Education, Silicon Valley, Startup, Technology

英語はかれこれ私自身は中学校から大学、仕事、Stanford大、INSEAD大、シリコンバレー含めて20年くらい勉強したり使ったりしてきてますかね。

だから「日本人としては」相当イケてると思ってますし、発音も先生をつけたり、独自に練習したり結構やってきましたよ。真面目な話、留学中なんかはシャワー浴びながら下から血が出るほどに(?)練習しました。何かをマスターする、っていうのはそういうもんかと。「どうやったら英語が上手くなりますか?」と聞かれることがありますが、やっぱり努力しかない。そう言われないで具体的なアドバイスを私からもらっている人は、心から信頼されている訳ではないと思っていいですw
隣のシャワールームから「お前何一人で喋ってるの?」 (=”probably lollipop”みたいな意味不明な言葉を連続して口に出していた)と とか「何で俺の名前呼んでるの?」(=”Nick”という発音を繰り返し練習していた)とか色々笑い話もありました。

発音については、会社の中では「日本人の割に上手い」と思われるのは社内ポジショニング的に重要だったりしますしw、対外的にはパートナー企業、ベンダー各社、社内のアメリカ法人内などでもちろん重要です。仕事の話は正確を期す必要があることが多いですし、プライベートでは飲み屋に行ったりすると音楽うるさかったり、喋りもペースアップしたりするのでこれまた大切です。

それで、今はAIで発音を矯正できるってね。本当か?俺の20年にわたる努力はどうなる?!
早速家族で試してみました。

ELSA
https://elsaspeak.com/

Meet ELSA – Your personal AI-powered English speaking coach

ううっ
娘 OMG

感想です。

  • 非常にフェアで正しい判定をしていると思います。
  • 癖の種類は上級者ならそんなに多くは無いハズで、かなり短期間で完璧レベルまで改善することが出来るでしょう。
  • 中級者においては発音の基本の勉強と組み合わせることで、従来の勉強方法より何倍も速く上達させることが出来るでしょう。
  • 何より、楽しいのがいいですね!
    家族でやったら、うちでは大盛り上がりでした。

この何年かだけ英語を勉強してきた娘の方が発音が上手いという事実には驚きを感じ得ず、よろこびと、満足感と、悲しさとが混じって、もう酒を飲みながらこのブログを書いていますが、人生いい意味でも悪い意味でもそんなもんでしょうw

Always look on the bright sight of life!


というところまででは利用レポートになってしまうので、テクノロジー観点で少し真面目に論じます。

本当に「これは素晴らしい!」と思った本は、写経するようにしていました。もちろんポータビリティの観点からデジタルでやる訳ですが、Evernoteなんかにタイプしていました。

ただ、勝間和代さんなどの記事を見て「音声認識の方が速いの?マジで!?」と思い、やってみたら、実際そうでした。下記なんかは音声認識です。(実際は本一冊丸々抜粋部分についてやっています)

  • どんな境遇にあろうとも、「人間として正しいことを正しいままに貫く」ということを強く意識し、現在まで変わらずに実践し続けてきた
  • だからこそ、何かに迷ったときに判断の基準となる正しい「考え方」を持つことがたいへん大切です。
  • この「熱意」は、「能力」と異なり、自分の意志で決めることができます。だから私は、まずは誰にも負けない努力を重ねようと思いました。能力はさほど高くないかもしれないが、熱意だけは誰にも負けないほど持とうと思ったのです。頭がいいからと努力をしない人よりは、自分には能力が無いということを自覚して、誰よりも情熱を持って努力した人の方が、はるかに素晴らしい結果を残すことになるはずだと考えたわけです。
  • 一方大変な苦難に遭遇したとしても、それを真正面から受け止める。そして、いつかきっと自分にも明るい未来が来ると信じ、人生を前向きに明るい心で生きていこう、 一生懸命さらに努力を重ねていこう、というプラスの「考え方」をすれば、多少能力が劣っていようと、すばらしい人生の結果を得ることができます。

これは音声を認識するエンジンがAIとMLが転換点を超えて「使える」状態になったこと、そしてどうしてもタイポ・入力ミスが発生する人間のタイピングより文脈を踏まえた正確性を改善して結果的に速度を向上させ、手間を減らしたことを意味します。

ただ、同じテクノロジーを使って、non nativeな私が英語で本の読み上げをしてみましょう。
テクノロジー界では教科書、今もなお通用する古典「イノベーションのジレンマ」を使ってやっています。

In 1980 I began asking the two questions that would eventually help shape this book 1st why is success so difficult to sustain and second its successful innovation really as unpredictable as the data suggests

By the time I being a strategist as Boston consulting group where I had unusual opportunities to see at every level how companies compete it and I had a confounded CPS technologies to commercialize advanced materials technology developed in MIT labs but neither carrier path had yet to fully assess those two questions that were keeping me up at night

So at 38 with the support of my wife and months before our fifth child was born I became a doctoral student and made those questions my life‘s work. I’m happy to say I got the answer to the first and with the continued help of tremendous colleagues drawn to the subject over the decades I’m still coming in on the second in this new addition of the innovators dilemma are you show you some of the exciting new research we conducted since the book was first published two decades ago

英語の方がデータセットとして日本語より数十倍もしくはそれ以上充実しているハズですが、私の英語だと誤認識がちょこちょこあります。

これは「元データ」を直すしかもう無いわけです。その「データソース」は人間であり、具体的には私です。

AIなどのデータ解析をする前に、「あぁこれは前処理として『データクレンジング』しなくちゃいけませんね」というのが井上陽水が言うよりもよくあることですが、それと同じなのです。


マクロ観点では、どの国でも「海外出張」が減ると見ています。やっぱりある程度「お遊び」「お楽しみ」「息抜き」だったのね、電話会議、特にZoomでコトが済んじゃうのねw というのが、意外と業績が落ちていない企業のパフォーマンスから、もしくは意外と伸び続けているアメリカのGDPなどから証明されちゃっています。

だからこそ、Zoomが大変なのですが、実際に米⇔印なんかで電話会議がある友人などは、英語アクセントの問題で非常に苦労しています。(もちろんインド人に聞いたら「あの日本人のJapanese Englishキキトリニクイよ」と言っていることでしょうw)

だから、先日英語のアクセントをリアルタイムで除去するSanasなんかともお話させて頂きましたが、この分野のテクノロジー、教育かエンジンか別として、世界でのリモートコミュニケーションを改善し、人と人がより簡単に、強く、深くつながっていく「絆」になっていくでしょう。素晴らしいです!


英文添削サービス「IDIY」を2週間使ってみて激烈に英作文能力が伸びた
http://www.shosha-man.com/2018/08/idiy2-improved-english-composition.html

英文添削WEBサービス IDIYを使ってみた → 非常に秀逸!
http://www.shosha-man.com/2018/08/web-idiy-used-english-correction-web.html

Education, Japan, Silicon Valley

娘の英語力の伸びにめまいが…(英検作文とその添削)

日本でいう小学5年生の娘が1月に英検準1級を受けるので、ライティングについて添削してくれと。内容を見るとめまいが… 渡米2年弱でここまで書けるのね… 親父も大変仕事で忙しく、最近全然見ていませんでしたが驚愕。

以下は原文と父親の修正案です。ネイティブスピーカーの方、もしアドバイスあればよろしくお願いします。

The below is the original writing of hers and dad’s correction. Native English speakers, if you have any suggestions, please do let us know!

条件/Conditions:

  • Write an essay on the given TOPIC
  • Use TWO of the POINTS below to support your answer
  • Structure: introduction, main body, and conclusion

TOPIC/お題:
Agree or disagree: High school education in Japan needs to be approved

POINTS:

  • Curriculum
  • Globalization
  • Pressure on students
  • Quality of teaching

回答および修正案

Despite the effort put into high school education, I think it needs to be improved for two reasons. One is globalization and the other is the quality of teaching.

Despite the significant (このような副詞を効果的に入れることで、言いたいことの方向性が分かりやすくなる。前に冠詞を入れたのはgood!)effort put into high school education in Japan for a long time(これも同様の理由で追記です), I think it needs to be improved for two reasons. One is globalization and the other is the quality of teaching.

First of all, globalization of students in Japan is important. Japanese high schoolers are not use to speaking English at this moment and that is not a very good thing. Nowadays, speaking English is becoming almost essential in businesses, and it’s much easier to learn foreign languages from a young age, so high school should teach to speak English more.

First of all, globalization of students in Japan is critical considering the changes in global market. (少し「洒落た」単語 (=critical) を使った方が「賢く」聞こえるのと、常に「どうしてなのか?」という観点を加えて書くと、理論的に聞こえる) Japanese high schoolers are not used to speaking English now (at this moment、と言うと「今この瞬間」という感じで文脈にそぐわない) after over six years of learning (背景を補足し、論理を補完することで理論的に聞こえる)and it is disadvantageous (not a very good thingというのは口語体に過ぎる)in this world (同上の理由で追記). Nowadays, speaking English is becoming almost essential in businesses, and it’s much easier to learn foreign languages from a young age (ここに冠詞を入れるかは日本人には判断難しいところ。ネイティブのディスカッションによると貴回答の通りで正しいようです。Which is correct, “from a young age” or “from young age”? [closed], therefore (この手の作文ではsoよりよりフォーマルなthereforeが望ましい) high schools should teach English speaking (英会話を教えた方がいい、ということであれば添削案かspoken Englishの方が良いでしょう。「もっと喋るように促した方がいい」というニュアンスでしたら lead students to speak English more なんていうのも少し洒落た言い回しでしょう)more to students(これは入れても入れなくても、というレベルではあります).

Second of all, quality of teaching in Japan is doubtful. Even top Japanese University, Tokyo University is not in top 10 of best asian universities. If Universities aren’t good, that means quality of high schools aren’t good either.

Second of all, the (2回目なので)quality of English (英語で書く時に、このように「言っていることが明確になるような語を足していくこと」を意識しましょう。日本語・日本人というのは文章において「普通分かるよね?」という部分と意識が大きい。ただし米人・英語ではあまりそれは望ましくなく、常に「理論的に考えて理論的に作文して理論的に発話する」ことを考えていきましょう。おとなになって大きな差がつくはずです。(親父はそこらへんは苦しんでいるところあります))teaching in Japan is skeptical. (doubtful, でも悪くないです。skeptical の方が要は強いニュアンスです。ネイティブによるニュアンスの議論はこちらを参照のほど。skeptical vs. doubtful
Even the (特定して書く場合にtheを付ける)top Japanese university (ここでは一般名詞), Tokyo University, (カンマで区切って特定し、特定を終わる) is not listed (語感として「入っていない」となるのでベター)in the (前述の通り)top 10 of best (topとbest では意味が重複する) Asian universities.
If those (東京大学みたいな、となりますね)universities aren’t good, that means the (前に言ったけど、みたいな冠詞の使い方になります)quality of high schools aren’t good either. (最後の部分は英語としては間違っていないものの、理論展開としては繋がりが薄い。高校が弱いということは大学が弱いというロジックですが、高校は強い/高校生はしっかり勉強する、だけど大学は何かの理由でしっかりした教育を提供できていない、日本の大学生はおそらく理由を知っていると思うけどちゃんと勉強できていない、ということはあり得る。
テストなので、そこまで考える必要はないかもしれないけれど、テスト受ける目的って一体なんだろう。
パパからすると、理論的に考えれるようになって、理論的に書けて、最後は理論的に英語で喋れるようになること、だと思うんだよね。だから脳みそから汗が出るほど考えてみよう)

For these two reasons, globalization of high school student and quality of teaching, I think high school education should be improved.

For these two reasons, the necessity of (理論的な文章になるように補完。同上)globalization of the high school students and enhancing (同様)the quality of teaching, I think the high school education in Japan should be improved.


親父も、渡米直前は英作文添削サービス「アイディー」を使って能力開発していましたが、今はサボっていますね・・

英文添削サービス「IDIY」を2週間使ってみて激烈に英作文能力が伸びた / Improved English composition ability drastically with a service called “IDIY” for two weeks
http://www.shosha-man.com/2018/08/idiy2-improved-english-composition.html

  

自分の子どもであろうが世界で活躍するスポーツ選手であろうが何であろうが、正当な努力に対しては、父親であろうがコーチであろうがまっとうな敬意を評したい。
親だから、「まだまだ、なってないな」と言い続けるというような昔っぽいテクニックについては最小限にすべきだし、今はGoogleとYouTubeなどで何でもつまびらかになってしまうので、そういう小手先のことをやってもしょうがない。

努力する者に幸あれ。よく頑張っている。Great job!!

   

上記が、君の添削依頼に対する回答です。URLでGmailで送っておきます。ブログの形で悪いけどw

Amazon, Education

妻が娘にクリスマスに買った本「Auggie and me – three wonder stories」(約300ページ)をメキシコ旅行の5日間で読み終えました。

My daughter finished reading a book my wife gave in Christmas titled “Auggie and me – three wonder stories” in 5 days during our trip to Mexico.

アメリカに来て半年強でここまで読めるようになるとは驚きでした。
(父は英語で本を読むのはなかなか大変だなと尻込みするところがあり… 反省です)

With the north of half a year since she came to the US, I delightedly surprised she could read this much. (Dad is a bit reluctant to read English book… I need to improve)

英単語をアプリを使ってよく勉強していることが効いているのかもしれません。

Studying English words with iPad app seems to be contributing to her reading ability.

Kindle本は携帯性や単語を調べたりするには便利ですが、いかんせんiPadは他のアプリやインターネットで注意力が大いに削がれるので、紙の本は集中力の観点から非常に良いということも改めて気付きました。

Kindle books are easy to carry and to look up words, however using iPad distracts her a lot with other apps and Internet, thus paper book is very helpful in terms of concentration, I thought.

この本の著者R. J. Palacioは編集・グラフィックデザインなどの仕事を20年以上して、小説家になり、「Wonder」で大ヒットを飛ばす訳ですが、個人的には今まで見たことが無いようなとてもシンプルで、短い ー要するに極めて読みやすいー 文章のスタイルで、うちの子どもでも読めるし、それがアメリカ人の若年層にも受けているというのが新鮮です。

The author of this book, R.J. Palacio, became a novelist after more than twenty years of editorial director, an art director, and a graphic designer and published a bestseller book “Wonder“. Her English is succinct, simple, i.e very easy to read so that even my daughter can read them and it is widely accepted by young people in the States. I thought this is an impressive phenomenon.

子どもの急激な進歩、そして20年のキャリアをピボットさせた著者 vs. なかなか人間として進化していかない40代の父親・IT一筋20年もアメリカでそれをピボットすることに苦闘している自分など重ねながら、今年一年の総括や来年の動き方などメキシコのホテルで色々頭を巡らせました。何か新しい本を読まなきゃ、かもしれませんね。

My daughter’s rapid progress, the author’s pivot of her career after 20 years of previous jobs vs. slow growth of dad in ’40s and my struggle in the pivot from 20 years IT related jobs… I had thought over those things, what I have done in 2019 and what I will do in 2020 in a hotel in Mexico. Maybe this is my time to read a new book.

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