンスを聞かせる

4.Google Meetのクローズキャプションをオンにする

5.Tactiqがそれを記録してくれる

6.もちろん何かのソフトで録画するのもありでしょう。(Google Meetは有料版しか録音できないことに注意)

物理的なシステム構成はこんな感じ

トランスクリプトの結果は以下の通り:

It’s also connected to TV. There’s been connected television advertising spend and continue to growing over the next several years after this. There’s a compounded annual growth rate. of Robertson, which is pretty exceptional What’s even it more interesting about CTV is like all digital media it started off. really being focused on a younger generation, right the fast movers the those folks that Move into media quickly tend to be younger more tech savvy but because CTV is so much like something that every age group has grown up with television.

ざっと見る限り、聞き取りの精度たるや、信じられないレベルです。流石Google。

これで、メモのまとめを作るAIもあるでしょう。
そうすると係るような海外モノのカンファレンスのまとめ、というような仕事はなくなっていきますね。人間はより高度な仕事へ。

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『ボブが遺してくれた最高のギフト』ムービーとアメリカのAVOD市場
一匹の猫がホームレス男性の人生を大きく変えた。拾われてから、その一生を終えるまで

ホームレスの青年の人生を変えた、一匹の猫・ボブ。迷い猫から映画化される有名猫に。『ボブが遺してくれた最高のギフト』が出版されました。

https://www.buzzfeed.com/jp/sumirekotomita/bob-story-bigissue

という記事を見まして、Comcast Xfinityの音声検索で原題で探してみました。僕の英語でも正確に認識してくれる。

ただし、これはTubiコンテンツだったようで、Xfinity内でTubiアプリが立ち上がります。ビデオアプリ連携がメタデータのレベルで相当なされている。開発チームに敬礼。

このように最初、途中途中で広告を見なくちゃいけません。
ただ、他のTVODみたいに1本$3.99とか払うよりはいいかな。
人によるだろうけど、その間仕事のメール見てたり、ニュース読んでたりすればいいんだから。

最近、アメリカはTubiのようなAVOD全盛です。その証拠にTubiはFOXに$440で買収されましたね。
29,000本のコンテンツがあり、広告を見る代わりに無料で、Netflixの5倍の量のコンテンツがあります。

また、下記のようにNetflixにケンカ売っているのも微笑ましいですね。Freesomeというキーワードがいまいち分かりにくいですが。

また、アメリカでは各社のAVODに出されているコンテンツが22000本も既にあるとのこと! それじゃ、各社広告取ってきて、AVOD事業をやりたくなるだろうな、とは思います。もうかなりcrowdedですが。

さて、本題に戻りまして、そのBOBなる猫の本物はこちらのとおりです。

冒頭の写真は、肩に乗っけようと思ったら、大きすぎて腰に乗っけるしかなくなってしまい、しばらく休憩しているうちの猫の図です。重い。

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昨日2回泣いて、瞳がキレイになったと感じていたら、郷ひろみの2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパンが聞きたくなりました。

ただ、聞いていて、アメリカ在住の統計士、テクノロジーへのベンチャーキャピタリストとして矛盾を感じざるを得ませんでした。

1.当該曲の販売年1984年には人口は121,189,266人だったので、日本における瞳の数は242,378,532個で、2憶4千万ちょうどでは無かった。

2.見つめ合った上で、レーザービームが出たら危険極まりない。受信側の失明の虞が高い。拡散しない光線は物理上超高温になるのです。

3.自分でexoticと言う人はアメリカでは聞いたことがない。


ただ、今でも体形とダンスの切れが変わらない郷ひろみは本当にすごいですね。

ネタかもしれませんが、18時までには夕食を終えて、太らないようにし、その後腹が減ってきたら、裸で鏡の前に立って「お前は誰だ? 郷ひろみだろう?? お前は出来る! お前には出来る!!」と空腹に暗示をかけるそうです。

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各種SNS/Webサービスのプライバシー設定を見直したらガクブル【Facebook編】

The Social Dilemma をNetflixで見てから、これはマズいと思い、各種SNS/Webサービスのプライバシー設定を見直したら:(;゙゚’ω゚’): ものでした。

メディア・エンタメ関係の投資業をやっていますので、最新の仕組みを勉強したいし、自分に全く関係のない広告より関連するものの方がいいっしょ、と深く考えてこなかったというのがありましたが、自分の思考回路までコントロールされるのは嫌だなと感じた次第。

あまりにもSNS/Webサービスにやばい設定が多かったので、手抜きで説明抜き&スクショ(それも設定変更前だけ、とか)だけですが、ざっと流れが確認出来ますので、ぜひご参考にしてください。

このブログ見てる人は大人が圧倒的に多いでしょう。大人は多少耐性があるのでいいとして(Qアノンとか、熱狂的トランプ支持者の振る舞いとか見ているとそれも怪しいと思ったりもしますが…)自分の子どもにはマストで教える必要のある事項です。

まだまだここら辺は詳しく学校で教育されるには至らないと思いますが、親が率先して学んで、実践して、教えなければダメですよ!

ただ、GAFAも商売なので、ユーザーから何か「対価」が無いとサービス提供していけない、という論理は商売人として分かります。

だけど、程度問題だよねと。Google Mapは相当ヤバく、私が過去10年くらい(ざっと見た限り)訪ねた場所と時間を極々正確に全部データとして持ってた!! 
たとえば、(あくまでたとえです)東海岸出張中にNYではピアノバーでほとんど時間を過ごしているとバレたら雇用関係にヒビが入るし、浦安に住んでいるのに、深夜に錦糸町に何度もいた、とかバレたら夫婦関係は崩壊するし、そんなパターンが分かればGoogleは私が「ポール(マッカートニー)」を検索した時に「今晩はサンフランシスコのポールダンスはいかがですか?」とバナー表示して、娘から絶縁されかねないし、何をGoogleは考えているんだ(怒)

冗談はさておき、GAFAはデカくなりすぎて、社会からのプライバシー保護意識の高まりを受けて、また、当局からのヨーロッパGDPR、カリフォルニアCPRA、CCPAなどの施行により、それらに対応する個人情報・PI保護/削除の設定と機能を入れ込まなくちゃいけなくなったので、利用者は少しだけでいいので勉強して、スマートになって、上手く使ったらいいのです。設定によっては、過去データ全部消したり、個人情報ほとんど使わせないということも可能です!

ここが入口。
これも常時オンはヤバめと考える。
とりあえず、ここまで来た。次。
基本的に、「知り合った人」しかFriendにしません。あと、会社の人も、特に親しくなければFriendにしません。
 
メールと電話番号の流出はヤバいというかめんどくさいという感あり。
これもヤメレ!
ここまでで、結構背中の汗がウォーターフォールのようになっています
これはよし
過去の投稿は「口は災いの元」とならないように、PublicとしていたものもFriendsに制限した
これは個人的に結構ヤバいと思うやつ!
かなり制限する形で変更した!!
ギャー!!
1271アプリ!?!?!
全部消してくれ!!!!
これもオフでいいです。
自分だけで結構です。

これは仕事のために残しておきます。
これも一応仕事の為に残しておきます。
仕事の為に残しておきますが、整理しました。
仕事の為に残しておきますが、整理しました。
これも、場所の履歴残すのは良くないと思われます。
やはり全部位置情報持っている‥‥
Safeway(親会社がAlbertsons)の登録情報と、Facebookの登録情報(メアド)をマッチングされているんですね・・・
ここら辺もオフで。
とにかく、場所情報は少々気持ち悪いので整理してよかった。
これも整理しました。
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