Silicon Valley, Startup, Technology, Tesla

これ、前からあったっけな? クパチーノのマルカイの駐車場です。(明日はしゃぶしゃぶなのでその買い出し) EV充電無料って書いてあるよ!えぇ!! 個人的には今まで見たことなかったな。

買い物は、嫁と娘に任せて、自分はVoltaってどんな会社かテスラの中で調べてみた。(1ポートしかなく、隣でテスラが充電中なので私はそれが空くのを待つことに)

https://voltacharging.com/

  • 全米に2,000ポート(=要は充電ケーブルの数でしょう)あり、800箇所に設置。
  • 上場済。2020年時点ではSPACっぽい。今はVOLTとして合併完了したみたい。
  • 本社はSF。
  • ハワイ含めたアメリカで展開済で、ヨーロッパにも展開計画中とのこと。
  • 基本的にこのデジタルサイネージ広告で儲けている。売上高は四半期で10億円くらい。
    昨年比77%増
  • チャージングステーションを個人・法人に作ってもらうビジネスもやってるが、漸減中。
  • 純損失は50億円弱!
  • PSRが55倍!!!!

ラーメンHajimeで本当に美味しい担々麺を頂いた直後だったのですが、PSR見て全部戻しそうになりました。PSR55倍って…

ただ、よく見てみると、うちの会社の駐車場にもあるChargePointは46倍、Blink Chargingにいたっては115倍と、担々麺を車内で戻さなくて良かったです。

お、隣のテスラが出ていった。タダ充電チャンス!!
ジンファンデルチャンネル ステッカーが夕陽に輝いていることに注目)
おぉー充電ちゃんとされていますねー(Teslaは自分のアダプターを付けないといけないことに注意)

ただ、HPに「うちらはLevel2充電ステーションだからさ」って何度もうたってあるんだけど、どういう意味なのか。格落ちみたいな?

おぉ、32Aですね。だから、Level2というのは「家庭で12A/110Vでとぼとぼ充電するのとはパワーが違う、時間が短い=レベチだぜ、という意味ですな。

ということで、

  • 普通の自動車が考えると、「ガソリンをタダでもらっている」みたいなことだから、本当にうれしい。(アパートなんかに住んでいると、家で充電できない人もいますしね)
  • デジタルサイネージ+チャージングステーションというのは、まぁ考えつくビジネスアイデアではあります。ただ、この資本集約的なビジネスを実際に展開できるのが、シリコンバレーの強さ!
  • ただ、売上10億円、損失50億円、PSR55倍というのは、もう新しい資本主義というか株式市場というのか、$10/杯のラーメンを月一回食べることを心持ちにしている私のような庶民からすると、なかなか理解しにくいレベル感ですね。
  • とはいえ、将来的なガソリン車の新規販売規制を見据えた株価形成であることは間違いなく。
  • うちも以前日本で充電チャージングビジネスはやっていたですよ実は。だけど、電気自動車の普及より全然早く始めてしまい、上手くいかなかった。これも難しいんだけど、タイミングとふんだんな資本というのは本当に重要。

こういう、「あったらいいな」だけどビジネスとして成立するのか?というようなモデルが実際にモノになって触れることが出来るシリコンバレーという場所は、本当に心の底からワクワクする場所だと思います。

マルカイの横のビアードパパのシュークリームが売り切れていてブチギレていた嫁と娘にも、大きな観点を持てよと言って聞かせたいです。

Amazon, e-Commerce, Silicon Valley, Startup, Technology, VC

NYなんかは最近もう日用品の配達について、Instacartが1時間DoorDashが15分Getierが10分、とめちゃくちゃ短縮化してきていて、「Ultrafast grocery delivery」というカテゴリーで呼ばれています。

シリコンバレーはそこまで加熱していないなーと思っていたら、バス停で広告を見つけてしまった。もう反射神経的なものとして、また使わないと、と思った。

初回3回の注文で$20 off!? デカいじゃないか。
嫁と買い物に行っていたら、「お、Popcornだ。割引コードもあるし、今日はピザでも買って夕食は簡単にするか」
嫁:異議なし。Popcornバンの写真まで撮ってくれた。夕食作らなくていいから、機嫌がいいんだろう…

よくあるUI。
18分で来ると!
日本カテゴリも一応あるが6つしかないのと、キューピーマヨネーズ¥2200円くらいって、どういうことだ
セーフウェー等と比べて、品揃えが悪く、買いたいものもあまりなかったが、夕飯をこれで済ますと妻と約束したので、やむなくマルゲリータピザなどを購入。大き目のピザだけど、冷凍ピザ¥1,840だから、物価の高いことよ!
ApplePayで払えるのは便利。
チップのデフォルトは$5→購入金額に合わせて$3に変えた。
バス停広告で見た割引クーポンコード”Pop20″は使えなかった!(怒)→この品揃えだと、ここで脱落する人は十分にいそう
配達料は$1.8。
これは、他のネットスーパーに比べても安いくらいなので、その点は非常にgood!!!
本当に18分で来るのか!?
結局37分もかかったw
配達員の方に聞いたら、この家は奥まってて、カーナビが変な案内をしたので、とのこと。確かにそうなので、しょうがないかもしれないが、20分オーバー、2倍はちょっといただけないかも。
例のバンで来てないの?と徒歩の配達員に追加で聞いてみたら、ちょっと離れたところに置いちゃったんだけど、バン自体は冷蔵庫・冷凍庫完備でデカいのよ!とのことでした。
また、配達記録に写真だけ撮らせてね、とのことなので、どうぞどうぞと言って、Have a great day! とお別れをしました。

まとめとして、

  • ネットスーパーの需要は引き続き高く、なかなか配達ウィンドウが空かない(翌日まで待たなくてはいけないなど)こともよくあるので、18分で来てくれる、というのは利便性は高い
  • それにしても品揃えが悪く、まだ実用性には乏しい。
  • それでも、バンを買い揃えたりドライバーを雇ったり、商用化して進むのはシリコンバレースタートアップならでは。
  • とはいえ、バンは自社用に塗装もしているのでリースなのか(=費用化、OPEX)、購入なのか(=資産化、CAPEX)なのか分からないが、どっちにしても財務的な負担は大きく、立ち上げに相当な資金需要が必要だったと思うが、スタートアップDBサービスには投資家などの詳細がなく、謎が多い会社ではある。
  • ビジネスがうまく成長すれば、InstacartやWeee!やスーパーマーケットに買収される可能性は大いにあり、そういう点ではexit pathが明確、とはいえるのでは。
Cat, Silicon Valley, Technology

これ、家猫じゃない猫を飼っている人しか分からないかもですが、「自分の猫が外でどこにいるか知りたい!」っていうのは長年の夢だったわけです。

もちろん、GPSデバイスはかなり昔からありましたが、少々お高いのと、何より結構な割合で月額利用料(=今流行のサブスク)で結局高くつく、というのがコスト面での課題、

そして、バッテリー含めてサイズが大きくて、犬はまだしも、猫にはなかなかつけられないというのが大きな問題でした。

但し、それをバッテリーと無線テクノロジー、およびネットワークイフェクト的なもので解決してくれたのがAppleのAirTagでした。

AirTagについては以前私は記事を書いています。
AirTag使ってみた ー 感想レポート【素ん晴らしい】

早速うちの猫につけてみました。(ちなみに「うちの」と言っていますが、色々な家に出入りしている猫なので、誰がオーナーなのかも分かりにくいような不思議な猫なのです)

ちょっと不機嫌そうな顔に見えますが、猫の顔っていうのはこんなもんですw

AirTagをしまうシリコンの部分はAmazonで$9.95で買いました。(少々高い)それを囲うバンドの部分は結線バンドみたいなもので、DYIです。

そして、外に出して、iPhoneのFind Myのアプリで見てみると、、

おお、見れる!(下の方の猫の体のアイコンです)少しだけど遠出しているなぁ
今度はそっちかい!
そこは、いつもお世話になっている人の家じゃないかw
あまりにも面白いので、Find Myの画面をテレビにキャストして、それを酒の肴にしたりする
どこの家におじゃましてんのよスターちゃん!みたいなツッコミを入れる

猫というのは研究により、近くしか行かない猫と、数キロ先まで遊びに行っちゃう猫と、結構様々だということが分かっています。
うちのは、結構「出不精」な猫だってことが分かりましたw


ただ、長年の猫の散歩先を知りたい、という欲望をいとも簡単に叶えてくれたAppleに感謝です。技術的には、iPhone が世界中に数十億台と出荷されたことによって、無線ネットワークがナチュラルにできちゃった、というところが大きいです。
テクノロジーを駆使できれば色々面白いことが分かる。

Business Idea, Cooking, Japan, Technology, Wine

日本帰国に、自宅隔離期間2週間が空けて「さて何食べに/飲みに行こうか!?」と思っていた時に早速声をかけてくれたのが小学校からの幼馴染の齋藤くんでした。

ソムリエの説明を聞きながら、ワインを飲んで和食を楽しむ会で、女性も来るとのこと。

そりゃ最高の組み合わせだ! 

最後の部分だけ嫁に内緒にしてw、うちからチャリで行ってみました。

齋藤くんの料理、どれをとっても素晴らしい!
大阪で修行した腕前で、お店で売っている仕出し弁当もとても美味しい。
こんな変わり種ワインも!
地元のお酒も頂いちゃいました

齋藤の作る和食はいつも絶品なのですが、ワインを飲みながら食したことはありませんでした。マリアージュとして至高の内容でしたね!

もう一人来てくれた中学校の幼馴染と、初めて会った美しい女性方と談笑している内容はリアルタイムで stand.fm で音声配信しながら聞いてもらって、

しまいには寒川中学校の校歌「紺碧の理想」(♪雲新しく、紺碧の理想、寒川中〜学〜校〜)を歌い上げたりして、大盛りあがりでした。

これは朝まで飲めるな、と確信したところで、22時頃恩師から呼び出しがあり、後ろ髪引かれる思いでおいたましました。


と、飲み助の「楽しかった飲み会」の話はさておき、

すごくいいなと思ったのは、この「なごみ」というお店/場所/箱が「プラットフォーム」として、普通なら知り合えないような人々を物理的につなぎ、そして音声配信や、YouTube、その他SNSでインターネット越しに場所を超えて、体験を共有しながら、友だちや視聴者をつむぐ、という点です。

実際、stand.fm でもリアルタイムで、我々の飲み屋話や校歌に「盛り上がってるね!」みたいなコメントが付いているのは新鮮な感覚でした。


今後、多かれ少なかれインターネットの形がweb3になっていくと、より「音声双方向参加チケット」「視聴者限定プレミアム配信」「有料ダウンロード」「コメント権」「会員権NFT」なんかがやりやすくなってくると思います。

こういうローカルな集まりと、最新技術の交差点がおぼろげながら手前の道で見えてきた時と感じられた時に、いち早く試してみて、風景を見てみる(もしくは見た気になってみる?)というのは、パンデミックによる実ビジネスへの影響と、在宅志向から生まれるビジネスチャンスの獲得という観点でとっても重要かな、とシリコンバレーで日本での楽しい思い出に浸りながらつれづれに考えたりします。

COVID, Japan, Technology

いや、もちろん部屋の中にはいますよ。ただ、AIの技術検証という意味で少しだけやってみただけですが、どうでしょう、怒られるかどうか。

はじける笑顔。70年代のジャニタレ風。この写真を自分のスマホとは別のスマホかPCに保存して表示する
帰国者・訪日者居場所追跡アプリMySOS(アプリとして評価非常に低い)に、その写真を写す

これが出来るとなると、色々な「アプリケーション」は考えられますね。
もちろんやりませんが・・・

e-Commerce, Media, Startup, Technology

Facebook広告からのクーポン、使ってみた

日本で、クーポン付きのFacebook広告(飲食店など)見ますかね?

アメリカでは、最近少しだけ見かけました。これはまた地域とか、今までの閲覧記録だとか、飲食関係の外部アプリとの情報の受け渡し履歴(これを結構やってるので注意!イヤなら設定で変えましょう)とか要は使われてる個人情報の内容と状況によるでしょうが、最近何かカキ🦪のページでも見ちゃったのかな、この広告が出てきた。

う、美味そう…

美味そうというのもありましたが、マーケティング手法として興味があったので、まんまとFacebook にさらなる個人情報を渡しながらの「死地」に乗り込んでみました…

意味としては、「クーポンをゲットする」ということになります
$50は最低頼むこと、14日で切れること、なるほどね…
使う時は店で使うんだぞ、との警告

で、店で「使う」ボタンを押下すると、じゃあお勘定いくらだったよ?との質問が出る。

ここは手入力で、伝票とのチェックはシステム上ないものの、この店は店員さんがチェックします(そもそも伝票上で割引しないといけないというのもあり)

$82を入力。1人1杯お酒かドリンクを飲んで、料理を頼んでこの値段はシリコンバレーではそんなに高くない。カキ12個が一皿分の食事になったということもあり
Kumiai という名前のカキ。昔マンションの管理組合をやっていたつらい時期を思い出した。私の大好きなTomales Bay産なので産地としての満足度高し。

全体的にはなかなかよく出来た仕組みだと思いました。もうちょっと簡素だったらとは思うけど、現実問題として、各種ステップは外せなかったのかなあとも思う。

ただ、こういう事項について、あっというディスラプティブなソリューションが出てくるのがシリコンバレー ですね。MarTechとして今後にも期待します。

Healthcare, IoT, Startup, Technology

Oura Ring3 最速レポート(2からのマイグレ)

※Oura社については間接的に出資をしております。少しひいき目なのはご容赦のほどを。

Oura Ring3、やはり、いいです。皆さん使う、もしくは乗り換えたらいいかなと!

ポイントは下記:

  • マイグレ・移行がスムーズだった
  • より質感が向上している
  • 機能追加が凄まじい
  • 使ってたリングのサイズがいまいちしっくりしていなかった(自分のせい)

機能追加(ハードウエア含む)は主に以下の通りです。

  • 体温計センサー7つ
  • 常時心拍モニタリング
  • 生理予想
  • 睡眠モニタリングの精緻化

詳しくはHPから!

https://ouraring.com/

ではまた開封の儀の写真から、スクショ中心の手抜きレポートでお届けします!(スピード感重視ということでご容赦ください)

ちゃんとメール、SMSで発送状況を知らせてくれる。今回、到着は2日ほど遅れた。米国内の物流は大分混雑しているので止むを得ないところはあるが、この1週間、とても待ち遠しかった。
箱がちょっと大きいよ、っていうのはあるんですが、十分に長いケーブルを用意してくれているからであって、OKです。
質感、具体的には光沢が増している。私はギターを弾いてビデオに収めたりするし、間接投資先でと言いながら自慢するのが目的だったりするので、これはポイントが高い
充電台も材質を変えて、重くしたようです。前のは軽くてベッドの上で上下が逆さまになってたりしたので、これもとてもgood point
で、アプリを開いてみたらペアリングされていない。ここでIT一筋20+年の私には嫌な予感がしていました。またなかなかつながらないんじゃないかと…
前のが残っている… が、一番下に新しいリングのセットアップのメニューが! 一縷の光を見た気がした
古いのは、会社の方に技術検証のために貸し出しちゃったので、スキップ。
出て来た! すごい順調。
これはあるある。

ここからちょっと重複した画面が何回か出てきて、?、状態になるものの、大きな問題とはならず、言われた通りに進めればOK

どっちも同じでしょ
もう一回、的な感じはあるものの…
無事、接続され、新機能の説明などが見れるようになりました。めでたし。
女性向けですね。
アクティビティ計のUIはほぼ変わっていないようです。
まだ寝てないのでデータが来てないですが、睡眠管理も変わらず、といったところでしょうか。

上記に書いたもの、書いてないもの(ワークアウト中の心拍数、血液中の酸素濃度測定など)のいくつかは将来ロードマップになっています。

これらが完成する前に、製品をリリースすることについては、かなり会社内で議論したことだと推測しますが、個人的にはテスラ含めソフトウエアアップデートで諸機能を追加していくモデルであり、問題ないと思います。リリースを楽しみにしましょう!

Business Idea, Diet, e-Commerce, Healthcare, Startup, Technology

検便は日本では人間ドックの時には結構当たり前ですが、うちの会社の同僚に聞く限り、アメリカではそうでもないようです。(検尿はやるとのこと)

もちろん検便は「腸の健康」を調べるものであり、大切ですから、そこに勝機を見出したスタートアップがいた!

Ombre – AT Home Microbiome Test

https://www.ombrelab.com/

現在我々が手掛けているビジネスの中にD2C(Direct to Consumer)ビジネスがありますが、この分野も相当に競争が激しい〜レッドオーシャンになってきているので、シリコンバレー駐在員として「オールバーズ、履いてみた。その履き心地は?」レベルではダメで、やっぱり自ら差別化を図らなければいけない。

ということで💩の分野で試してみました。

ほんの少しだけ、前から感じていたUX的な課題感として、自宅検便に付き(少なくともうちの会社が使っているプロバイダーは)①便を2日間採取する ②それを小さなプラスチック容器に入れる ④2日分を郵送で送る というプロセスがある中で、②と④の間に、③1日目の分は郵送で送るまで冷蔵庫で保存する というプロセスがあり、うちの会社の現地人の同僚は「OMG!」的な反応をしていましたw
これはもちろん、我々夫婦(おんなじ会社で仲良く働いていました)は好きではなかった、というのが課題感でした。

で、アメリカはというと、これも私が使っている病院が使っているプロバイダーは、という話になりますが、①3日間採便 ②台紙にこすりつける ③郵送で送る というプロセスで、冷蔵庫に入れなくていいのは「幸便」ですが、次に「3日間もやるのか…」というのはありました。
会社に行く時は、朝は忙しいし、朝出るとは限らず会社にはもちろんカバンに台紙を入れて持っていかないし、毎日出るとは限らないし、結局1週間位その便が付いた台紙がトイレの近くに置いてある(例えば洗面台とか・・)という状態になるのも結構イヤです。

ということで、今回試したのがOmbre。私がキットを購入した段階では「Thryve」という名前でしたが、スタートアップ業界の動きが早すぎるよw

また、いつもの通り写真があれば自明なので説明は省いていきますが、ポイントは、①1日分でOK ②綿棒で便をこすって ③それを容器の中の溶液に溶かす ④宛先が貼ってある郵送用の箱に入れて送れる (⑤アメリカは郵送は自分の家のメールボックスに入れて「発送お願い」のサインを出しておけば郵送できる)ということになります。

私がThryveで注文したときは$79.6だったんですけど。Obmreにリブランドして値下げしたようで・・・
で、発送したらログインして、容器に書いてあったIDと紐付けて発送したということを連絡します。
その後、この画面で進捗が見れる。
3〜5週間も必要、というのがちょっとUX的にはbadですが。
キタ!
もちろんメールでも通知が来ています。
全体スコアとしては、70%。
これが何を意味するかは解釈難しいですが、、下にGood, my gut is going in the right direction, but needs some work  とあり、平均スコアが62%なので、まぁいいということにしましょう。
うちの会社はD&I、Diversity and Inclusion を標榜しておりますが、さすが優秀社員(?)の私、腸内細菌のdiversityはすばらしい、熱帯雨林のように(!)いろんな種類の菌がいますよ、とのことでした。(おそらく日本語でいうところの善玉菌含め、ということなんだと解釈しておきます)

そして、ちょっとメニューを辿りにくいのと、表示するまでにイヤっていうほど個人情報・嗜好などをインプットしなきゃいけないのですが、悪玉菌(私の場合ゼロ。けど、ゼロってことあるの??)と善玉菌(私の場合9種類)のレポートもありました。
ちょっとブログサービスのWordpressの容量がなくて画像を貼り付けられないのですが・・・ 参考情報にはなります。(ちょっと細かすぎて正直良くわからないというところもあり)

ただ、一部のレポートが更に有料なのにはユーザーとしてはちょっと困ったものです。
スタートアップとして「アップセル」がないと収益モデルに困る、という話もよくわかりますが、$9.99か…という気もします。
また、UX的な話ですが、「後出しジャンケン」的に見えるので(最初によく読んでなかった可能性大いにありますが、fine printだったのでしょう)というのはちょっと気分が良くないですかね。
で、このような腸内環境を整えるためのサプリの物販があるのは、王道ということで、これは「ソリューション提示」ですから私が買うかどうか別として、ビジネス的にはgoodだと思います。

とはいえ、もし人間ドックで検便が無い人は、このソリューションは無料レポートは分かりやすい(詳細なレポートもあるが、たどりにくくはある)ので幸便なんじゃないでしょうか。

Startup, Technology

娘が英検1級にチャレンジ。このパンデミック下でもオンライン受験を公益財団法人 日本英語検定協会殿が計画しているという話もまったく聞かず、英検準1級に続き、ベイエリア⇔LAを2往復です。(ちなみにメキシコの日本人駐在員家族なども来ているとか。大変なご苦労です…)

飛行機という乗り物はCO2排出量めちゃくちゃ多いので、好きじゃないんですよ。上記区間、家族3人分で500kgくらい出ますからね。

そして、ガソリン車もこの距離ならかなりの量になる。100-140kgとか。

だから、Teslaを買いました。貯金全部はたいて、車2台売って、嫁の自動車保険を切って(=もう運転しない)、中古の型落ち安価版Tesla、Model3。預金がゼロにほぼほぼ近くなった時に、多少精神にガタがきましたw

ただ、このブログでの繰り返しだけど、子どもに「勉強しろ」とか「エコに気にかけろ」とか言うだけでは本当にダメで、自分でやって見せなきゃしょうがない。そうして子どもが正しく育つ。

貯金がないと、子どもの進学資金どうするんだ、という話はさておきw

その上で、子どもにつじつまの合わない話をするのもダメ。「体が資本だから」とかって言いながら、ポテチ毎日1袋食べるような親は絶対信用しないでしょう。

なので、「Teslaだから、EVだから、どれだけ運転してもエコだね♫」と言うのも完全に正しくはないわけで、電力供給完全なクリーンエナジー(太陽光発電など)ででも無い限り、化石燃料を燃やして発電された電気からはCO2が発電所から排出されている。

その量は28.88kg。

相対的に非常に少ないことには喜びを感じるし、一方で「気体で約30kg」って結構な量なんじゃないのとも思ったりする。

ここで「28.88kgとか100-140kgとか500kgとかってどうやって計算しているのよ?」という疑問を持った人もいるかと思います。

それは、Copolaです。

https://www.copolo.com/climate-change

下記の通り簡単にCO2排出量と、それをオフセットするための排出権の購入金額を計算し、必要に応じて実際に個人でも購入できるのです!
めちゃ簡単に計算・試算できる。
「この内容で排出権を購入しますか?」
もうここからは普通のECサイトと全く同じです。
1分で買えちゃいました!
購入内容、その便益などはダッシュボード画面で確認できる。
1357杯のコーヒー分の貢献、とかって面白いし、分かりやすい。
  • 旅行する際に、飛行機乗ったりレンターカー使ったり移動に際し発生するCO2を機材とその中での旅行者の専有面積や車種、距離に合わせて詳細に計算して、その分の排出権料金を追加で払うことでCO2オフセットする
    • たとえば東京⇔SFOで$10くらい
  • CO2排出権は同社がまとめて買ってくる
  • 企業がcarbon neutralityを実現しようと思ったら、たとえば飛行機の出張はやはりかなりCO2排出量多いので、このようなサービスを「使わなければいけない」というようなことに将来なるのでは。
  • その意味において、中長期的な高い視座を持ったサービスである。

EVということもあって、距離の割にかなり割安ではあったのですが、それでも排出分をオフセットして地球に貢献できて、娘にもそれを車内で話せたりもして(英検前なので英語で話しています)教育上もよかったし、何より個人的にスカッとして気分になりました!

Education, Silicon Valley, Startup, Technology

英語はかれこれ私自身は中学校から大学、仕事、Stanford大、INSEAD大、シリコンバレー含めて20年くらい勉強したり使ったりしてきてますかね。

だから「日本人としては」相当イケてると思ってますし、発音も先生をつけたり、独自に練習したり結構やってきましたよ。真面目な話、留学中なんかはシャワー浴びながら下から血が出るほどに(?)練習しました。何かをマスターする、っていうのはそういうもんかと。「どうやったら英語が上手くなりますか?」と聞かれることがありますが、やっぱり努力しかない。そう言われないで具体的なアドバイスを私からもらっている人は、心から信頼されている訳ではないと思っていいですw
隣のシャワールームから「お前何一人で喋ってるの?」 (=”probably lollipop”みたいな意味不明な言葉を連続して口に出していた)と とか「何で俺の名前呼んでるの?」(=”Nick”という発音を繰り返し練習していた)とか色々笑い話もありました。

発音については、会社の中では「日本人の割に上手い」と思われるのは社内ポジショニング的に重要だったりしますしw、対外的にはパートナー企業、ベンダー各社、社内のアメリカ法人内などでもちろん重要です。仕事の話は正確を期す必要があることが多いですし、プライベートでは飲み屋に行ったりすると音楽うるさかったり、喋りもペースアップしたりするのでこれまた大切です。

それで、今はAIで発音を矯正できるってね。本当か?俺の20年にわたる努力はどうなる?!
早速家族で試してみました。

ELSA
https://elsaspeak.com/

Meet ELSA – Your personal AI-powered English speaking coach

ううっ
娘 OMG

感想です。

  • 非常にフェアで正しい判定をしていると思います。
  • 癖の種類は上級者ならそんなに多くは無いハズで、かなり短期間で完璧レベルまで改善することが出来るでしょう。
  • 中級者においては発音の基本の勉強と組み合わせることで、従来の勉強方法より何倍も速く上達させることが出来るでしょう。
  • 何より、楽しいのがいいですね!
    家族でやったら、うちでは大盛り上がりでした。

この何年かだけ英語を勉強してきた娘の方が発音が上手いという事実には驚きを感じ得ず、よろこびと、満足感と、悲しさとが混じって、もう酒を飲みながらこのブログを書いていますが、人生いい意味でも悪い意味でもそんなもんでしょうw

Always look on the bright sight of life!


というところまででは利用レポートになってしまうので、テクノロジー観点で少し真面目に論じます。

本当に「これは素晴らしい!」と思った本は、写経するようにしていました。もちろんポータビリティの観点からデジタルでやる訳ですが、Evernoteなんかにタイプしていました。

ただ、勝間和代さんなどの記事を見て「音声認識の方が速いの?マジで!?」と思い、やってみたら、実際そうでした。下記なんかは音声認識です。(実際は本一冊丸々抜粋部分についてやっています)

  • どんな境遇にあろうとも、「人間として正しいことを正しいままに貫く」ということを強く意識し、現在まで変わらずに実践し続けてきた
  • だからこそ、何かに迷ったときに判断の基準となる正しい「考え方」を持つことがたいへん大切です。
  • この「熱意」は、「能力」と異なり、自分の意志で決めることができます。だから私は、まずは誰にも負けない努力を重ねようと思いました。能力はさほど高くないかもしれないが、熱意だけは誰にも負けないほど持とうと思ったのです。頭がいいからと努力をしない人よりは、自分には能力が無いということを自覚して、誰よりも情熱を持って努力した人の方が、はるかに素晴らしい結果を残すことになるはずだと考えたわけです。
  • 一方大変な苦難に遭遇したとしても、それを真正面から受け止める。そして、いつかきっと自分にも明るい未来が来ると信じ、人生を前向きに明るい心で生きていこう、 一生懸命さらに努力を重ねていこう、というプラスの「考え方」をすれば、多少能力が劣っていようと、すばらしい人生の結果を得ることができます。

これは音声を認識するエンジンがAIとMLが転換点を超えて「使える」状態になったこと、そしてどうしてもタイポ・入力ミスが発生する人間のタイピングより文脈を踏まえた正確性を改善して結果的に速度を向上させ、手間を減らしたことを意味します。

ただ、同じテクノロジーを使って、non nativeな私が英語で本の読み上げをしてみましょう。
テクノロジー界では教科書、今もなお通用する古典「イノベーションのジレンマ」を使ってやっています。

In 1980 I began asking the two questions that would eventually help shape this book 1st why is success so difficult to sustain and second its successful innovation really as unpredictable as the data suggests

By the time I being a strategist as Boston consulting group where I had unusual opportunities to see at every level how companies compete it and I had a confounded CPS technologies to commercialize advanced materials technology developed in MIT labs but neither carrier path had yet to fully assess those two questions that were keeping me up at night

So at 38 with the support of my wife and months before our fifth child was born I became a doctoral student and made those questions my life‘s work. I’m happy to say I got the answer to the first and with the continued help of tremendous colleagues drawn to the subject over the decades I’m still coming in on the second in this new addition of the innovators dilemma are you show you some of the exciting new research we conducted since the book was first published two decades ago

英語の方がデータセットとして日本語より数十倍もしくはそれ以上充実しているハズですが、私の英語だと誤認識がちょこちょこあります。

これは「元データ」を直すしかもう無いわけです。その「データソース」は人間であり、具体的には私です。

AIなどのデータ解析をする前に、「あぁこれは前処理として『データクレンジング』しなくちゃいけませんね」というのが井上陽水が言うよりもよくあることですが、それと同じなのです。


マクロ観点では、どの国でも「海外出張」が減ると見ています。やっぱりある程度「お遊び」「お楽しみ」「息抜き」だったのね、電話会議、特にZoomでコトが済んじゃうのねw というのが、意外と業績が落ちていない企業のパフォーマンスから、もしくは意外と伸び続けているアメリカのGDPなどから証明されちゃっています。

だからこそ、Zoomが大変なのですが、実際に米⇔印なんかで電話会議がある友人などは、英語アクセントの問題で非常に苦労しています。(もちろんインド人に聞いたら「あの日本人のJapanese Englishキキトリニクイよ」と言っていることでしょうw)

だから、先日英語のアクセントをリアルタイムで除去するSanasなんかともお話させて頂きましたが、この分野のテクノロジー、教育かエンジンか別として、世界でのリモートコミュニケーションを改善し、人と人がより簡単に、強く、深くつながっていく「絆」になっていくでしょう。素晴らしいです!


英文添削サービス「IDIY」を2週間使ってみて激烈に英作文能力が伸びた
http://www.shosha-man.com/2018/08/idiy2-improved-english-composition.html

英文添削WEBサービス IDIYを使ってみた → 非常に秀逸!
http://www.shosha-man.com/2018/08/web-idiy-used-english-correction-web.html

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