crypto, NFT, Technology, web3

たまに「コールド」「ホット」ウォレット、という単語をクリプト(とNFT)の文脈で聞くことがあるかもしれません。

これは仮想通貨ウォレットのアプリやブラウザープラグイン経由でインターネット上でクリプトを管理するにあたり、別に鍵などを保存しておくデバイスとその仕組みのことを指します。

今回は「コールドウォレット」について実際にセットアップして使ってみましたのでそのレポートです。

前提として、今、Web3・NFT・クリプト・メタバースがメディア・エンタメ業界でバズワードになっていますが、そもそもそれらの親概念であるWeb3って何がどうなるんだっけ?と考えた時に、私の整理は以下の通りです。

  • ログインが簡素化 →ブラウザーの仮想通貨ウォレットを多くの人が使うようになる
  • 支払いが簡素化 →一方でウォレットのセットアップは簡単じゃない
  • データが壊れない →今データ消滅事故とかほとんど聞かないですが
  • 匿名化が出来る →これは良し悪し。またdoxxingも結構ある
  • コミュニティーを作りやすい =Discord。但しDiscord自体はめっちゃweb2.0
  • NFTと絡ませやすい =マネタイズがしやすい

ただし結局はサービス提供者側から見た時には、広告収入か課金収入によるマネタイズが重要で、後者は支払いが伴い、それがクリプトになる、ということですからその「お財布」については極めて重要。

間違いなく今後、ハッキング事例も増えてくると思いますし、それこそ社会問題になるレベルになるかもしれません。

今はパソコンにウィルスソフトを入れるのが常識になっているように(Macは別)、コールドウォレットを使うのが普通になってくるかもしれません!?

という前提が正しかったとして、次のハードルは「その使い勝手がいいか?」という点になる。その点はいつもの通り「使ってみないと分からない」のでやってみた。


San Joseのweb3ネットワークイベントに行ったら、lotteryがあり、80人の中から一等賞としてコールドウォレットが当たった!

Arculus by CompoSecure

https://www.getarculus.com/

CompoSecure 自体はNASDAQに上場しており、Market capは$100Mちょっと。(かなり小さ目ではある)

非常に凝った梱包であり、感心した。

本体は下部のメタルカードであり、この中にNFCチップが入っており、鍵の役割を果たす。

大胆かつ冷静(コールド)であれ、と。

スマホにアプリを入れて→カードキーでNFCで認証して→アカウントセットアップ→ウォレットセットアップ の流れ。

シークレットコードを書き留めるための紙も同梱されている。

結局、外付けハードウェア(NFCカード)=コールド(対して、電源やネットワークで常時接続されているタイプを「ホット」といいます。これはもう数十年ITの分野ではこういう呼び方)なのでセキュアだ、というのは理解しやすいですが、全体的なセキュリティの仕組みは何なのか?

=3 factor authentification

2 factor authentification (2FA)というのはアメリカではSNSサービスが普及していることもありデフォルトになってきていますが、今回は、

  • パスワード(6桁数字)
  • シークレットリカバリーフレーズ(クリプトウォレットで一般的)
  • NFCカード

ということになります。

上記した仕組みにおいて、メタルカードのNFCスキャンが必須なので、スマホにアプリをDLします。

で、カードとペアリング。

次に6桁数字パスワードを設定。

次にシークレットリカバリーフレーズ。

スクショ撮ったんだけど、中身が自動で非表示になったのには感心した。

その確認。

上記と同じく、スクショ撮ったんだけど、中身が自動で非表示になったのには感心した。

でセットアップほぼ完了。

中に入って、どのトークン、クリプトを管理したいか選択します。

試しにMETAMASKから0.001ETHを送ってみたらすぐ反映された。

で、これらの残高を引き出したり確認したりする際に、アプリを立ち上げると、最初に「カードキーをタップしてくださいね」と表示される。


ということで、上記した「使い勝手」の部分については、カードキーのタップだけなので、接続がイチイチ面倒くさいUSBデバイスなんかと比べて全然良かった。

ちょっとHPに書いてある「アプリにログインするのにFaceIDなどのバイオメトリック認証が必要で、それもセキュリティを高めている」の部分がアプリの利用導線上どこに出てくるのか分からなかったですが・・・(上記の通りアプリ利用時にはカードキーでの始動となっているので)

それにしても、私の仮説としては、「web3になって便利に使えるようになったね」というサービスやアプリがいくつか今後出てくる中で→クリプトウォレットが普及し→その中に入れるクリプト残高が結構な額になっていって→それを狙ったハッキング事象が出てきて→ニュースになって→Web2.0で2FAをデファクトにしてきたように、Web3でも何か追加セキュリティを入れなきゃ駄目じゃね?(特にコーポレートユーザーなど)となってこういうサービス/デバイスが普及すると思います。

Arculusにはぜひとも頑張って欲しいです!

NFT, Silicon Valley, Technology

NFTを自分で作ってみて学んだこと – 44歳非エンジニアの手習い

先日、ウクライナ支援用で、日本の招き猫をテーマにしたジェネラティブアートNFTをOpenSeaでリリースしました。

[Donation] Welcoming Cats Save Ukraine Stop the War and Putin!!

https://opensea.io/collection/welcoming-cats-save-ukraine/

仕事はテック系VCですが、非エンジニアかつ文系なので体調がおかしくなるほど大変でしたが、、仕事のかたわら1ヶ月で作ることが出来ました。

技術的に内容が完全に正しいかどうか微妙なところはあると思いますが、これからジェネラティブアートNFTを作りたい方などのために学んだことを下記します。プロセスの最初から終わりに向けて並べています。最後に所見なども。


イラスト

若い時にIllustratorとPhotoshopをかなり触っていましたが、また学習し直す時間がないのと、そもそもかわいいイラストが書けないので、気に入った招き猫のイラストのHPを探し、直接交渉しました。
このイラストレーターさんが非常にいい方だったのが、まずラッキーでした。

支払い=PayPal

私は今アメリカに住んでいますので、日本にいるイラストレーターさんへの支払いは、頭痛の種の予感がしていました。(一つには、海外在住社に対しての邦銀のネットバンキングが非常にクソいというのがあります) 但し、今回PayPalでいいですよと言ってくれて非常に助かった!
細かい話ですが、普段使っているアメリカのPayPalアカウントだと毎回為替手数料が結構ボラれるので、面倒でも日本のPayPalアカウントから払うことを覚えました。とにかくアカウント名ベースでものの1分で支払いが出来ますので、フィンテックの雄、本当に助かりました。

ジェネラティブイラスト

もともとは100個くらいのイラストを書いてもらおうと思っていたのですが、ジェネラティブの方が全然いいじゃんか、というのは後から気付いたのは計画性のなさ・アホの極みだと思い、しばらく落ち込みました。。
そこから追加費用を払い、当初の10イラストを部品化し(=追加費用)、さらに10イラスト分を追加し、計算上10億個くらいのジェネラティブアートが作れるように準備をしました。
ただ、イラストレーターさんとちょっとしたミスコミュニケーションや誤解があり、アクセサリと手が重なってしまう、などの事態が何回か起こったのでその都度協議して、追加費用も払ったりしながら修正していきました。
個人的にここら辺は過去の仕事で感情的になってこじらせることが何回もあって、ただもうかなりの中年になってきたので、建設的な会話が出来たのはとてもよかったですし、そもそもイラストレーターさんが非常にいい人だったというのもありました。

ジェネラティブイラスト生成

このGithubからソースコードを入手して、YouTubeビデオを見ながらVS Codeで必要な修正をして、バッチを回します。何回か上手く行かなくてまた精神的に落ちたりしたのですが、上手くいったときはそれはうれしかったですね〜
非エンジニアによる、ソースコード作業の最大の弱点は、「エラーメッセージが出ると心の底から怖くなる」ということかなと個人的に思っています。震える… まあ、今回何回もエラーが出たのでいい加減慣れてはきましたが、やはり「それが何を意味しているのか」を読み解けない、チュートリアル以外のことは出来ない、というところからこの恐怖感が来ています。

ソースコードの生成(メタデータ生成、IPFSへのデータアップロード、ミンティング)

これも上記の通りGithubからソースコードを入手して、上記のYouTubeビデオを見ながらやったのですが、ここで大きな大きな落とし穴があり、私を軽いうつ病へと陥れた罠が!
ビデオの中では「このビデオの通りに作業すべく、このビデオで指定したバージョンのコードを使ってね♪」とあるのですが、結局結構な数のバグがあったり関連するモジュールの変更があったりして、最新のソースコードを使ってやるべきだったのです。そうするとビデオの内容と差が出てきて、何とかやりきるしかないですがクリティカルなバグを包含したバージョンでは前に進まないので、やはり最新のバージョンを最初から使うべきでした。

その意味において、最近新しいチュートリアルビデオ Version2がリリースされたので、こちらを絶対に見るようにした方がいいでしょう。

とはいえ、NFTのメタデータとはどんなものか?そしてそれがOpenSeaなどでどう反映されてどのように見えるのか?というのが分かったのは大きな収穫でした。なるほどね〜〜と。

また、web3ではなくてはならない「IPFSについても、メタデータと自分の子どものような作れた画像をアップロードすることでURL形式だとかそもそもの仕組みだとかもよく分かりました。

さらに、そういう作業を通じて、NFTにおける「オン・チェーン」「オフ・チェーン」って何なのか??と調べた時に、書いてある説明文が自分の中で咀嚼できるかどうかというのは、こういう作業なりを通じてベースの部分が心底理解できるかによる、と思っています。ぐらぐらな土台にグチャッとしたものを乗っけて、さらにその上に・・・とやっていくと何が何だか分からなくなってしまいますが、土台(=この場合データレイヤー)をしっかり理解できたことで、まだ何とかその上位の概念が理解しやすいというのが、テクノロジー全般に言えることですがとっても大切なことかなぁと44歳のおっさんになってもいつも思うことです。

Rinkeby Test ネットワーク

何か、Rinkeby TestネットワークってTwitter経由申請とかってめんどくさくない?そもそもそれ使うことで更に面倒が増えるだけじゃない??とかって思ってたけど、そんなことは全然なかったw
単に思い込み、ということがどれだけ多いことか!

スマートコントラクトにおけるAPIサービス

これはまだ十分に理解できているわけではないんですが、、自分で一からスマートコントラクトを作って、ウォレットアドレス、トランザクションハッシュ、IPFSのURIなどを全部紐つけながらまとめていくのは自分には超難しい〜不可能なレベル。

それを一纏めにやってくれるのが、APIサービスとしての NFTPort。これがなかりせば、今回完成にはたどり着けなかった。

他にも色々サービスがあるんだと思うけど、もっと使いやすいのが出てくるだろうし、ここら辺のユースケース、使い勝手、料金(月額99ドル払っています)などで思考を繰り返していき、ディスラプションや最適解を考えていくことで、自分のVC業における投資チャンスなんかもあるんじゃないかと感じた。(これ、仕事観点ではとっても重要です)

ミンティング

個人的に、いくつかNFTは手動でミンティングしていますが、プログラムでバッチミンティングしたのは初めて。上記の理由とその他色々な理由で途中でエラーが出まくりましたが、何とかバッチが回り、
#1 minted!
#2 minted!
とメッセージが出たときはちょっと感動しましたw
今回のNFTはPolygonで作っているため、ガス代がかからないのもポイントです。(NFTPort自体がEthereumをサポートしていないというのもある。なぜなのか!?)

OpenSeaへのリスティング

ジェネラティブなNFTを作った後に、「バッチでOpenSeaにリスティングする」方法がいま無いのです。。これは間違いなく今後対応されると思いますが、方法は2つです。
1.マニュアルで全部対応する
2.マクロツールを使って自動で画面操作をする
上記は方法論ですが、今回の目的はウクライナ支援に定めたので、多く払える人・少なく払いたい人両方から寄付を受けたいと思い、1ETH/0.1ETH/0.01ETHの3種類の価格設定にしました。
そうなると今回の100体くらいだと2はそれほど効率的でもないので、またトラブルでお腹を痛くするくらいなら…と1のマニュアルで対応しました。かなり神経を使いますが、1時間半くらいで完了したと思います。

2については同じくcodeSTACKrからのチュートリアルビデオがありますので、参考にして下さい。

その中で使っているマクロツールはMini Mouse Macroというもので、勉強のために自分でも動作させてみましたが、上手くいったり上手くいかなかったり(主にページ読み込みなどの時間との関係で、各種マクロ動作が間に合わないとマクロが正常動作しない)で、この分野はしっかりとした専用ツールのニーズあるんじゃないかなあと思います。

また、メタデータで個々のNFTに付随する説明書きと、コレクションのページ全体に書かれる説明書きは別で、後者は https://opensea.io/collection/(コレクション名)/edit のURL下で編集することになります。

メタデータのフリーズ

メタデータのフリーズ(以降、まったく編集不可に固定すること)については、NFTPortを利用する場合は設定画面上明示的に設定する、とチュートリアルにはありましたが、その作業を行った記憶はないのに、メタデータはある時点でフリーズされているようでした。
この点は謎が残っています・・・

レア度が未設定!

これは、NFTとして致命的なミスですが、知り合いのNFT・メタバーススタートアップのCEOの方からご指摘頂き判明しました。(ありがとうございました!)
チュートリアルビデオに、そのステップがなかったので…という言い訳になってしまいますが、この点は絶対に次回以降改善しなくてはいけません。

ウェブサイト

http://welcoming-cats.xyz/

3年ぶりくらいにウェブサイト作るもんだから、AWS Lightsail+Wordpressで作れる、ってことをすっかり忘れていて、何をとち狂ったか、AWS EC2 で最初作ってみたけど、作るのは大変だし、相当ランニングコストが高い…と思いながら作っていて、Lightsailを思い出した時点からまた軽い鬱っぽくなってしまった…
個人的に、Wordpressというのはどうしてここまで流行ったのかまったく謎で、バグだとか使い勝手だとか沢山あり、どうにかならんかとは思っているものの、新しいプラットフォームを使う気にもならず、WPにした。(ちなみにこのブログもWP)
で、買ってきたテーマがレイアウトはまぁまぁなものの、buggyで、今もバグが残っていて、本当に腹立たしいのだが、もう、ちょっと放っておいている・・・

SNSアカウント

https://twitter.com/welcomecatnft
https://www.instagram.com/welcoming_cats_nft
https://discord.gg/Qb4XGYb8tg
https://vm.tiktok.com/TTPdSBDk9K/

アカウントを作るのは大変ではないですが、個々のアカウントにそれなりに説明書きや写真をアップロードしていくのはそこそこ手間ではあります。

ただ、TikTokはおじさんとしてあまり使わないものの、今回こんなビデオが簡単に出来ちゃうというのは、「ビデオエディターとしてのTikTok」に感心しました。音楽はたまたま我々が投資している88risingレーベルのRich Brian “History” で、めちゃめちゃクールに仕上がりました!

@welcoming_cats_nft

– Welcome Cats beckon luck and crypto to you! -Japanese traditional Maneki Neko will bring you fortune in web3 era #NFT

♬ History – 88rising, Rich Brian

とはいえ、ここらあたりで息切れしてきて、各SNSアカウントにコンテンツを追加していく作業に手が回らなかったのが、大きな後悔です・・

デジタルマーケティング

今回ペイドメディアを使う原資が無かったのと、試行的にもやる余力が無かったのと、SNSマーケティングは上記したような体たらくだったので、ここが結果的に一番弱かった。

地道にメディアにアプローチするなりして、下記のように取り上げてもらう、というのもすごく大切だと理解しているんだけど、どうしても時間的な余力がなかった。

これは「作って満足して、売るところまでたどり着かない」本末転倒な一番悪い例であり、次回以降大きく改善したいところ。

色々なNFTのドロップをNFT Eveningなどで毎日見ていると、どうしたって「NFTをドロップ、ミンティングする前のマーケティング、アナウンスメント、ストーリーの伝達」がクソ重要だということは、よーーーーく分かってきたので、これも大きな反省点であります。

この分野はトラディショナルな知識(SEOなど)と直近のSNSマーケティング等のトレンドと両方持ってないといけないし、私も若くないし、それなりに力技でもあると思うので、次のプロジェクト(=元々の招き猫イラストNFT)で一緒にやりたいという方いれば、上記のSNS経由などでぜひご連絡下さい!


所見・総論

  • 元々は「ちょっと小銭が稼げたらいいな」と思って始めたのですが、途中でウクライナで戦争が起こり、売上全額寄付型としました。
  • 売出し直後に販売できた0.3ETH分は、Ethereumでウクライナ政府に寄付出来たのでよかった。寄付者の方に心よりお礼申し上げます。

Donated NFT sales to Ukraine – you can help too from TODAY!

http://mosh-in-silicon-valley.tech/donated-nft-sales-to-ukraine/

  • それと、そもそもは「web3でのビジネスを考えるにあたって、土台の部分から理解したい」というのがあった。
  • 現時点でもNFTをはじめ、ゲームを中心に、メタバース、インフラ、ドメイン、DeFi、DAOなど色々な分野でビジネスが勃興しているが、技術的には絶対にデータレイヤーであるブロックチェーン〜スマートコントラクト〜IPFSくらいまでを知っていないと、上位レイヤーのことが本質的には決して理解できない。
  • 業務上、ベンチャーキャピタリストとしてはそれ以外の観点で、たとえば極端な話「Andreessen Horowitz が投資しているからコバンザメ的に出資すればハズレがないね♪」というようなアプローチも取れなくはない。
  • ただし、結局商社系のCVCとして「価値を生むビジネスを作りながら、フィナンシャルなリターンもエンジョイする」となると前段の部分においては、本質を見極める力は必要不可欠なので、今回NFTの作成を通じて、広く浅くだけどよく仕組みが1ヶ月そこらで理解できたのは本当に良かった。
  • また、とどのつまりは「人生のうちに、何を成し遂げたいか」という問いに戻ってくるのだけど、自分の場合は「いくつになっても勉強を続けながら、それを元に価値を生みたい」んですよね。勉強しながら机につっぷして死ぬ、みたいな人生がいいかなとw
  • ただ、(デジタル)マーケティングの部分で力不足でNFTが売れてないんじゃ、価値を生み出したことにはならないので、次のプロジェクト、「Welcoming Cats NFT」にて捲土重来、元気にマーケティングしていきたいと思いますし、プロジェクトとして一緒にやりたい方がいればレベシェアみたいな形でやれればと思います、ぜひご連絡下さい!(一人でやるのはさみしい・・)
  • ジェネラティブアートをAIで自動生成し、それを一気通貫でミンティング→マケプレへのリスティングまでするソリューションスタートアップのCEOと話した時には「アメリカでは各人の役割分担が明確なので、エンジニア、イラストレーター、マーケティング、企画、プロマネなど別々で何人もがかりでやることが普通」とのこと。アメリカならさもありなんとは思います。今回は一人でよくここまでやったな、と。
    次はみんなでわいわいやりたいです!
NFT, Technology, VC

仕事がら、シリコンバレーなどのアメリカの大企業の方とお話する機会が非常に多いです。

話していて感じるのは、日本の大企業において「これからどう先に進んでいっていいか分からない」(=だからシリコンバレーなんかに出先を出してみた) 「情報を得ても、それ使ってなかなか実行に移さない」ということです。

これは、色々理由があるでしょうが、大体は ①組織の若返りが進まず(年功序列、終身雇用的) ②若手の声が届かず ③テクノロジーの取り込みが進まず(自社でリソースを十分に持たない) ④既存のビジネスモデルにとらわれている(イノベーションのジレンマ)みたいな話に帰結しますね。

では、上記の想定が仮に正しいとしましょう。その場合、どうしたって①〜④を全部多かれ少なかれ変えなきゃいけないでしょう。(ここでまた大概の場合、大枚払ってコンサルに調査や提案など業務委託して、その大量のレポートを放置するのが日本企業w)

だけど、みんなバカじゃないので、特にコンサルは頭はいいので、考えて、少しは変えてみようと思うんだけど、変わらないから難しいわけです。大企業だとすると社外取締役もいるし、株主もいるし、変わりながら儲けていかないといけないけど、なかなか変わらないわけです。

これは、SaaSに大きく移行したマイクロソフトとか、(表向きは)R&Dと新規分野開発に大量のリソースを投入するGoogleだとか、思い切ってC向けとB向けを分社化したHPとか、超一流企業は別として、そんなにどこの国のどの企業も程度問題でしかないとも思います。

とはいえ、新しいビジネス始めよう!となった時にリソースの観点からは圧倒的に大企業が有利ですよね。人も、特に金もあるし、リスク管理とかリーガルなんかのツールも揃っている。
けれども、そこには罠があって、大人数集まって、さらに長いことやっていると上記を上回る弊害がおうおうにして起こる・・・・


だけど、ここに来て、ツールとして極めてディスラプティブなものがあらわれた。これは技術的には前からあるブロックチェーンの活用でしかないけれど、ユースケース的に極めて斬新かと思っています。

DAO =Decentralized Autonomous Organization=分散自律組織

https://ja.wikipedia.org/wiki/DAO
今の時点で、Wikipediaの説明がひどいw
色々広告が貼ってあるけど、こっちの方がいいかな。
https://www.bridge-salon.jp/toushi/dao/


方法:

  • Phase1
    • DAOの組成
      • 会社側から一定額をDAOに出資
      • トークンを作成
      • 関係者全員が上から下まで、一人ひとりが同数のトークンを保有する
      • 下記のような議論をDISCORD(もしくはSlack)で活発・頻繁に行う
        • 「我社はこれからどの分野を狙いたいのか」
        • 「我々は2〜5年後にどのようなビジネスを生んでいきたいのか」
          • これらの議論こそが、会社の無形事業資産となる
            • これが出来ていなくて、コンサルに投げている会社がどれだけ多いことか!
          • 組織の膠着状態の打破のきっかけ
        • 希望者はボランティアベースで上記プラットフォームの運営、ディールソーシング等に参加できる
      • そのDAOからスタートアップ投資を行っていく
        • 上記の議論で対象となったようなビジネスを行う優良スタートアップをDAOメンバーで選定し、一定期間、上記プラットフォーム(と必要に応じZoomなど)で議論を行う
      • 最終的にはAragon Voiceのようなvoting toolで出資可否を決定、無投票は賛成票扱いとした上で、過半数や2/3の賛成で実施する
      • 少額出資
      • フィナンシャルリターンの扱いは個別に決定するが、継続するためには「損をしないこと」は重要
      • なるべく多くの投資を実行し、将来の事業の参考のための情報収集ツールとする
      • 協業などのストラテジックリターンの扱いは個別に決定する
      • フォローオン投資の扱いも個別に決定するが、上記枠組みでは特に重視する理由はない
        →とにもかくにも、大体フィナンシャル vs. ストラテジックリターンの部分で議論がぐちゃぐちゃになってしまうので、もう「将来のことを議論するための情報収集とそのコスト」くらいに割り切ってしまってはどうか
      • 異議がない限り、DAOに対する資金投下は自動更新とする
  • Phase2
    • 2年目想定
    • 関係者の自己資金によるトークンの追加購入を許可する
    • また、DISCORDの運営やディールソーシングへの協力に対し、少額のトークンを割り当てていく
  • Phase3
    • 2.5年目想定
      • 世の中の動きが速いので、このくらいのスピードで進化していきたい
    • 外部資本の導入
    • イールドファーミングやその他の流動性インセンティブの導入
  • 全体
    • 以下の事項は要確認
      • 会計上の扱い
      • 税務上の扱い
      • 各種リーガルイシュー
    • 上記事項はDAOの黎明期ということもあり、確認に時間を要する
      • 但し、そのノウハウ自体がweb3時代において企業にに競争力をもたらす、と理解すべき
      • 常に言っている通り「やってみないと分からない」
NFT, Startup, Technology, Wine

DAOの学習と、ワインへの造詣を周りの人たちと深めるため、「みんなでETHを出し合って、一定金額を超えたら高級ワインを買ってみんなで集まって飲んでわいわいしようよ」DAOを作ってみました。

「WINE」という素敵な名前のトークンが作れたので、それも満足でしたが、

出来た後にどうやって運用していいのかがさっぱり分からない!
マニュアル、ユーザーガイドはないし、Discordはそこそこ活発だけどなかなか答えがもらえない…
CLIで運用するみたいで、学びながらやれば出来ないことはないけど、それ自体の解説サイトみたいのもなさそうだし、ちょっとスタックしました、、というのが落ちです。

Aragonは市場では結構なシェアがありそうで、見た感じ1番ぽかったので使ってみましたが、もっと使いやすいツールが出てくることをこころから願います・・


トップページ

後から分かったことだが、この時点で、EthereumでDAOを作りたかったらMetaMaskなどのウォレットでEthereum(メイン)ネットワークに入っていないといけないし、Polygon(Matic)で作りたかったらPolygonネットワークに入っておかなければいけない。

これは、使う人と、DAOを作る人のガス代に大きく関係するので、無駄な労力を避けるためにも非常に注意が必要です。

EthereumでDAOを作ろうとすると、手数料(これは些少の模様)とガス代の合計で下記の時間帯(PST 14:00頃)だと合計で$378.52(高い!!!)かかると表示されるし、PSTで朝方試した時にはもう$700近くて、話にならないほど高かった。

後述するが、Polygonの場合はめちゃくちゃ安いので、上記のプロセスは(DAOの参加者がPolygonでOKと考えられる場合においては)とても重要である。

DAOを作るボタンを押下

Aragon Clientはもう古く、新しいDAOはAragon Governで作れとのこと。

(実はAragon Clientの方で一つ作った後でそれが判明したので、大ショックだった… ちゃんと事前にuser guideなりマニュアルなりを読まないといけないですね(^_^;))

Aragon ClientでDAOを作ってみた(➜非推奨だった!) 02042022

Aragon Governトップページ

いろんなDAOがありますね〜

Create DAOを押下

以下の内容で入力。

次の画面で下記内容が求められる。以下がデフォルト。

今回、Rules / Agreement に規定したのは、以下の通り。(赤字は読みやすさのために本書のために強調したもの)

Any transaction created in this DAO must have been proposed in an Aragon Voice vote on 

https://voice.aragon.org/ and with the following approval criteria:

– 50% support of the participating tokens in the vote proposal duration of at least 7 days

  – Transactions created that do not meet the above criteria should not be permitted

– Unless explicitly participating in the vote proposal, this DAO doesn’t consider these tokens as approval or opposition

– Every time the proceed from token buyers exceeds (and in the case we start sales of goods and services, adding our profit) $500 (first time $500, second time $1,000 and so on, cumulatively) we vote

  – which premium wine(s) we buy, including its vintage

  – how many bottle(s) we buy

  – where to buy the wine(s) from

  – who to buy it (them)

  – where to drink the wine

    – our venue will be Bay Area, California USA 

    – in the case of restaurants, corkage we incur

  –  when we hold the events

  – the food we pair with the wines

    – including potluck style 

– The decision above is made pro-rata basis depending on the numbers of tokens DAO owners have, however

– The volume of wine poured into your glass when you participate in events is NOT so that we can freely enjoy the wines 🙂

– In the case you can’t come to the event, you are not eligible for the portion of the wine(s) we drink in the events.  

  –  So please be attentive

    – Again, our venue will be Bay Area, California USA 

– Token holders of DAO won’t be liable to any health issues, injuries and losses including but not limited to food poisoning during the events

– Drink responsibly in the events.  The above is also applied to any DUI incidents during and after events

次のページ

Understanding collaterals in Aragon Govern

>The default currency for collateral is DAI.

Dai (DAI) is a decentralized stablecoin running on Ethereum (ETH) that attempts to maintain a value of $1.00 USD. Unlike centralized stablecoins, Dai isn’t backed by US dollars in a bank account. Instead, it’s backed by collateral on the Maker platform. Note: if the Dai credit system is upgraded or shutdown, Dai holders may need to convert their Dai to Ethereum through the Maker platform. Read more at makerdao.com/whitepaper.

https://www.coinbase.com/price/dai

Transactionをscheduleできるホワイトリストのアドレスは初期設定はnull値なので、自らのPolygonのアドレスを設定した。(画面コピー割愛)

確認画面

ここで、画面下部にある「Confirm and Create Your DAO」を押下すると、「利用可能なネットワークに接続しろ」とエラーメッセージが返される。。

そうか、仕様上、Polygonでは、Aragon GovernのDAOが作れないのか…

ここら辺は、サービス・システム側の仕様であり、どうすることも出来ない。

このあたりが私が常に言っている「使ってみなければ分からない」の部分の一つでもある。

メールでPolygonの利用可能性について問い合わせると「すぐ回答するからね」と書いてあるものの、返事はない。

また、最近の流行りとして、チャットシステムである「Discord」があり、それを使えばすぐ回答できる、とメールに書いてあるが、Discordで問うたところで、回答してくれる人がいなければもちろん答えが得られるわけでもない。(下記のMoshの問い)

Ethereumではガス代が非常に高い…

これでは、高いワイン1本分くらいになってしまうので、DAOを作る時間を調整することにする。

下記の「曜日によってEthereumのガス代が一番安い時間帯」の記事をを参照に。

DayThe time when ETH Gas is lowest (EDT/EST)
Sunday2 AM to 3 AM
Monday1 AM to 2 AM
Tuesday6 AM to 8 AM
Wednesday11 PM to 7 AM
Thursday1 AM to 3 AM
Friday10 PM to 8 AM
Saturday2 AM to 3 AM

The Secret Behind Ethereum Gas Prices

結局、かなり価格の上下をウォッチする時間を浪費しながら、合計$154程度で決済することとなった。

これは、Polygonの利用を許可しているAragon ClientでDAOを作成した際には数ドルに満たない程度だったので、大きな差である。

DAOを作っている最中

ちなみに、DAOの生成過程に「Uploading rules to IPFS」とあるが、IPFSとは分散ファイルシステムかつそのプロトコルである。

で、上記の処理中ステータスは変わらなかったので、、Aragon Governで作られているDAOの一覧を見に行くと、案の定、一番最新のDAOとしてwine_daoが作られていた。

内容を確認してみる。

ETHを一旦depositしてみる?

参考まで、今回のガス代とトランザクション

New ActionとしてTokenをmintingしてみる。

Add new transaction

Mint Tokens

Recipient

0xb6466775b7513617d4076b22feb149303881bf09

で、次に出てくるこの部分が分からない・・・

Media, NFT, Startup

NBA Top Shot = Dapper Labs社が運営

Dapper Labs, the start-up behind digital basketball trading card platform NBA Top Shot, is now valued at $7.6 billion following a $250 million funding round.

➔我々間接投資しています !(^^)!


  • Collectors have spent $330 million on Top Shot to date
  • There are all sorts of NFTs for sale, but one of the most successful sellers has been the National Basketball League. As Decrypt’s Daniel Roberts recently explained, the NBA’s success with NFTs can largely be credited to the NBA being the most social media savvy of the big sports leagues,

NBA in 2019/20 Season number

アカウント作成

好きなチームはウォリアーズ!

最初にスターターパック買ってみ、と。

タダでくれないのがちょっとケチい。

(但し、購入する手続きを一度踏ませるという意図があると思われる。後述の通り、クレジットカード以外だと結構めんどくさいプロセスが必要)

この決済部分は非常に重要。選択肢は多いに越したことがないし、

NFTなので当然cryptocurrencyでの支払は外せないのと、初心者向けのハードルを下げるためにはクレジットカードも必須と思われる。

  • クレジットカード
  • コインベース
  • 他の「ウォレット」からのcryptocurrency支払い(Bitcoin、Ethereumなど)

Ethereumを選択した場合。METAMASKのウォレットに接続しました。

いつもだけど、Ethereumはガスが高いよ!

$9のもの買うのに、マイニング手数料(=ガス)が$7ドルって!!

今回はやめて、クレジットカードで払うこととした。

キタ――(゚∀゚)――!!

UI/UXとして開封の儀が出来るのが秀逸。

さらに素晴らしいと思ったのは開封の儀と、自分のリアクション(PCのフロントカメラで撮影)を一緒に録画して保存出来ること。ちょっと操作が分かりにくくうまく録画出来なかったのと、それに伴いスクショも取り忘れたのは残念の極み・・・

カール=アンソニー・タウンズ@ミネソタ・ティンバーウルブズ!

やったー!!!!

ダンクのシーンの動画も付いていて最高!!!!

シーズンアベレージで一試合平均得点24.8点とはすごいよね、カール=アンソニー・タウンズは!!

と、知ったかしてみたけれど、カール=アンソニー・タウンズのことは知らなかったので、早速売ってみることとした。

このモーメントはいくらで今まで売れてきたのか?

おぉ、つい最近$1200で売れたのか!?シリアルナンバーが若いから??

その他にも$200, $164などの記録も。

ただし、最近は$2, $3(二束三文?)で売ってるのね…

世の中そうそう美味しい話はないということか

「プライシングヘルパー」でいくらの値付けをすると売れそうか見てみる。

$2が最安値、$3以上で売っている人もいるが、これはテストだし少しでもお金を回収したいし、泣く泣く$1で売り出すことに…ごめんよカール=アンソニー・タウンズ。

販売手数料で5%取るのは妥当と考えるが、これも売り買いの両方から取っていると、ちりつもでかなりの金額になるでしょう。

カール=アンソニー・タウンズに価値が無いって、言っている訳では無い。

これはNFTのオーナーシップの価値である。(この点本質的に結構重要です)

リスティングされました!

まぁ、$2か$3くらいでしか売れないんだから、買う人もなかなか現れないでしょう。

と思ったら、即売れるんかい!

Gメールにメール来ました。

売った後もこの動画・クリップは見れる➔不思議な感覚

$1で販売、5%の手数料を引かれて$0.95が残っています。やったね!!

(最低$10の残高が無いと引き出せないようですが)

#冗談抜きで、色々なNFTサービスの検証の為に$を使っていて、金が無いです。

と、このように、アカウント作成後、すぐにNFTの~$10くらいの売り買いが出来た訳ですが、最高で2百万ドル(2.3億円くらい)のモーメント(=レブロンジェームスのダンクシーン)なんかもあるなかで、金の絡むところ、詐欺、マネーロンダリングなどなどが当然ケネンされる訳です。

ここで、身元証明・IDチェックの仕組みが重要になります。(=日本でNFTの仕組みを大企業などが取り入れる際にも極めて重要になる)

Similar to other online payment services, you will be asked to verify your identity from time to time while using Dapper. This layer of security is used to comply with financial regulations, prevent fraud, and to protect the community.

There are a few instances in which an identity check may be requested:

  1. When your account hits a threshold of financial activity from purchases and sales
  2. When you submit your first request to withdraw from your Dapper Balance

We’ve put in strong anti-bot and anti-multi account measures that do sometimes flag real humans, especially if you use public WiFi or VPNs; if you re-use credit card, billing address, or identity information; or if you have high gifting activity — all of which correlate with bots.

https://blog.nbatopshot.com/posts/identity-verification-withdrawals

ここまでは当然

人相がいいかどうかはこの際別問題と整理しまして、、

アメリカですと免許証の裏表(裏にはバーコードがあり各種情報が記録されている)をアップロードするとそれを自動認識するサービスがあり、それを組み込んでいます。

さらに、顔写真もPCのフロントカメラで認識し、セキュリティを高めています。

折角なので、スターターパック以外の個別のモーメントNFTも買ってみましょう。

レブロンジェームスが好きでも、44歳になってこれは空気を読まなさすぎだろう。

私のウェビナーの講演料が730万円出るなら一番下のやつを買おうかな…

確かにすごいバックステップのロングディスタンスのシュートだが、730万円か…

Tesla Model Yのロングレンジを新車で買えちゃうよ…

それも59セットも売られているんですけど…

ただ、こうやって経年的に値上がりしてきた訳ですね
=転売目的での購入は全然OKな世界観
➔これがNBA Top Shotの大きなユーザーの目的

=気軽な投資商品

ここで一度FAANG株価を見てみましょう

Amazon

➔上値が重い

Facebook

➔下落傾向

Google

➔頭打ち

Netflix

➔上値が重い~下落傾向

Apple

➔好調

➡今までのように「テック株買っておけば、そのうち家も買えて、上手くいけばFIRE!?」
 みたいな展望は持ちにくい

CPI。

インフレで放っておけば、個人資産は相対的に減るばかり!

閑話休題。

ステファンカリーのモーメントNFTで気軽に買える(=妻に見つかっても怒られないレベル)のモノを買ってみましょう。

ドル建て

Ethereum建て

➔なぜEthereum価格の方が安い?(2021/12/24時点で 0.001ETH=$3.979)

リストしている人達から買える。1912件も出展されているのか。

最安値の出品を選択していますよ、と丁寧に教えてくれる

Dapper 残高で買ってみよう

(Dapper Labs社が運営しています)

残高を補充して

おっと、手数料が$1.2取られるみたいで…

(ビジネス上、この手の手数料は積もり積もって大きな収入になる)

最大15分くらいかかるのか・・

自社で開発したブロックチェーン、Flowは速いって言ってたのに・・

ただ、すぐコレクションの中に入っていました!

繰り返しですが、このモーメントNFTを所有していないと、このカリーの3ptシーンが見れないということでもない。

ここがNFTの所有と、動画・写真・デジタルアーツの閲覧との関係を表す、象徴的な部分かと。

https://nbatopshot.com/moment/moshsuzuki+0a52d977-7d99-4016-84cd-7f6184f80091?

で、上記で$17で買ったモーメントが$20で売れて、+$3(手数料除く)。

なんか、こうやって続けていけばどんどん儲かるのでは!?

それで、その儲けた金でまたカリーのNFT買ったら、コレクタースコアポイントが上がったと。こりゃ、なんかハマりそうだ!(⇐これはこの手のサービスで最も重要なポイント

その他、仕組み調査

欲しいものを買わせるのに「コレクタースコア」を貯めなくちゃいけないとか

チームのNFTをもう2つ買ったら追加ポイントもらえるとか

レアなNFT(モーメントと呼んでいますね)を買ったら追加ポイントを貰えるとか

なかなか商売上手ですねw

買ったモーメントNFTで「出来ないこと」っていうのは何なのか?
(=出来ることの裏返し)

Yes, lots of things. (lol)  Even though the NBA’s terms say “You own the NFT” that’s not exactly true.

  • You don’t own the underlying copyright of the highlight; the NBA does. 
  • That means you can’t use the images to create merchandise. You can’t “commercialize any elements” of the NFT
  • You also can’t modify the image without the NBA’s permission. And you can’t use the image alongside anything the NBA considers offensive or hateful

もちろん、アメリカは契約社会なので詳細な契約を読みましょう。(英語では「細かい印刷」と言います)

If you truly owned your Top Shot NFT the way you own a piece of personal property, the NBA wouldn’t be able to prevent you from doing any of this.

But what you have instead of property is a license to do a small handful of things—not quite the same as owning something outright.

とはいえ、上記の「細かい印刷」を無視して禁止事項をやってみたら?

The league’s lawyers have that covered too.

The fine print explains that a violation will lead NBA Top Shot to “immediately suspend or terminate your user account and/or delete your Moments’ images and descriptions from the App.” So they won’t quite take it away from you, but they can render it nearly useless.

Cat, NFT

The other day, I donated Ethereum/ETH to the Ukrainian government using their disclosed crypto account.

Donated Ethereum to Ukraine – how to do it

http://mosh-in-silicon-valley.tech/how-to-donate-cryptocurrency-to-ukreina/

But I wanted to expand crypto donation to broader people in a more visible way.

So I created NFTs to support the country and listed them in OpenSea.

[Donation] Welcoming Cats Save Ukraine Stop the War and Putin!!

https://opensea.io/collection/welcoming-cats-save-ukraine/

In the first couple of days, I sold some, then I sent the revenue to the Ukrainian government.

The listing term is one month, until April 2nd, and I will send all the proceeds in a batch, but I sent the first money as a trial.

Here’s how. (To save your time, the processes are shown backward from the completion of wiring)

Sent to the Ukrainian government account

For this donation project, the gas fee is incurred by me, not from the proceeds from the buyers

And since the government doesn’t accept MATIC/Polygon, I send ETH to them, although my NFTs are MATIC based

This is the notification via email from OpenSea

These NFTs are now owned by samurai-Ryohei.  Such a generous and benevolent person!!

Now being bought:

I truly appreciate samurai-Ryohei and his compassion to the country and its tragedy.

May the peace come back again to Ukraine soon.

Mosh

Cat, Japan, NFT

My friend is in Ukraine and he and his family fled to Cherkasy.

It is near Kharkiv which is the second largest city in the country and where Russia troops are firing now, so I’m worried so much for he, his family and all the citizens in Ukraine.

To support the country, I donated some of my Ethereum directly to the government.

Being able to wire money directly and instantly has great merits of cryptocurrencies over ACH (Automated Clearing House) which takes several days and international wiring in which banks charge very expensive fees.

Here’s how to do it.

(日本語での説明方法は http://mosh-in-silicon-valley.tech/how-to-donate-crypto-to-ukreina に記載しております。内容は下記と同じです)

1.
Confirm the wallet account of Ukrainian government. Note this tweet is liked and retweeted countless times. It is important to check this tweet is authentic and avoid getting caught in frauds.

2.
Recently including NFTs, there are a lot of scams. Prior investigation is crucial.

After copying the address above, go to a service called “Ethascan” and check out the validation of the account.

https://etherscan.io/address/0x165CD37b4C644C2921454429E7F9358d18A45e14

The site says there have been 37,239 times of wiring transaction to this Ukraine Crypto Donation account including large amount of 5ETH etc. Thus this account seems authentic with very high probability.

3.
Next, open your crypt wallet such as METAMASK.

Press the Send button.

Recently, gas fee of Ethereum dropped significantly. However, it is recommended to check the trend of the fee based on day and time in a week to avoid paying unnecessary high one with the below site.

(Gas price data provided by gasnow.org. Charts are set to your local time zone for your convenience)

Paste the above account address and type the amount.
I donate 0.05ETH here.

Gas fee was just $4.1 which looked reasonable for me considering the past outrageous trend.

4.
After several ten seconds, donation wiring transaction was done!

Based on the article like this, Ukrainian government will “airdrop” their token to the ones who donated crypt before 11 am ET on Thursday, March 3.

Details have not been announced yet, but I’m looking forward to it.

May peace prevail on earth again.


Additionally, I launched Welcoming Cats Saves Ukraine, Stop the War and Putin!! NFT Charity.

All MATIC sales proceed of the NFTs goes to support Ukraine via their DAO or directly to their crypto account with the method explained above.

Japanese traditional Welcoming Cats (in Japanese, “Maneki Neko”), especially white ones, are said to invite luck and happiness.

As a Japanese and as I have Ukrainian friends, I hope peace comes back to Ukraine as soon as possible.

In order to do so, we have to stop the war and Putin. To show our will to stop the tragedy, once you purchase the NFT, please feel free to use the illustration for your PFP in SNSs.

Again, may peace prevail on earth again.

NFT

友人であり、猫アプリのビジネスパートナーがウクライナ人で、現在チェルカースィに避難しています。

戦火に見舞われているウクライナ第二の都市ハルコフからも近く、本当に心配ですし、ウクライナの方々全体が不憫で仕方ありません。

わずかながらですが、出来ることとして、仮想通貨 Ethereumを寄付しました。

直接、即入金できるというのは、ACH (Automated Clearing House=銀行送金)のように時間がかからなくていいですし、海外送金時の膨大な手数料を払わなくていいという面において仮想通貨のメリットと思います。

ツイッターでウクライナ政府のアカウントを確認。(相当数のlikeとリツイートがされていることに注目。詐欺回避の観点でも重要)

ただ、最近NFT含め、この手の話は詐欺もとても多いので、よくよく調査することは大事です。

上記のEthereumのアドレスについて「Ethascan」というサイトのツールを使って、妥当性を確認してみます。

https://etherscan.io/address/0x165CD37b4C644C2921454429E7F9358d18A45e14

フィルターをすると、37,239回の送金トランザクションがUkraine Crypto Donationアカウントになされていますし、5ETHなどの大金も送られていますので、間違いなさそうです。

次にMETAMASKなどのウォレットを開く。

Sendボタンを押下。

ちなみに、最近イーサリアムのガス代は下がってきてはいるものの、まだまだ高いので、下記サイトを事前に見ることをおススメします。

(時間表記については、利用者のタイムゾーンに合わせて表示しているとのこと、便利)

上記アドレスを入力し、金額を入力します。
今回は非常にささやかですが、0.05ETHを送金します。

最近、かなりEthereumのガス代下がったな、という印象です。
その理由まで言及されていませんが、現状についての記事はこちら。

ガス代はわずか$4.1。

数十秒待ったらトランザクションは完了していました。

この記事などによりますと、ウクライナ政府が11 am ET on Thursday, March 3までに寄付した人にはエアードロップをしてくれる、ということです。

エアドロの詳細は不明ですが、楽しみに待ちたいと思います。

全世界に平和が訪れますように。

Business Idea, Media, NFT, Silicon Valley

日本に来月帰任される方のお子さんが先週末San FranciscoのChace CenterでWarriors vs. Lakersの試合(最後にWarriorsが2点差で逃げ切りました。LeBron James、Anthony Davis、Russell Westbrookを擁するチームに勝つって本当にスゴイことです)を見て、帰国前にもう一回行きたい!と言っていて鈴木さんご一緒にどうですか?とお誘いいただき、ぜひぜひということで行ったものです。

Chase Centerの入口で渡されたのが下にあるパンフレットで、巻末に何やら無料NFTゲットと書いてある。これは頂かねば。

試合中のタイムアウト時にも電光掲示板に、その無料NFTの案内が表示される。

ここで一つ特筆すべきは仮想通貨証券所のFTXです。

会社価値が$32B(=3.7兆円)にもなっており、世界のスタートアップの中でも11番目の大きさだとか。それだけの価値があれば、広告もバンバン出せますね。

あるあるですが、結構入力する情報は住所に限らず多い… スタジアムで全部完結させるほど気の長いアメリカ人は多くないものと思料・・・ 家に帰ってやる人はいるかも。

そしてゲットしました!

さっそく売りに出してみようと思いましたが、システムエラーが出て出来なかったので、後日トライ。

価格は自由に設定できるので、とりあえず$10としておきました。

売れた時の手数料は、$0.2とのこと、2%になりますが、リストする時点で手数料を取られる(またガス代もかかる)OpenSeaとは違いますね。


所感。

  • シリコンバレーという場所柄か、NFTのプレゼントが普通に行われていることに驚いた。
  • 市場調査では昨年中ごろには購入したことがある人は2%で、まだそこまでの市民権を得ているとは言えないものの、今後どこまで勢いを得ていけるか。
  • 先日のSuper Bowlの試合の間のCMではかなり仮想通貨関連のCMが多く、仮想通貨についてははかなり取引量も増加している。
  • FTXのような仮想通貨取引所の躍進も上記が背景となっている。
  • 昨年11月頃の最高値から、株価が急落していること、インフレ率が高騰していることとがアメリカ人を投機に走らせている動機になっていると思料。
  • NFTへの投資の本来的な意義と、NFTの本来的な使い方についての議論がこの半年の間で進み、NFTの価格についても調整局面が来るものと予想している。
  • 本日もらったNFTは販売出来れば御の字だが、今日の日にスタジアムに来て本物のWarriorsを観戦した、という思い出にはなるが、思い出なら下記のような写真の方が分かりやすいよね、という話は大いにある。
  • 試合自体は、4Qの残り5.9秒でステファン・カリーが3点ポイントを決め、逆転かつ2点差を付けることに成功したが、最後0.0秒でナゲッツに大逆転3ポイントを決められ、1点差で敗北した…
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