Japan

毎日を楽しく過ごす

鈴木です。現在シリコンバレーで暮らしています。

別途、私のFacebookでつながっている方やYouTubeチャンネルをご覧いただいている方は「ああ、Moshがまたバカなことをしているな」とお感じだと思いますが、これには一つ(全部ではないのですが)理由があります。

いつか日本に帰る日が来るとして、特に今年の後半の日本は残念ながら非常に暗い雰囲気と精神的なカオスが広がると考えています。

同僚にも会社で言っているんですが、こうもIT・デジタル系のビジネスは競争が寡占化+その他はスタートアップ中心として超高速化、そして全体的に資本が集中しているので、「少し先のことを見ていく」ことは非常に重要です。

(ちなみに、かなり先の日本についての予測は、拙著「君たちが大人になったら、残念です」に記載しております)

「少し先」のこととして、今年の後半に目を転じたとすると、

  1. 東京五輪の終了
  2. コロナ感染者の増加
  3. 衆議院解散
  4. 自民党の勝利
  5. 停滞感と憤りの敷衍

のそれぞれがほぼ間違いなく起こる。

  1. は政治判断で開催されそう
  2. は緊急事態宣言と国民の努力+ワクチンの若干の普及(執筆時点で7%程度)により減少中→まん防でさらに減少=新規発生の絶対値として五輪前に相当に低い水準に落ちる
    ➜東京五輪により多かれ少なかれこれが増加。(直因としてインド型・デルタ型が寄与する可能性も高い:但し世論として東京五輪のせいだ、となりがち)
  3. コロナが落ち着いてからでしか政治的に物理的な選挙を行えず、2の後になる
  4. コロナ感染者の増加は与党の政策(古くはGoToトラベルも)に拠るもの、政治とカネの問題、安倍政権時代の嘘などが野党とワイドショーなどであげつらわれるが、立憲民主党は選挙になれば民主党時代の体たらくや、党全体の「人には言うけど自分はしっかりやらない」という体質や直近のスキャンダルなどが逆に挙げられて、さらに現在の6%程度の政党支持率ではひっくり返せない。
    ➜結果的に、非常に消極的に自民党が第一党として再選される

その時に我々の胸に去来する、(絶望感とは言わないまでも)停滞感、憤りは大変なものとなるでしょう。

選挙の結果とはいえ、何でこんな選択肢しかないのか、

そして、今後の日本は本当に大丈夫なのか、というより、やっぱりダメなのか、という気分が人々の首を真綿で締めるように充満していくことでしょう。

いつもYahoo!ニュースなんかに、毎日起こる政治的なスキャンダラス、東京五輪にまつわる、総理大臣、自民党幹事長、五輪大臣、都知事、IOCの無責任なコメント何かが出て、ネット民がそれに反応して、という流れで毎日が過ぎていきますが、「ちょっと先を見た」場合に、高い確率で上記のような暗い状況になるんじゃないかなと残念ながらアメリカの地から思っています。


となった時に、別途ひろゆき氏も言っていたように、特に政治に対して出来ることは現実問題として投票行為以外にないんですよね。

だから、毎日、個人レベルで楽しんでいこうと。
その中から見つかることが、ビジネスなど含めてきっとある。
こういう状況の中で、旧態依然とした日本軍的なビジネスのやり方をしていてもどうしょもないとも思うんですよ。
少し肩の力を抜いて、それでも刃を研ぎながら、毎日を過ごしていこう。

Leave a Comment

Bitnami