アメリカ内での選択肢としてベイエリアからここしかないか、、と恐れつつ、帰国後の帰国子女枠のこともあり、英検準一級と二級の受験のためLAまで(実際は隣のLong Beach)600km車を走らせました。
父は最近仕事が忙しく、娘の勉強をほとんど見てやれてなかったですが、社内でリスニングテストのサンプルを一緒に聞いたのと、下記のビデオの通り一緒に夜分単語の詰め込み学習に付き合いました。
https://fw.tv/videos/E4JEVzP.o8jqpK?uid=6037246
https://fw.tv/videos/E4JEVzP.o8jqpK?uid=6037246
アメリカ在住5年目、スタンフォード大・イリノイ大留学の親父からして所感は「相当に難しい」ということです。
リスニングは明瞭に話すものの、スピードはそこそこで、内容が少しビジネス寄り、仕事寄りのものがあり、小学生には結構難しい(例えば、帳簿の残高が合わないんだけど?みたいな会話があったりする)と感じました。
また、それより単語が難しい。マニアックなたとえで恐縮ですがアルク英辞郎だとレベル10-12くらいのものかちょこちょこ出てくる。
レベルとして日本の大学生中級、くらいなので上記の見立てはあまり外れてないでしょう。
まだ面接が残っていますが、感触は良かったようでなにより。小学5年生で受かれば御の字でしょう。
午後に二級も受けて疲れたことでしょう。
今回は学校の宿題も相当にある中で良く頑張った。
頑張ったにも、こんなこと言うのはなんだけど、まぁ受かっても受からなくてもいいんだよw
帰国子女枠とか、テクニック論だとかはあるし、国語、社会なんかのディスアドバンテージはどうする的な課題もあるけど、まあどうにかなるわなw
親父が大切だと思うのは、今回、「受けてみよう」と思った意気込みであり、それに向けた努力そのものなんだよね。
これからの人生、必ず失敗は出てくる。
親父はアメリカの公認会計士試験は2度落ちてるしw
資格試験だけじゃなくて、スポーツの部活でレギュラー落ちたり、彼女に振られたり、警察のお世話になりそうになったり、色んなことがあったわな。
で、最後人は必ず死ぬよねw
ただ、その中で「もうこれ以上は努力できない!」と思ってやってきたら、ところどころ失敗はあるんだけど、長い目でみたら、ちょこちょこいいことがある。
そのうち、歳取ると、「いや、ここまでやってきたんだから、それはそれでいいんじゃねw」的な境地がちょっと見えてきたらする。
なにより、勉強してるうちに、他人と比べて、前の自分と比べて、ものの見方だとか、見ている場所が違う、って感じられる時が必ず来る。
何に役に立つのか分からないものでも、何となくそれで心が温かくなって、もうちょっとさらに勉強したいな、って思える「場所」っていうのが必ずあって、その場所に立つと、気持ち良くすらある。
そな場所のベストスポット探しというのか、温度を上げ続けて、熱くなれる薪のくべ方を探すというか、そんなことが出来続ければ、親父は君についてはそれでいいですよ。
それ以上言わないし、逆に、世の中非常に複雑化、高度化してるので、世界で、それじゃなきゃ勝てないとも思ってるんだよね。
父親のアドバイスが取り止めもないほどに娘として不幸なことはないかもしれないけどw そんなところかな。
今回は一人の人間として、君の努力を大いに尊敬します。
ともに、切磋琢磨していこう。