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『ボブが遺してくれた最高のギフト』ムービーとアメリカのAVOD市場
一匹の猫がホームレス男性の人生を大きく変えた。拾われてから、その一生を終えるまで

ホームレスの青年の人生を変えた、一匹の猫・ボブ。迷い猫から映画化される有名猫に。『ボブが遺してくれた最高のギフト』が出版されました。

https://www.buzzfeed.com/jp/sumirekotomita/bob-story-bigissue

という記事を見まして、Comcast Xfinityの音声検索で原題で探してみました。僕の英語でも正確に認識してくれる。

ただし、これはTubiコンテンツだったようで、Xfinity内でTubiアプリが立ち上がります。ビデオアプリ連携がメタデータのレベルで相当なされている。開発チームに敬礼。

このように最初、途中途中で広告を見なくちゃいけません。
ただ、他のTVODみたいに1本$3.99とか払うよりはいいかな。
人によるだろうけど、その間仕事のメール見てたり、ニュース読んでたりすればいいんだから。

最近、アメリカはTubiのようなAVOD全盛です。その証拠にTubiはFOXに$440で買収されましたね。
29,000本のコンテンツがあり、広告を見る代わりに無料で、Netflixの5倍の量のコンテンツがあります。

また、下記のようにNetflixにケンカ売っているのも微笑ましいですね。Freesomeというキーワードがいまいち分かりにくいですが。

また、アメリカでは各社のAVODに出されているコンテンツが22000本も既にあるとのこと! それじゃ、各社広告取ってきて、AVOD事業をやりたくなるだろうな、とは思います。もうかなりcrowdedですが。

さて、本題に戻りまして、そのBOBなる猫の本物はこちらのとおりです。

冒頭の写真は、肩に乗っけようと思ったら、大きすぎて腰に乗っけるしかなくなってしまい、しばらく休憩しているうちの猫の図です。重い。

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局地的には、Quibiは大失敗みたいな評はあるのですが、一旦落ち着いてマクロ的に見ると、新しいもの含めてプラットフォームが花盛りで、見たいコンテンツに困らない or コンテンツを見切れない 状況です。

  • Netflix
  • Amazon Video(Prime加入者向け無料)
  • Funimation
  • Disney+($6.99/月)
  • Quibi ($4.99/月 広告付き)
  • Peacock
  • Xumo
    などなど

たとえば、WFHでも時間が無い中で、歯を磨きながら、ウン〇をしながらでもなんとかアメリカのニュースにキャッチアップしたい中で、モバイルで、優れたUI・UXでCNNなどからニュース(コンテンツ)にアクセス出来るのは本当にありがたいです。(たまに「世の中は見方によるよな」と実感したいときはFox Newsを見たりもしますw)

あと、料理好きとしてはクッキングショーが好きですが、アメリカのショーは金もかかっているし、大掛かりなものも多いし、賞金やビジネス上の見返りも大きいし、結構前に放送されたものもあるけどこの手のモノはあまり最近である必要は無いので、もう何見ても本当に楽しめる。

また、ビジネス関係ではUndercover bossとかShark Tank(もうこれは長寿番組ですね)、またコミック的な要素も入ったThe Officeとかも、どのエピソード見ても本当に面白い。

そして短尺コンテンツ・UGC(User Generated Content)としては、全部30秒以下で揃えたFirework なんていうのも出てきていて見ているとキリなく楽しめる。


ということで、アメリカにいれば(アメリカ人は明示的にappreciateしてはいないだろうけど)ほんとにコンテンツよりどりみどりなんだけど、日本のプレイヤーがどう動くかがポイントかなと。

日本のコンテンツを出すか、アメリカのサービスをアグリゲートするか、大きくはどちらかの方向でしょう。どこが抜け出すか。

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