Silicon Valley

シリコンバレーの家賃事情 With-COVID(自分の状況)

昨晩、スタンフォード大で共に学んだ(というかゴルフやって飲んで楽しんだ)仲間とオンラインで飲んで楽しんだので、よく話題になる標記の件、ランダムに下記します。

いつも、あんまり一般記事をまとめたり、紹介したりするのは価値がないなと思うので、大いに個別事情を公開しましょうw

まずは、一般情報から。(どんな流れだ)

19年8月より▲24.5%

次に個別情報として。
下記が2012年〜13年でスタンフォード大で勉強していた時に住んでいたアパートです。今振り返っても、しゃれおつだったと思いますw

The Mark, Palo Alto
https://www.themarc-pa.com/

Palo Altoのダウンタウン、University Avenueを2本入ったところで立地極上。
https://goo.gl/maps/9aqJrcx8jeRnbJdi6

当時は1ベッド、1バスで$2925でした。

With-COVIDの現在、$4395とのこと!

だから、この10年間くらい、家賃の上昇はクレイジーだったことが分かります。「いつ下がる、いつ下がる」とシリコンバレーでは毎年、いつも言ってきて、それでもずっと下がってこなかった(一部でテック金持ちなんかが、余った金を不動産投資に廻すのでそれでずっとバブリ続けたという悪循環もあり)のが、今パンデミックにより、TeslaやHPEがテキサスに会社移すなどして、英語でexodus(大量の人間の脱出[移住・移動]、集団脱出)なんて言ったりしますけど、流出が超加速していて、うちの隣の隣に住んでいるGoogleの人も出ていきました。さみしい。

また、COVID下の影響を感じるのが左上の「One Month Free」の部分ですね。僕がいた時は、高慢ちきで、絶対にこんなことしなかったw


昔はよかった。
今はどうか。次の家賃更新交渉が来月に控えている! データドリブンでいこう!

ギャー! 逆データドリブン!!
うちと、同じ間取りの部屋(隣人が出ていったところ、アメリカでは小さい家の分類に入ります。日本でだって、これより大きいところは沢山ある)が、うちの家賃で出されている!!
うちの家賃、というのはハゲしく交渉して引き出した結果取り付けた、下一桁が$5で終わる苦心の結果の数字なのでひと目で分かるのです。

これは、Zillowみたいなリスティングサイトと、リーシングオフィスがデータ連携して、今住んでいるテナントが、次の家賃交渉の時に足元見られないようにこのようにデータを元にして設定しているのですね。
そのロジックだと、市場価格より相対的に高くなっちゃうと思うのですが、新規はあまり入ってこないから、既存のテナントから取れる金額を重視しているのでしょう。

また、一つ勉強しました。絶対的な金額としてまだ高いのが玉に瑕ですが、とにかく勉強で得られた知識に勝る通貨なし。

最後に、やっぱり人と話すと、新しく考えることのインスピレーションが湧くんですよね。長年の友人に感謝。また世界のどこかで、この状況が終わったらF2Fで酒を酌み交わしましょう。

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