ハゲ治療にはミノキシジルが欠かせませんが、アメリカでは内服薬についてはFDAの規制により処方箋必要なんですよ。
但し、一番下に書きましたが、「かかりつけ医」に診てもらうまでに数ヶ月かかったりするので、どうしたもんかな…と悩み始めたら、また髪が抜けてきた!
悩んでないで、Google先生に聞いてみたら、オンラインでリモート診療出来て、そこで処方箋出せると!
早速試してみた。
(さらに、その先生がかかりつけ医にもなってくれることも判明。アメリカすごい。)
げ、月額$15か。要注意。
下記の通り診療のアポは取れましたので、リモート面談の為のアプリを入れましょう。
診療の前にアプリで色々聞かれます。
面談で一から答えるよりはよっぽど効率的。
Joining the call
諸入力が終わったので、オンライン診断にいよいよ入ります
先生がお越しになられました。お顔はプライバシーの関係で白抜きにしています。
オンライン薬局との連携が少々トリッキーで少し時間を要しましたが、今回は日本で摂取していた薬ということもあり、質問はごくごく簡単で、10分くらいで会話は完了。
さらにオンライン薬局に、患者としての私の希望する薬のオーダーも入れてくれました。
(ここは恐らくPlushCareの方にキックバックがあると思料)
完了。医者に実際に行くより、全然簡単だし、楽。
最後に、予期しなかったのが、「この先生を『かかりつけのお医者さん』(primary care physician) にしますか?」という質問。
場所によると思いますが、少なくともカリフォルニアのベイエリアでは医者はめちゃくちゃ混んでいて、①かかりつけ医じゃないとそもそも診てくれない (本当に緊急で診て欲しい時は緊急医に駆け込む必要あり) ②かかりつけのお医者さんになってもらうのに数ヶ月かかる! という状況で、良いことじゃないとは分かっていたものの、ハゲ以外の持病も無いのでかかりつけ医が今までなかったので、これは超助かります!
いやはや、本当にアメリカのITサービスの進化(最近これをDXと言いますが、本質的には以前からITとかICTとかと言っていたのとまったく同じだと理解しています)は素晴らしい。
一つには、スタートアップ含めたソフトウェア企業がしのぎを削って、開発ツール、テストツール、連携用API、クラウド基盤、コラボツールなどなどが充実してきたこと、価格も安いものも沢山あること、
もう一つには①企業の中にちゃんと情シスとしてエンジニアを一定程度抱えている ②足りない時は業務委託者(=contractors)が市場に沢山いる(=良い報酬が貰えるので、日本のように一段低くみられることも無い。アメリカは「その人がやりたいようにやればいい」という価値観が浸透している、これいいことです) ③そんなに多くないけどIBM、アクセンチュアみたいなSI企業もあるはある という三段構えにより質のいいITシステムが構築できる体制がある【これ重要】こと。
また、日本と異なり、ガラケーを使っている人が極端に少なく、スマホ中心にサービスを開発すればいいこと(私もオジサンなので、PCの方が好きな世代ですが、今回はスマホで全然苦は無かったです)
なんかがありますね。
日本でコロナ関係などで超低品質なアプリや、開発丸投げに伴う責任のなすりつけ合いに悩んでいる状況を見ると、頭痛で頭髪が抜けそうです。。