Business Idea, Japan, Startup

スタンフォード大のキャンパスの入口「Oval」で奥田民生のさすらいを弾き語りしています。めちゃくちゃ下手だし、途中で妻→娘→近所の女の子が登場したり、ピックを落としたり、動きが変だし、現キーじゃ高くて声がキモいし、どうしょうもないクオリティーですが、それでもupしておきます。

これは、この曲に思い出と、想いがあるからです。

1.
21歳の時にイリノイで留学していましたが、感謝祭の時期は寮がクローズされてしまう。とても困りましたが、何と自分が好きだった子がNYに留学していて遊びに行ってもいいという。2泊させてもらって夢のような時間だったけど(今でも本当に素敵な女性です)長いことお邪魔できないので泣く泣くそこを出て東海岸を旅することに。本当にそれは「渋々」で、心底ずっとそこにいたかった! けどウォークマンでその年にリリースされた「さすらい」を何度も聞いて奮起してWashinton DCなどをGrayhoundで旅して、結果として本当にいい経験になった。移動、人との会話、地理、食べ物、文化ショックなどなど。やっぱり、動いてみるもんだ、というのが心底体験できた。

2.
歌詞の中に「まわりはさすらわぬ人ばっか、少し気になった」というのがあります。
うちはコロナで調子が悪くなってますが、中の人たちはあんまり冒険しないなぁと思っています。みんな極めて賢いのですが、それがゆえにあまりリスク取らない。クレイジーなアイデアに食いつかない。均衡を崩しうる非合理について深い議論をしない。
ただね、どこも例えば同じようなコンサル使って、使い回されたパワポを見せられて戦略と戦術まで立てているとしましょう。そうすると賢さと手段について違いが出ませんね。
その時に、もう違いが出るのは、合理性に基づいた非合理と狂気、そして汗と人脈と努力と知見と見識と胆力しかないんじゃないかと思うんですよね。
動け、さすらえ、と。

Ovalで大声でギター弾き語りとかしていると、多少白い目で見られますw
だけど、1時間も歌っていたら、マスクを作ってるスタートアップの女の子が2人近づいてきて「Chicoでマスクを作っています、試作のマスクは差し上げますので、モデルになってくれませんか?」とのこと、ええよろこんで。こんなおっさんでよかったら。

モデルとして写真を撮られる。妻撮影。

VCをやっているおっさんは思いました。「こんな外国語で大声で歌っている狂人に話しかけるのは気が引けたことでしょう、ただ、その度胸で売り込み、ネットワーキング、マーケティングする限り、そのうち成功するでしょう」

そして、それが、うちに足りないマインドセットかなと。

閑話休題。
歌と歌詞については端的で、うつくしい起承転結です。終列車に乗って→海の波の続きを見ていて、「胸のすきまに入ってきたもの」「道しるべ」を結局、「無視する」わけじゃなくて「無視したらどうなった」と言ってるんですね。これは反語で無視しちゃいけないと言ってる。だから死ぬまでに必ずさすらおうと。

だから、最後は、歌なんか歌ってないで、自分の人生の中では「いつどうやってどこでどうさすらうのか」っていうお題になるわけですが、とりあえず今回は下手くそな弾き語りのupまで。
※リズム音痴で、ストローク(=右手)が特に下手です。誰かコーチしてくれる人がいたら有償でもいいのでお願いしたいです。

追加:奥田民生「息子」
https://youtu.be/lC_kRT03Dqc

Education

43歳になりました。早い。7時に起きて(=40歳)朝ごはんや、歯磨きや、髪や、洗濯物などなどバタバタ同時にやっていたらあっという間に8時(=43歳)になってもうまた出掛けなきゃ、的な。この喩えは分かりにくい。

では、下記はビジュアル的に分かりやすいかなと。77歳まで生きるとすると、今こんな感じです。△は定年後、みたいな。◎はアメリカで過ごした期間です。
●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●
◎●●●●●●●●●
●●●●●◎●●●●
●◎◎○○○○○○○
○○○○○○○○○○
○○○○○△△△△△
△△△△△△△

43歳の抱負としては、やっぱり商社マンとして・ビジネスパーソンとしてビジネス・事業を作っていきたい、というのと「ひとかどの人物」になりたい、特にアメリカで(特に今回3回目の挑戦だということもあり)っていうのがありますね。

ただ、上記のようにもう老い先が長くない(?)こともあり、相対的に娘の将来について強く意識するようになりました。だから今年は娘へのメッセージという形で「マルチタスキング」のお題でつれづれに書きます。(ちなみにロングバージョンは「君たちが大人になったら、残念です」という著書としてAmazonにてお買い求め頂けます。 https://amzn.to/2WpV5N0 ステマ?)


誕生日の前に、夏休みとして何日かLake Tahoe湖畔に行き、近くのモーテルに泊まって夕食を食べていた時に、君は英語で「何か一つのことをやっている時に、大人上かぶせであれやれこれやれと言ってくるのがとても腹が立つ」と言って、私がそれに「そりゃ、間違っているよ」とかぶせて、それっきりお互いしばらく口をきかなくなりましたね。

パパは、まだそれは間違っていると思っていて、下記はその理由です。

子どもの頃からパパは、やりたいことを詰め込んで詰め込んで、結局何にも消化できずに口に詰め込んだものをゲロゲロ吐き出して、ひょろひょろしているようなアホな子どもでした。


高校生の頃はバンドでギターをやって、それはそれは相当練習しました。Ozzy OsbourneのRandy Rhoadsとか、少なくともDeep PurpleのRichie Blackmoreみたいに弾けるようになりたいと思って指に文字通りタコが出来るまで何時間も練習しましたが、結局本番ではユニコーンのMaybe Blueもろくに弾けなかった。。

部活のバスケも結構ハードで、毎日4時過ぎから19:30まで練習があって、終わってから速攻で着替えて、シャワーも浴びず(!)、チャリで飛ばして寒川のコンビニで深夜までバイトしていました。バスケは3年生の時にはほとんど試合に出れなかったし、コンビニ先ではイケメンの先輩に彼女を取られて、それでバスケの練習中に体育館で泣いていたこともありましたw

そんなこんなで勉強には手が回らず、200人ちょっといる学年で、下から10番目くらいの成績でした… 

だけど、将来に絶対に「インターナショナルなビジネスマンになりたい」と当時から思っていて、英作文の勉強だけは自分でやっていました。
問題集見て、例題の日本語から英文を作って、回答例と照らし合わせて違うところを確認する、というインターネットもスマホアプリも無い時代の地味〜な作業でしたが、ひたすらそれを繰り返します。
「ゆっくりでも書けるようになれば、そのうち速く・正しく書ける。超速に書けるようになれば、ゆっくりでも喋れるようになる! そのうちペラペラに喋れるようになる!!」というのが当時の仮説でした。

それで、時はめぐり、25年後。今でも奥田民生の「息子」ですら弾けないですし、ハードにバスケするほどの体幹力も無い(そもそもバスケに必要なジャンプ力が全然ないのが致命的)、アーティスティック・アスレチックな側面がまったくないおじさんになってしまいましたが、その時に稼いだバイト代などで大学の時にアメリカ留学できて、その経験もあってか、30代で会社がスタンフォード大に留学させてくれ、40代の頭で再度アメリカでベンチャーキャピタルで働くことが出来ています。

「だから点と点とは結べない、後ろを見ても…」というのは最近結構ありがちなclicheになってきてはいるのですが、パパが思うのは、「もう吐く!」っていうほど口にものを詰め込んで、さらに全速力で走ると、当然涙目になって、そのうちキラキラとしたゲ○が出てきてしまうのですが、そのすりガラスのような視界の中に自分が本当にやりたいことの光が見えてくる瞬間がある、ということ。

こう、何で走ってたのか、何で自分の服が○ボでびちゃびちゃなのか、シャワー浴びた後に「何で走りながら食ってたのか」というような素朴な質問が頭に浮かぶんだけど、一生懸命、「もう無理だ」って思うほど複数の皿を回してみないと見えないことってあると思うんだよね。

そこから人生の優先順位を決めていけばいい。
メディアに出てくる成功者は、スポーツ、芸術、音楽なんかの分野で若いうちに始めて成功しているから、どうしてもそういうパターンの成功を思い描きがちだけど、「どの分野に才能が自分に備わっているのか」というのを神様が教えてはくれないので、確率論的には(パパはちなみに統計士です)いくつか・いくつもを高速に試してみるのが最も良い。今の世の中、あきらめは早くてもいいと思う。
ただ、果敢に、ひたむきに努力する人間になってほしい。

これは、言うほど楽じゃないし、やりたいこといくつかあるけど時間が有限だっていうのは相当なストレスでもあるし、そもそも結構失敗するし、悔しい思いも沢山するんだけど、そのプロセスを生きる中で楽しんでほしいと思って、君に「真歌」という名前をつけたんだよね。

人生における真実を探す旅を、歌を歌うように楽しんでほしい。

父もね、そういう意味で、今でも深夜・早朝に半泣きで食パン焼いてたりするけど、「パパは新しいこと、人生でやりたいことの追求をしてるんだ」って思ってもらったら。
夜ワイン飲むときの酒のお供がほしい、っていうだけでもあるんだけどw

43歳のパパからは以上です。

Business Idea, Cooking, Diet, Japan

アメリカで出来るビジネスが何かないかと考え、乃が美のパンのレシピ(WEBにあるもの)を真似てパンを焼いて12回目。ページ下部にある通り、色々な材料の配合、時間を変えて試行中。アメリカでは乃が美みたいな美味いパンは全然見当たらないので大いなるチャンスがあると思う。
休日はゆっくりパン生地を仕込むことが出来るので、種々考えながらああでもない、こうでもないとやっています。

初めてのチョコチップパン。娘は美味しいと食べてくれましたが、腰折れはなはだしい。また、側面からも分かるように水分で目詰まりして、もう蒸しパンに近いような湿った食感となった。
元々水分量が72%と相当に多いレシピでしたが、その位になると生地はどれだけこねても固くならないので、弾力が無いベタベタした状態で1次発酵に入ることになる。それが問題だったか。
また、初めてアルミホイルでふたをしてみましたが、それが水分を閉じ込め過ぎたのか、
それとも 355F(180℃) という温度が低すぎたのか、
はたまた10分+10分、合計20分という時間が短すぎたのか、
ここら辺のパラメーターが多いところがパン焼きの難しいところ。
強力粉牛乳生クリームバター砂糖はちみつドライイーストその他材料X次発酵(中種法)焼き時間初回焼き時間2回目デバイス焼成→ラップ雅史感想家族感想
6/28/2020(Sun)夜仕込み開始⑫15090030.07.5018.11.92.5こねるの大変だから中種法で、こねるのはスプーンでそこそこに。写真あり。0次開始 21:251010赤プラケース
完全感覚ベーカー 高級食パンSafeway flour卵黄分24gを足してある72.0%365有塩バター12%ヒマラヤンソフト、細かい粒1.5%水分量が多かったせいか、2次発酵の後でパンがしぼんだ…355F(180℃)355F(180℃)トースターから出して、オーブンを予熱している間に、パンがしぼんでしまった…
感想中種法上記は合計水分量%5%これも0次の段階で入れてある1.2%チョコレートチップ入れます〜こねて、玉にはなったが、まだ柔らかく、ベタツキもあり、こねが不十分だったと思われる。それでも20分弱はこねたと思う。焼く時に蓋必要!レシピは23〜分
Japan

一応統計士で、見る将で、藤井七段の大ファンなので、日本時間明日2020年7月1日から開始される王位戦の統計学的な展望を記します。

統計学的に、チェスや将棋のように1:1で対局し、勝負がつき、不特定多数との対局があるゲームにつき、プレイヤーの強さを決める「Elo rating system」という何だかエロそうなシステムがあります。チェスでは非常に一般的ですが、将棋では結構やってる人しか知らないものかつ、「レーティング」として知ってはいるけど、このサイト運用者が勝手にパラメーターを設定して運営していると思っている人もいるでしょう。

エロレーティングの詳細は省きますが、藤井聡太七段の執筆時点でのレーティング1976と木村王位のそれ1792をベースに一局あたりの藤井七段の勝率は74.2%と計算出来ます。

王位戦は七番勝負ですから、p=0.742として、王位奪取のパターンとして
4勝0敗 : 0.742 4 = 0.303
4勝1敗 : 4C3 * 0.742 3 * (1- 0.742 )1 *  0.742 = 0.313
4勝2敗 : 5C3 * 0.742 3 * (1- 0.742 )2 * 0.742= 0.202
4勝3敗 : 6C3 * 0.742 3 * (1-p)3 *  0.742 = 0.104
があり、その和が 0.922 となりますから、92.2%の確率で藤井王位誕生の可能性ありとなります。

ただ、「中年の星」の木村王位にも頑張って欲しいので、是非フルセットまで見たいですね。またアメリカから寝不足になりそう。。。
繰り返しですが、Abemaさんも本当に海外への配信して頂き、ありがとうございます!

Business Idea, Cooking, Diet, Japan, Startup

アメリカで出来るビジネスが何かないかと考え、乃が美のパンのレシピ(WEBにあるもの)を真似てパンを焼いて6回。今までは手ごねでやってきたが、乃が美風食パンは腰折れするほど柔らかく、それは当然パン生地が柔らかいことを意味し、結果としてこねるのが非常に難しい。

初日の翌日は激しい腰痛に襲われた(情けない…)のと、その後もかなり長い時間のパンこねに心が折れかかってきたこともあり、スタンドミキサーの導入を決定。

ただし、KitchenAidブランドとかは高くて買えないので、、また日本に持って帰った際に電圧の問題が発生するので、とりあえず廉価なものを購入することとして、Targetに行ってみたりAmazonで調べてみたりもしたけれど、要件に対して納得できる価格帯の在庫がなかったので、Nextdoorを見てみた。

Nextdoorは「ご近所さんアプリ」とも言えるもので、近所の情報や売ります買いますなどの機能があり、日本で言うと後者については「ジモティー」が相当するでしょう。ジモティーは時価総額が100億円くらいあるようで大変立派だと思いますが、Nextdoorはそれが$20億を超えているので「スーパーご近所さんアプリ」(?)とでも呼びましょうか。

で、売ります買います掲示板で探したところ、$80くらいでAmazonで売っているBeach Hamiltonの安価なミキサーが$40で売っていたので、即売主に連絡して「今晩10時前か明日昼頃取りに行く」と伝えて、車で30分かけてFremontまで行きました。やり取りは非常にスムーズ(アプリは多少使いにくいですが)で、How’s it going?とかって挨拶したらすぐ受け渡しするだけだし大変便利でした。 $20億 を証明するには沢山売り上げなきゃいけないでしょうが、頑張って欲しいスタートアップです。

それで、購入したのがこちら。

基本的なミキシングしか出来ず、パン生地をこねる動きをしてくれないですが、またかかる時間も結局30分くらいで短くなっていないし、手で押さえたり少し動かしたりしなくちゃいけないですが、それでも手ごねよりは全然楽。

こうやって少しずつ 買いそろえてやっていくのは貧乏性のなせる業wですが、少しずつでもベーシックを学べるので、いきなり最終兵器(パナソニックの「おうち乃が美」が焼けるホームベーカリーなど)を買ってしまうより勉強観点ではぜんぜんいいでしょう。
日々是学習、ということで。

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アメリカで出来るビジネスが何かないかと考え、乃が美のパンのレシピ(WEBにあるもの)を真似てパンを焼いて6回目。ページ下部にある通り、色々な材料の配合、時間を変えて試行中。アメリカでは乃が美みたいな美味いパンは全然見当たらないので大いなるチャンスがあると思う。
ただし家族の胃袋の容量には限りがあるので、1日1バッチ… 仕事との兼ね合いで結構キツいが頑張りましょう。

焼いて5分くらいで上面にラップをしたことで、皮が湿気って切れにくくなった。。
甘くておいしい。(真歌)
中はしっとりしている。(雅・真)
ちぎった時に糸を引く感じが乃が美感が出ている(尚子)←まだまだ!!
今回皮は横も底もカリカリしていない。発酵臭はあまりしない。旨味そんなに強くない。バターは強い…
強力粉牛乳生クリームバター砂糖はちみつドライイーストその他材料X次発酵(中種法)焼き時間初回焼き時間2回目デバイス
6/19/2020(Fri)仕込み開始⑥1501000301218182.41.8形作るにギリギリの固さ0次開始2:00am107赤プラケース
対策Safeway flour66%最初に入れちゃったLand O Lakesに戻す砂糖2倍!オリジナル2倍ヒマラヤンソルト1回目は2gこねるにはまだかなり苦労した0次=16時間4XXF→390F285F
感想中種法+大さじ2杯、混ぜている際に入れてしまった種はベタベタ甘さはここで限界甘さはここで限界じゃりじゃりする…マシンで改善か?
Business Idea, Cooking, Diet

アメリカで出来るビジネスが何かないかと考え、乃が美のパンのレシピ(WEBにあるもの)を真似てパンを焼いて3回目。ページ下部にある通り、色々な材料の配合、時間を変えて試行中。アメリカでは乃が美みたいな美味いパンは全然見当たらないので大いなるチャンスがあると思う。
ただし家族の胃袋の容量には限りがあるので、1日1バッチ…

初めてトースターで焼いてみた
断面図。気泡が大きすぎる? 乃が美のように柔らかく切れる感じではない。
今回初めて「中種法」にて作ってみた。強力粉150グラムに対して中種用のイースト2gは多かったのか?冷蔵庫で8時間強発酵させた後にイーストが飛び出ていて、ちょっと… 原因が分かる方いたら教えて下さい

以下が今回の定量・定性データ。面倒だけど、データを取っていきそれを見つめるしか改善の道はなし。

強力粉牛乳生クリームバター砂糖はちみつドライイーストその他材料X次発酵(中種法)焼き時間初回焼き時間2回目デバイス雅史感想感想
6/15/2020(Mon)仕込み開始150100030129182.43蜂蜜混ぜるの苦労する0次:8時間強107赤プラケース中はスカスカな気がする。写真あり。尚子曰く「旨塩っぱい」→もっと旨い塩はあるのか??
対策Safeway flour66%オリジナル2倍オリジナル通り1回目は2gALC打ち合わせで1時間強の二次発酵…外から押すと固く、まだまだ乃が美に達しない。イースト多い??尚子、真歌曰く「耳まで柔らかい」
感想水は少し吐き出してたバターが強い?甘くない…甘くない…じゃりじゃりする…冷蔵庫後に飛び出てた…ネタが固くない!あまり膨らんでない追加の膨らみなし一杯にはなった旨味は強い。小麦?バター?塩??
Technology, VC

昔取った杵柄、なんですが、商社マンとしてキャリアの中で色々な帽子をかぶらされる内の一つとして誇りたいのが「プロジェクトマネージャー職」です。
社内情シス、営業マン、投資担当、事業戦略、ベンチャーキャピタリスト(現職)とか色々やりましたが、プロマネが一番好きかな。
ただ、職種は異なれど、ずっとIT・テクノロジー関係だったので、それはずっと続けていきたいとは思っていまして、下記のインタビュー記事も鈴木が相当に技術オタクだということが分かると思いますw
また、下記はアメリカの技術団体からのインタビューだったのですが、ドメスティック(国内)の仕事よりもグローバルな仕事の方が好きです。

Inside RDK – Iʼm in RDK: Masashi Suzuki, Program Manager, “Project Sunrise,” J:COM

When he was four, growing up Japanʼs Kanagawa Prefecture, Masashi Suzuki read a cartoon magazine about supercomputers ̶ the size of a conference room at the time ̶ and was fascinated. “I couldnʼt understand the technology at that age, but for sure was amazed and interested in the possibilities,” he says. “That was probably the start of my techie-leanings.” Now, at age 40, heʼs a self-professed “gadget guy,” with a home festooned with home automation and virtual assistant devices, like Amazon Alexa and Google Home. Heʼs now the J:COM lead on its RDK deployment, and spent the last few years gathering requirements and shepherding the move to become an RDK community member. Heʼs a lively, informed, and entertaining contributor, as evidenced in this edited Q&A, below:

Q: When and how did you find your way into this industry?
Suzuki: I started my career in 2001 with corporate IT at Sumitomo Corporation, and managed a couple of projects there. At some point, I got mired in a “death march” project, and turned into a sales dog for telco, mobile and cable companies. Even though it was a sales role, I had to study technology a lot to be able to discuss new things coming up, such as VoIP, fixed mobile convergence, voice recognition and so on, with techy (and even nerdy) customers. To deepen my knowledge, in the 2012-2013 timeframe, I studied global software industry/businesses at Stanford University as a visiting scholar. Right after that, I was dispatched to J:COM tech division. Since 2014, Iʼve been a program manager of what we call “Project Sunrise” which covers set top box/cloud system development and service planning. We named it “Project Sunrise” because Iʼd heard that Liberty Global had code-named their RDK program “Project Dawn.”

Q: How did you hear about the RDK / what attracted you to it?
Suzuki: In 2013, some folks at J:COM had a meeting with the godfather of RDK, then-CTO of SeaChange, Shiva-san (Patibanda, now CTO and Head of TV Platforms at Ericsson Broadcast & Media Services.) They were amazed at the concept and accomplishments that were happening with the RDK. I read the report, and thought, this is it, for our next-gen STB! Up until then, we had struggled in our set-tops with performance issue, bugs, and sluggishness in functionality, code additions and software. RDK seemed to be the perfect way to solve for all of that. We actually got started in 2014, gathering requirements and designing the platform.

Q: To what extent is RDK a part of your day-to-day workload and focus?
Suzuki: RDK is definitely the core of our set-top box project work. Weʼre currently doing design work with a hardware vendor and a middleware vendor. The key here is a “loose” integration of software among RDK, middleware, the Japanese local broadcast spec called “ARIB” and Japan-specific, hardware-based conditional access systems. The ARIB implementation will be especially tough, because in many ways it is like a dinosaur fossil. In order to support a future state with multiple set top box vendors, reduced CAPEX, and integration of ARIB and CAS into the RDK, the software has to be absolutely loose, or abstracted. This is something we would like to learn from the European RDK community, which went through something similar with the DVB specs.

Q: What are the main advancements you wish to get out of the RDK?
Suzuki: More than anything else, competitiveness, in the long run. On top of satellite, FTTH and mobile players, we too have to compete with OTT, which is slowly but steadily eroding our market. Consumers in Japan like new stuff, and theyʼre relatively “early adopters,” even compared with the global marketplace. With RDK, we can benefit from the ecosystem, and we expect to be able to launch new features quickly. Then, J:COM can appeal to our customers because we can honestly say, “weʼre as advanced as Netflix, Amazon, YouTube, Google, Facebook” etc.

Q:You will be the first in the RDK community to solve for 8K video. Whatʼs that like / what does it take / whatʼs the work of it?
Suzuki: 8K is a big deal, but we have to be careful that our set top box doesnʼt get too big. I mean, 8K is hot, but our box canʼt be too hot! To get there, we will need to embed into the box a dedicated 8K decode chip, and HDMI 2.1, as well our Sunrise software. The HDMI 2.1 spec was just released in November. Then, the interfaces with main video chipset have to be designed thoroughly.
Considering the balance of cost and performance, we have to come up with the right amount of memory and hard disc drive. Additionally, software issues like tuner multitasking, decoders, recording, transcoding to tablets, and UI ̶ all have to be tackled. But first I have to check if I can physically fit an 8K TV set into my apartment elevator and through the front door!

Q: Whatʼs one thing you wish more people knew about the RDK?
Suzuki: People in Japan have the image of RDK as “cool stuff.” Yes, itʼs cool as
Hokkaido! (Google it..) But seriously, it is cool, as long as we develop and maintain our software with an agile methodology and in a DevOps way. RDK is an awesome tool and can be a catalyst, but it may not be a silver bullet. We are the one who need to build an ecosystem, keep the integrity of our software, and eventually find solutions to be competitive.

Q: Whatʼs your view on the importance of working at the “tip of the trunk”?
Suzuki: It is like sushi for the Japanese – we canʼt live without it. And it has to be fresh all the time! You canʼt put it on the table or store it in the backyard for very long, because it can go bad very fast. And if that happens, you get sick.
But when you serve fresh sushi to customers, you become more competitive. To see the true nature of what Iʼm saying, you really have to watch the movie called “Jiro Dreams of Sushi.” But in an RDK sense, the way to achieve the kind of freshness we appreciate in sushi, is to have tools to keep you at the tip of the trunk. Something like the True RDK Toolkit, like Espial offers, as one example.

Q: Whatʼs the favorite thing youʼre working on right now ̶ defined as “you have tons of other stuff to do, but you keep getting drawn back to that”?
Suzuki: Watching Sumo wrestling on the test set-top boxes in the office. I wasnʼt really into it until recently, when I saw a Sumo tournament in a real stadium, with Steve Heeb and Jason Briggs, of RDK Management, when they came to visit in November. It was the first time in my life that Iʼd seen it live, and now, I canʼt take my eyes off of Sumo TV programs. Itʼs highly addictive! The bonus is being able to watch TV programs while developing set-tops, in the sense of “no, no Iʼm not watching TV. Iʼm testing.”

Q: Whatʼs something about you that not many people know?
Suzuki: I love running marathons, swimming, cycling and the combination of them, the triathlon. In bicycling, I participate in “Brevets,” which involves riding a bicycle for over 200km and for 12+ hours. To project members and vendors, I say, “I am a triathlete, thus I am very persistent. Be careful.” My next goal is to finish 1200km Brevets, in France, and an “Ironman Triathlon,” in Hawaii. The Ironman consists of a 3.8 km swim, a 180 km bicycle ride, and a 42.195 km full marathon. After finishing it, I will be able to say, “I can be as hard as iron to you. Be careful.”

Q: What are you doing when youʼre not working?
Suzuki: I work night and day, weekdays and weekends, in the office and from home as a program manager. On top of that, I do training for triathlons, and work out. Any little time I have, I enjoy spending with my eight-year-old daughter, Manaka. Her name means “true song.” Set top box development is tough, and life is tough. But as she grows up, I hope she will find truth in her life as if she sings songs merrily, and that we find happiness with RDK and DevOps. Iʼm writing a long letter to her ̶ itʼs up to almost 150 pages now ̶ which expresses my concern for the future of this, a little staggered country, and advises her for her future. My plan is to publish it or open-source it ̶ I am not sure right now. But the important thing for her is to work hard and adapt to the changes caused by innovation and technology. I am lucky I can talk to her about my job and relate the kinds of things Iʼm working on, like state-of-art in technology, and the RDK. I really appreciate the support and help of RDK Management and look forward to working with everyone in the RDK community.

Diet

この方法で必ず痩せられます。WHFで体重が増えた人は残念です。

僕は70.8kg→63.7kgまで落としたので▲7.1kg、割合にして全体重の10%落としています。(ちなみに身長は180cmなので元々小太りだったわけでもないです) 体脂肪は6.5%落ちています。

文字通り「やり方次第」です。体重は減らせます。「毎日りんごだけ食べてれば5日で−5kg」みたいな根拠のない、極端な方法ではなく、地味で手間と努力を要する方法ですが「必ず」痩せられます。子どものころに親に言ってはいけないと言われましたが「絶対に」痩せられます。

骨子として ①カロリーのイン/アウトを見える化して、摂取カロリーを減らすこと ②アウトを増やすために運動すること の2つだけで、これ以外の方法は科学的にはなく、それに従ってやっていくだけです。

本記事では①について記載します。②とその他として③も書く予定ですが、①が出来れば、体重は減るので②の優先順位は低く、③はおまけです。①の本メソッドは時間は多少なりともかかるのでWFH期間がよいのです。また、出社し始めたり外出し始めたら外食が増えますので、体重を減らすのは絶望的になる可能性大と考えます。

 ①カロリーのイン/アウトを見える化して、摂取カロリーを減らすこと

下記(これは先週の実例です)を毎日つけていくだけです。

そして、摂取 vs. 消費 カロリーの差である合計の部分をなるべく小さくしていく。目安として▲7000kcalで1kg減と言われているので、自分の目標に合わせて累計カロリー÷7000kcalが目標体重減になるまで頑張りましょう。以上。

46th day – 5/28/2020 (Thu)

  • Vegetable soup 80 kcal x 1 = 80 kcal
  • Cashew nut x 4 = 40 kcal
  • Cherry 5 kcal x 3 = 15 kcal
  • Watermelon 30 kcal/100g x 150g = 45 kcal
  • Sausage & vegetable pasta ingredients = 163 kcal
  • 長芋ときのこの納豆マヨグラタン = 449 kcal #
  • Mini tomato 5 kcal x 2 = 10 kcal
  • Miso soup (Vegetable) 34 kcal x 2 = 68 kcal
  • Cucumber pickles = 14 kcal
  • High ball x 3/4 = 60 kcal

—————————–

TTL 944 kcal

  • Pushup 35 x 5 sets = 175 times = 34 kcal x 175/100 = – 60 kcal #
  • Bike 12.3 km = – 326 kcal #
  • Running = – 0 kcal
  • Walking = – 35 kcal
  • ATHLEAN-X Ab Workout | 6 Minutes = -36 kcal x 1 = – 36 kcal
  • Ab Wheel = 2 mins =  – 5 kcal
  • BMR = -1,612 kcal ※

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TTL – 2074 kcal

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Grand TTL – 1130 kcal

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Accumulated TTL – 33456 kcal

私の年齢(42歳)で男性でこの身長だとBMR(basal metabolic rate)基礎代謝カロリーは 1612 kcalとのことです。(上記※部分) それと運動での消費カロリーを下回るほどの摂取カロリーにすればいいわけです。ただし、一日で「わずかにマイナス」みたいな数字だと▲1kg = -7000kcal を達成するのに長い期間を要してしまうので、摂取カロリーは低いにこしたことがない。また、運動した方が達成が早い。

とはいえ、175回腕立てして、自転車を12kmちょっとを一生懸命漕いでもヘルシーなグラタン1皿分にも満たないので(上記#部分)、「運動すれば痩せる」というのは幻想に近く、食べるものを減らさなければいけません。これは色々な書籍などで説明されていますが、最も論理的に、繰り返し分かりやすく説明してくれているフィジカルトレイナーにATHLEAN-XジムのJeff Cavaliereがいます。山ほど動画がありますので、食事についてのものはくまなく見るといいと思います。https://www.youtube.com/channel/UCe0TLA0EsQbE-MjuHXevj2A Jeff曰く、「トレーニングは食事を超えない」

この食べたもののと消費カロリーの記録をしていくとすぐ分かりますが、一日のカロリーの±をマイナスに持っていくのは意外と難しい。ちょっとジュースを飲んだり、軽く間食したり、1,2杯お酒を飲んだり、ラーメン/カレー/チャーハン/カツ丼/揚げ物などを食べたりすると、すぐ、大幅に摂取カロリーが超過します。この感触が分かるようになるまで、繰り返し繰り返し、食べたもの一つ一つのカロリーを調べて記録していくのです。日本は、本当に本当に美味しいものが、近くで手軽にコンビニなどから手に入り、お店で食べれてしまうし、みんなでランチや帰りに一杯文化があるので、よほど意識しないとすぐカロリー超過になる。自分で計算したらすぐ分かるようになるのでまずやってみること!

私は暗算の訓練も兼ねてEvernoteでテキストでつけていましたが、計算の観点ではスプレッドシートを使ったほうが楽ですし、使い勝手のいいアプリがあればそれでも構いません。とにかく、味噌汁はカロリーがとても低い、とか、牛乳はタンパク質含めた栄養価が高いが1 cup 150kcalは許容しなくちゃいけないとか、ジュースはそれ以上のカロリーなので一日に何杯も飲む必要があるジュースダイエットはカロリーの観点からはそんなにマイナスをもたらさない、ラーメン1杯食べたらロードバイクで一生懸命20km弱こがなくちゃいけないとか、ゆで卵は腹持ちするしタンパク質も多いけど80kcalしかない、とかアーモンドやカシューナッツは食物繊維も豊富だし油分を採らないと脂肪が燃えないという関係があるものの大きさの割に一粒のカロリーは〜10kcalもある、とか、このクソ面倒な入力から学んでいくことが何より大切です。また入力は正直嫌になるほどめんどくさいので、それやるくらいなら食べない!というマインドセットになれるのもいい効果ではあります。

アルコールは酒、ワイン、ビールはカロリー高く、薄い蒸留酒割り、すなわちハイボールか焼酎の水割りあたりがいいでしょう。ただし、酔えば食べたくなるので、飲まないに越したことはない。私も期間中はあまり飲んでいない。

また、人生を豊かに送るためにダイエットするわけで、家族や友人が自分の体重や脂肪率よりぜんぜん大切ですので、人が遊びに来たときの食事、家族の誕生日などの食事は、お酒含めて普通に飲み食いして楽しみます。そういう日は、料理含めた準備で忙しいので、長い時間運動出来ませんから、カロリー摂取超過になります。それはそれでよし。それ含めて人生の一日だから。ただ、期間で見た時には短期間でマイナスに再び持っていかないといけない。よって、そういう日のために、一日のマイナスを出来れば▲1000kcal以上とか高レベルに持っていって、貯金をしておく必要があるのです。

それと、自分で料理した方が、カロリーを抑えやすい。うちの奥さんは、お酒に合うような美味しい料理をたくさん作ってくれるので、出てきたらどうしても食べてしまうから、誘惑に負けるように「今日は自分で作るよ。サラダでいい?」と持ちかける。サラダも多くは油・酢・マヨネーズの組み合わせでドレッシングが作られて、そこからのカロリーは100kcal近くになったりするものもあるので、フルーツを使って酸味を取り入れて、ヨーグルトをベースとしてまろやかさを出す。そうすることで酸味と口当たりのバランスを損なうことなく、油からのカロリーを取ることなく美味しくサラダを食べることが出来るし、何より果物の色とヨーグルトの白で食欲が湧くような、インスタ映えするような一品を作ることができる。料理については基本的にインスタにアップしていますので下記ご笑覧ください。将来、アメリカで広めの家に住んで、一日に一客が二客をおもてなしして、それを収入としてゆっくり生きていけたら、それで何も要らない、そんなことをぼやっと考えながらサラダを食ったりするw

かつ、WFHになっても仕事が楽になっているわけでもなく、日本とのやり取りなど逆に増えてしまっている部分もあり、朝か昼は野菜スープか味噌汁でさっさと済まして仕事に集中する。夜は、出来る限りゆっくりと家族と普通の食事を取れるようにする。
ただ、そうすると小腹は空いてくる。その時は、1.アメリカで手に入りやすい香り付きの美味しいコーヒー(へーズルナッツコーヒーが最高) 2.それでごまかせないあ場合、ナッツ2,3粒か果物(アメリカではアメリカンチェリーって言わないんだな、とか)食べてしのぐ。

 ①カロリーのイン/アウトを見える化して、摂取カロリーを減らすこと

のまとめとしては、見える化して、運動消費カロリーを頭に入れながら、摂取カロリーをコントロール・ミニマイズして、ネットのカロリーマイナスを最大化すること。これで「絶対」体重は減らせる。

次回は②アウト(消費カロリー)を増やすために運動すること、だけれども①だけで理論的に体重は減らせるので②以降は「JFY」となります。(ただし、③の「その他」の回に、ダイエットの目的、をまとめますのでそちらもご参考まで。(ただし体重を落とすために目的は必要条件ではない。とはいえ、時間かけてやることに目的が無いっていうのも、人生の一部としておかしな気がするので、そこで説明します)

Silicon Valley

先日、スティーブン・マーフィー教授の「スタンフォード大学 マインドフルネス教室」を読みました。(アメリカにいる方も、amazon.co.jpからKindleで購入できます) 
それからというもの、毎日心穏やかに過ごせています。

特にストレスの多いビジネスパーソンにおすすめです。
時間の不足、周囲からの期待とプレッシャー、自分自信の期待と現実、上司部下との摩擦、噛み合わないコミュニケーション、一向に減らないメール、家庭との折り合い、健康、海外との時差、在宅勤務など誰しも色々持っていると思います。

この本は瞑想の方法論というより、本質的なものの考え方を改めて教えてくれます。教授とも一度お会いしてお話させて頂きましたが、飾らず、しっかりと質問にご回答いただき、頭と心の整理ができました。

個人的な整理としては、

  • マインドフルネスの究極は禅だが、実践がむずかしい。(結跏趺坐とか、体が固くてできないし、そもそも雑念が多すぎる
  • マインドフルネスは、心穏やかにして、今あることに感謝すれば、それでOK
  • マインドフルネスは内省の一つの手段である。
  • ビジネスパーソンとしては、呼吸に集中するマインドフルネスの手法と合わせて、体系立った(例えば紙に自分のやるべき方向やあるべき姿を書き落とす)内省は必要である

と整理しております。
これが完全に正しいかどうか分かりませんが、個人的にこれをもってマインドフルネスに近づけているのであれば、それはそれで、ということで。

以下は、著書からメモを取ったものの抜粋・要約です。

  • 自分の弱さを知ることで内省を行う謙虚さを育てられる
  • 会話が途切れて空白の瞬間が生まれた時に空白には意味があるとする日本の「間」の考えを活かせる。外交的な声をしずめ、内省的な声を高める
  • 授業に瞑想の実践も取り入れている→仕事中にも個々人が用いることも出来るのでは
  • 智慧とは、自分の内面を見つめ、自己認識を養うことから生まれる
  • 何もせずじっと自分の呼吸に耳を傾けるだけの時間を生活のなかに少し作れば十分。生きている瞬間の豊かさへの感謝が生まれていく。
  • とにかくペースを落とし、心をからっぽにする
  • ほとんどの人が多くの時間をその場に十分存在することを意識せずに過ごしている。不安、恐れ、怒り、後悔の念などに囚われ、過去や未来に捉えられてしまっている。「今・この瞬間」に存在して人生を深く送ることが出来ていない。
  • 「今」に感謝し、意識的に生きる技法である
  • 生き生きと輝く人を世の中が必要とし、自分ならではの役割を責任を持って担う。自分のすることを愛する。
  • 他人との比較は希望を奪うだけの非生産性的な行為。世の中には自分が望む何かについて、必ず自分より秀でた誰かがいる。願望のせいで、羨望という毒や嫉妬の苦しみを味わうことにもなりかねない。喜びを殺し、劣等感と優越感をもたらすのが、比べるという行為。本当の自分を受け入れて感謝するという道から逸れることである。
  • もっとも有能なリーダーは温かく、豊かに感情を表現し、民主的で人を信じて疑うことがなかった。
  • マインドフルネスの実践中は話をしないもの。外部との話だけでなく、内側でも話さない、考えない。
  • アメリカ育ちの私は、アメリカ人が日常会話においてさえ論理的であることを重視する点を、しっかり自覚するようになった。物事を分析して論理的に説明する能力は教育を受けた重要なしるしとみなされ、考えを論理的に述べられなければ軽蔑される。
  • 彼らは主張し、論じ、説き、相手を納得させ、影響を与え、自分の考えを伝えるということに実に長けている。
  • それにたいし、聞く能力のほうははるかに限られていると言わざるを得ない。
  • 我々は、聞くことに先んじて、次に言うことを考えている。自己を中心に据えた考え方のために、聴くことが難しくなっている
  • 本気で聴けば、たとえ平凡そうな人であっても、おもしろい話聴けたりする。
  • なにかもっと賢いことを言おうとしたり話題を変えようとしたりしないで耳を傾ければ、話すほうは穏やかな気持ちになる。
  • 一般的にほとんどの人は、注意が思考で占められ、実は聞いていない。相手の話よりも自分の考えに気持ちがいっている。
  • 人生には簡単な解決法など存在しない。なんであろうと価値のあることには必ず悪戦苦闘と忍耐がたっぷり必要になる。大切なのはひたすら粘り強く、全力を尽くすことだ。
  • 一日だけを生きて、一度に一瞬だけを味わう。
  • いつでも自分の望むようになるわけではないことを知り、現実をただそのまま受け入れられるようになることが大切。
  • 否定するかわりに受け入れる、抵抗するかわりに適応するという傾向は日本人の思考方法の基本。これは「積極的」あいまいさと言えるもの
  • もうわかっているという立場から質問がなされる場合、自分の考えの正しさを証明するような内容だけを受け取ることになる。すると結局、自分がきづくものは自分の説に沿うものばかりになると、アインシュタインも警告している。
  • 「有り難う」とはこの言葉の深い意味を表現するもので、自分が受け取った奇跡に対する驚きと畏怖の念を表している。これこそが感謝するという意味。
  • 自分を省みるこの能力が苦悩を生み出す原因なのだが、そこに自由への鍵も握られてもいる。内観は現実にたいする見方を広げる。真剣に取り組むらなら、内観は、私たちの生き方に関する素晴らしい洞察へと通じている
  • 一番の恐怖は自分が能力不足であることではなく、とてつもなく力を持っていることなのです。私達がもっとも恐れているのは自分の闇ではなく光の部分なのです。(マリアン・ウィリアムソン)
  • 不毛な消費主義に囚われ、靄のたちこめる憂鬱
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