Business Idea, IoT, Startup, Technology

Origin Wireless Uses Wi-Fi Sensing with Hex Home DIY Home Security System

This is THEIR product and they no longer have to rely on other Wi-Fi AP vendors. Epical!! (cf. Davie504)

https://restechtoday.com/origin-wireless-hex-home-diy-home-security-system/


For 2021, let’s think about your and your family’s safety, except for the risk of getting the virus:

  1. I understand the security services are expensive and not a lot of people want to pay the fee.
    https://www.security.org/home-security-systems/adt-vs-bay-alarm/
    $52.99/mo?  OMG! Slap!!
  2. I personally can’t afford it, so I just bought an ADT sign from Etsy for what I can pay!  Not very secure!!  Not epic!!!
  1. But a sign can’t simply detect burglars or slappers, so I am using Blink (now Amazon company) camera and smartphone as you can see on the top-left side.
    However, too many false alarms just for front porch monitoring!!
  2. Nevertheless, companies such as ADT are relying on dinosaur technologies and charging customers.
    Before having a discussion with notable IoT company in Japan in January 2020 (good old days being able to have F2F meeting back then…), I walk around my neighborhood for an hour and counted subscribers vs. non-subscribers of those security services and could figure out almost 40% of household are using services despite of the expensive price.  Mind blowing!
  3. This CES Best of Technology awarded technology (Software & Mobile Apps) can disrupt or checkmate the whole market and incumbent players since even a single device, HEX, can monitor a whole house.  Again, epical!!!
Business Idea, Media, Silicon Valley, Startup, Technology

海外のカンファレンスを自動トランスクリプトする方法(ハック!)

現在、CES2021が開催されていますね。
今年もVerizonが初っ端出てきて持っていき方が上手いなと思いました。去年は概念的な5Gの通貨の話、今年はUSPSでのドローンだとかNFLのスタジアムとかコーチングだとかの具体ユースケースの話。経年的にストーリー組んでいるのが素晴らしい!

ただ、アメリカはオンラインカンファレンスに溢れている、と言っても過言ではありません。
日本企業では海外動向を知るために駐在員にレポートをリクエストしているところも多数あると思います。

それは大変重要ながら、効率的にやりたいというのは各社の思いだと思いますので、テクノロジーを使ったハック方法を下記しましょう。

0.Tactiq(https://app.tactiq.io/)というChromeエクステンションをインストールする(30セッションは無料で使える、以降は有料)
 
1.PCなどでGoogle Meetを立ち上げる

2.スマホなどでカンファレンスを流す

3.Google Meetで自分だけで会議をインスタント(即時)で開始して、カンファレンスを聞かせる

4.Google Meetのクローズキャプションをオンにする

5.Tactiqがそれを記録してくれる

6.もちろん何かのソフトで録画するのもありでしょう。(Google Meetは有料版しか録音できないことに注意)

物理的なシステム構成はこんな感じ

トランスクリプトの結果は以下の通り:

It’s also connected to TV. There’s been connected television advertising spend and continue to growing over the next several years after this. There’s a compounded annual growth rate. of Robertson, which is pretty exceptional What’s even it more interesting about CTV is like all digital media it started off. really being focused on a younger generation, right the fast movers the those folks that Move into media quickly tend to be younger more tech savvy but because CTV is so much like something that every age group has grown up with television.

ざっと見る限り、聞き取りの精度たるや、信じられないレベルです。流石Google。

これで、メモのまとめを作るAIもあるでしょう。
そうすると係るような海外モノのカンファレンスのまとめ、というような仕事はなくなっていきますね。人間はより高度な仕事へ。

Amazon, Business Idea, e-Commerce, Japan, Silicon Valley, Technology

Shopifyで1時間でECサイトが作れ、実際モノが売れて、買えた

どうしても、アメリカでビジネスが作りたいです。アメリカ駐在の商社マンなんだから、当然です。(但し、ここら辺の基本原則的な考え方は揺らいできているようにも思う。)

Straightforwardな方法論としてはECがある。(ちなみに、アメリカの人はECとは呼ばないので注意が必要) 

市場背景として下記の商務省のデータのように直近2四半期で40%程度も伸びている。絶対額としてECで$200B以上の話をしているので、もはやクレイジーな伸び率・増加額だ。

では、何を売るにしても、商いはまず丁稚から、ということでShopifyのサイトを作ってみることにした。

下記にスクリーンキャプチャが長々と並ぶので結論から言うと、サイト構築、課金、発送、集金、非常にスムースでした。流石、$140Bの会社だけある。

システム、プラットフォームとしても大変使いやすく、よく設計されていて、作業もスムーズ。機能もよく考えられており、まとめ方、分け方、管理の方法など、素晴らしいですな、という内容でした。

システム開発やったことがある人は分かると思うんだけど、実際に作るっていうのは結構大変で、機能の作り込みをするのはまあ数日くらいで終わったとしても、その機能のテスト、(ユースケースをよく考えた結果として複雑となった)他の諸機能との連携テスト、他の外部システムとの連携テスト(特に最近は外部クラウドシステムとの連携が非常に多くなった)などテストが大変だから、日本人が大好きな「自社で何でも内製する」っていうのはこのレベルになると超大変。

もう使わない手は無いと自分でも感じたし、投資先のスタートアップのCOOで何社もスタートアップを渡り歩いたベテランで、今は会社の$30Mくらいのオペレーション全部見ている人に「Shopify使っているみたいだけど、どう?」と聞いたところ、「非常に優れている」という回答でした。Great.


いつもの通り、自分の記録を兼ねて書いているので、長々としているのですが、最初の部分で発送して(自分で)受領するというマッチポンプ作業の部分について触れています。
その後の部分は長いシステム設定、サイト公開のプロセスです。

ちなみに、Shopifyのサイトの出来はすこぶるいいですが、私がこのテストの目的(と自分が着る目的)のだけに作ったポロシャツ自体は非常に出来が悪く(Thanks to Vistaprint…) 買う価値が無いのと、発送処理は地味にメンドクサイので、決して発注しないでください!


これが出来上がりのサイト。ちょっと見にくいですが、日の丸を胸にあしらったポロシャツが販売製品です。テストなので必要はなかったのですが、実際に商品も作ってみました。

これが発送商品(訳あって、作ったポロシャツではありません、なんのこっちゃい)

で、それをパッキングして、

家の玄関ポーチにぽんと置いておいた。USPSによる集荷です。楽ちん。(その設定方法については下記の下の方に説明しています)

で、午前中に集荷人が来て持っていってくれた。
(絶対見ないだろうと思っていたら、「おい、これ宛先お前んちじゃねえか、大丈夫かこれ」と聞いてくれて「問題ないから、持っていってくれ」と寺尾聰のルビーの指環(若い人は絶対に分からない)状態で集荷してくれました。

で、翌々日にはポストに配達されていた!

これで「モノの流れ」の部分は以上です。
残りは、システムの設定方法についてです。よく機能が作り込まれている。


最後のThis store is a registered businessのオプションは面白い。何かの判別か表示か、もしくはIRSとの連携などに使うのでしょう。(ビジネス上は要注意ですな)
もう設定のトップ画面に入れた。
今回は一番安いBasic Shopifyを選択。
クレジットカード手数料と送料が安くなるのね。
通常の法人でやるようなビジネスなら「Advanced Shopify」が適している、というように見ています。

実際に、コモディティに近いようなものをECで販売するとした時に、返品、値引き、倉庫、発送業務、管理人件費、仕入に関する人件費、家賃、金利、システム開発、減価償却費、そしてマーケティング費用・広告費(これが馬鹿にならない)を引いていくと、バラ色のボトム利益は中々生まれにくく、P/Lの上の方の決済手数料や送料がどのくらいのレートなのかは、ECビジネス採算管理の肝ですね。

で、これが有料コース(30日無料)の選択が終わったら、もう販売商品の登録に移ります。

ちなみに$31.44というのが自分がVistaprintで作ったポロシャツの原価。
HSコード入れられるとは、渋い。海外発送を要件としてデフォで入れ込んでいる形ですね。
サイズなどのオプションの設定も容易に出来る。この前の画面で選択した「Clothing industry」が効いているのか。
とりあえず複数種類設定してみた。SKU(型番)も手動だが、設定できるこのニクさ。
SEO対策として、Googleに掲載される内容の確認もできる。
で、リンクをクリックしてみたら、もうこんな画面になるというのが確認できる。速い。
在庫数の管理も出来ます。
仕入業者・ベンダーからの納入、自社他倉庫からの在庫移動もここで管理できるようです。
この点はもう少し研究が必要も、ビジネスオペレーション上は肝の肝になりそうです。
Collectionsって何よ?と思い調べましたら、下記の通り。よく考えられている。

https://help.shopify.com/en/manual/products/collections

You can group your products into collections to make it easier for customers to find them by category. Here are a few examples of collections that you might create:

  • clothes for men, women, or children
  • items of a certain type, such as lamps, cushions, or rugs
  • items on sale
  • items in a certain size or color
  • seasonal products, such as holiday cards and decorations
ダッシュボードで、コンバージョンレート、リターン率など含め諸々管理できるのね。
外部ツールを使わなくてもいいくらいなのかも。優秀ですな。
マーケティング結果分析ですな。これが何とどう繋がっているのかは更に要研究。
BFCMって何よ?と思いましたが、Googleが下記の通り、Black Friday/Cyber Mondayだと教えてくれました。ちなみに2020年のShopify上での結果は、$5.1Bだったとのこと、凄まじい金額です。

Black Friday Cyber Monday 2020: An Analysis of Over $5.1 Billion in Sales
https://www.shopify.com/blog/bfcm-data

Shopify store owners collectively made a whopping $5.1 billion USD in sales between Black Friday and Cyber Monday globally, up 76% from last year.

Shopify Blog
ECサイトへのアクセスにパスワード許可、って何か悪いものでも販売するユースケースかなw
Google reCAPTHCAを問い合わせフォームに組み込める、っていうのはいいですね。個別に組み込むとどうしてもテスト工数がかかっちゃうので。
GDPR, CCPA 対応! こういうのもスタートアップソリューション沢山ありまして、自分のところの会社群のビジネスのために色々調べていた時期がありました。こうやってECプラットフォーム内に作り込まれたら本当に楽ですね。脱帽。
なるほど。
ちょっとFacebook Pixelについては勉強します。
そうですね。これも必須ですな。
ちょっとドメイン管理サイト側でDNSの設定とか必要なので、とりあえず手を抜きましたが、これはもう必須ということで。
FAQだとか、個人情報取り扱いの扱いだとか、紐付く個別ページを作れるのですね。
各々のページについてSEOの管理出来るのもニクい。

そして、「ホームページ」の設定に移ります。(英語では「トップページ」の意味なので、注意が必要)

コレクション、を自動で作れると。なんて便利なの。
ファビコン設定していないサイトは、とっても素人的に感じます。
これも必須ですね。
これは、ユーザーに対する通知? ショップオーナーに対する通知?
これ、結論から言うと下手な設定しないほうがいいです。少なくともサイズをちゃんと守らないとレイアウトがぐちゃぐちゃになってしまうんだと思います。
この後画面サンプル出てきますが、ひどい仕上がりになりました・・
これは中々手の込んだ設定ですね。ショップオーナー寄りの仕組み、と言えるでしょう。
ここら辺も、作り込んでテストするのはメンドクサイです。
出来てて、他サイトで実績が(金額にしてBFCMで$5.1Bトランザクション分も)あるっていうのは大変いいですね。
ここで、自社サイト(?)での(Shopifyでの?)アカウント作成の要否を決められますね。
これも仕組みとしては非常にきめ細かい。
購入のキー項目は電話番号か、Eメールか。電話番号、というのはSMSテキスト利用が普及しているアメリカチックだとは感じます。(日本はそうでもない。但し、メールも近年非常に多くて、インボックスを管理できないほど、という人は多いハズで、SMSテキストは非常に助かります)

で、あらかた出来たので、実際に自分で買ってみることに。
まあ、明らかに経済的にはShopifyに手数料抜かれるだけなんですが、そこはテスト必要経費だということで。

ADD TO CART してみる
入っている
入っている
前述の通り、背景設定に失敗しています・・・
送料は$4.9ですが、その原価は$1.8であり、差額は利益になりますね。
(今回は自分の中での「行って来い」になりますが)
チップの支払いも出来るのですね。流石。日本ではこの機能要らないでしょうが。
合計は$36.65也。
で、あっさり購入完了。
ありがとうMasashiって、俺が売って俺が買ってるんだよw
で、購入ありがとうメールが「購入者であるMosh Suzuki」の方に来ている。

で、EC出店者としての私に注文が来ましたよ、発送処理をしましょうねメールも同時に来ている。

ステータスはUnfulfilled=未処理になっている
但しもう顧客側では「支払い済」になっている。
クレジットカードには請求がもう来ている。速い!

画面の下側に取引の今までの流れ、Timelineが表示されている。
これは沢山注文があるとこんがらがりやすいでしょうから、非常に役立ち機能と言えるのでは。
発送ラベルを作り、発送方法、発送日などまとめてこの画面で設定します。
これがすごい。UPS(上場企業)、USPS(公社、通常軽いものはUPSより安い)などと完全にシステム連結している。
荷物の重さ入れて、一番安いUSPS First Class Mailにした。
で、荷送り状=Shipping LabelがPDFで作成された。ファイルで保存しておけるのも便利かも。
上下逆にしてあるのは、プリンタで印刷した時に順向きに見えるから? そうだとしたら、設計としてきめ細かいですね。
このFeeの部分が、クレカ決済手数料含め、Shopifyに払わなくてはいけない部分で、冒頭の通り、Basic Shopifyだと2.9% + 30¢で、計算方法としては手元の計算によると、商品本体金額+送料+チップ、全部の合計に2.9%を掛けているようです。クレカ決済手数料の名目なのでそりゃそうだといえばそうですが、なかなかしっかりしていますな。
で、USPSまで行くのがメンドクサイ(自分の家に発送するわけでして…)ので集荷をお願いするとこのような確認が。うちは猫はいるけど、犬はいません。
時間指定は$24かかる… それでは完全に採算割れ。
これで入力事項は終わり。
手配完了。
この後、冒頭にあったように荷物を玄関前においておきました。

で、ちゃんと入金口座をShopifyで作りましょうというメールを送ってくれる。
具体的には銀行口座の設定や、支払いを受けられるクレジットカードや電子マネーの設定など。
支払いの受領関係の設定。入金されないと、自分のお金が返って来ないから!
ここら辺も支払い方法が揃っており、素晴らしいですね。
こんなんまであるんかい!
Capture、計上、ってことですかね?
取引状況の確認もできます。Transactionsの項。
PayPal払い・受けも出来ますね。
但し、Paypalビジネス口座を作らなくちゃいけないらしく(IRSのからみとか、マネーロンダリング防止などのためでしょう)今回はやめておきました。
Shopify Payments、受け口座の作成の完了です。
ここら辺の、お金廻りの面は従来作り込みや連携が大変だったですが、今は本当に簡単で素晴らしいですね。テクノロジーの進化。

割引機能も調査してみました。
これもキメが細かいですね。割引として率か、固定金額か、送料無料か、○個買ったら▲個無料か、など。
こういうのも機能を自分で作っていくのは大変です。よく出来ている!
誰が何回割引使えるかの設定ですね。これも素晴らしい。
で、割引を作ったら、それをSNSやホームページでシェア出来る。
Facebookでシェアしてみました。どうか注文しないで…
このリンクをクリックすると、1%割引が適用された上で、サイト上で商品がカートに入っている!

集荷人の方、大変お疲れさまでした。ご協力誠にありがとうございました。
丁寧に集荷完了のメールをUSPSが送ってくれました。
アメリカは配送廻りはかなりDX進んできたイメージです。

で、発送のページを見てみると、USPSとシステム連携されているようで、即時に「Fulfilled」(=発送済)のステータスになっている。
上記同様。
入金を確認するまでが、取引だ! というのは商社に入って最初に「取引の基本」講座やリスクマネジメント講座で教わることです。
ちゃんと、今回の売上(Shopifyフィーとのネット)$35.29が入金されていました。

今回使ってみて、EC関連でよく聞くShopifyが実際どの程度使いやすい、使えるシステム、プラットフォームなのかよく理解できました。機能性という観点では申し分ないと思います。

今後の同社の戦略としては、下記の通り取扱高、出店者、パートナー・チャンネルの3つの分野に分解した上でそれぞれを伸ばしていく、とのこと、今後も大変成長が期待される企業と言えると思います。

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【ビジネスアイデア】アグリーセーターD2C

アメリカには「Ugly Sweater」というセーターのカテゴリーがあって、こういうやつです。

Very ugly, even a cat is not looking at it

実際にアメリカ人と話すと「アグリーセーターっていうのは、実のところ可愛いんだよ」と言っていて、茶化して『醜い』と言っている訳ですね。ニュアンスとしては、「田舎の叔母ちゃん、また嬉しそうにもみの木がどどーんと前面に押し出された緑のセーター着ちゃってさ、あんなのもう都会では若い子は着ないよ。ダサいけど、けど叔母ちゃんが着ると何かかわいいよね」みたいな感じだと思っています。

私は昔からこのカテゴリーに興味があったのと、会社の今年のオンラインクリスマスパーティーは「アグリーセーター着用推奨」となっていたので、こりゃいい!と思い購入した次第です。(また、サイバーマンデー割引!)

オンラインストアとしては下記のようなものが山ほどあります。

Tipsy Elves (どんな名前だよ・・)
https://www.tipsyelves.com/ugly-christmas-sweaters

こういうサイトやAmazonで見ると$20くらいから買えるので、非常に値段も安く(中国などでもこの位の製品は普通にどんどん製造できるでしょうからー推測するに配送料除き数ドルで仕入れられるハズ)仕入れ値は抑えることが出来ますので、日本で「アグリーセーターブーム」を例えば芸人・事務所何かと組んで起こせれば、きっとそこそこのD2Cビジネスになるでしょう!


で、この「セーター」(税込み、配送料込み、サイバーマンデー割引込み)ですが、私も僭越ながらAmazonにレビューを書きましたが、実際には毛糸などで編まれたセーターではなく、ただのポリエステルのシャツでした。。。
よく一つ星のレビューを見ておけばよかった。

My review:
As everyone who put one star to this said, this is NOT A SWEATER, it’s just a polyester shirt. Read through all one-stared reviews before buying this. Will save your time to return.

ということで、オンラインクリスマスパーティーに少し着て、返品しようと思います。そこら辺もアメリカチックなことであります。

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新規ビジネス/オープンイノベーション/DX の落とし穴

今は、COVIDで業績が落ちている企業が多いと思うので、「新規事業をやれ!」と号令がかかっている会社が多いんじゃないでしょうか。

色々な切り口があると思います。既存の事業の強み・ノウハウ・コネクション、技術開発力、規制などの参入障壁、ニッチ戦略、現状の顧客基盤にアップセルでアプローチなどなど。

その中で、技術/テクノロジー軸で攻めていくのが「オープンイノベーション戦略」、「デジタルトランスフォーメーション」(DX)、「スタートアップとの共創」などで、これらは「うちの会社でもやってる!」と思った人が多いでしょうが、色んな企業の人と話す機会に恵まれている現職において感じるのは、大きな企業は多かれ少なかれほとんど名前は違えどこの手のことをやっているかなと。

これらの取り組みは成果が出るのに時間がかかるものも多く、何がベストアプローチかっていうのは判断つきにくいですが、足元や周りを見る限り、社内のスピード感を世界/世間に合わせるということを含めて「トランスフォーメーション」とかイノベーションしないと成功しないんだろうな、というのは、各企業を見ながら、過去10年くらいの各社の巧拙、成功・失敗を見て強く思います。

日本企業は、昔から山ほど語られていますが、会議多いし、レイヤー深いし、稟議・はんこ、承認フロー、そして根回しなどが複雑怪奇なので、そこから変えようじゃないか + テクノロジー/イノベーション という方程式にしていかないと、「うちの会社は10年検討してきて人事システムの一部についてはプライベートクラウドに移行することが出来ました。まだ一部、ホストコンピューターも残っていますけど。てへぺろ」みたいなことにマジでなりかねない。もう「てへぺろ」と言う人もいないのに口に出してしまいかねない。

ちょっと、我ながらたとえが分かりにくいと思うところですが、結局、市場を先取りして、利益をエンジョイすることがまず企業の目的の大きなものだとすると、やはり「速く動ける」仕組みが何より必要でしょう。

どっちかというとテクノロジー、イノベーション、デジタルトランスフォーメーションの前に、速く物ごとを決めるにはどうするかという仕組みのところを会社上層部で決めたほうが、会社の他の側面も含めてよっぽど有益なんじゃないかな。

だから、「どうやってDXを我社に起こすか検討会」「オープンイノベーションのあり方について、部長級隔月定例会」とかを長年かけてやっているようだとマズい感じかと。

たとえば、Comcastなんかは会社としては巨大ですが(たとえばDreamworksもUSJもSkyも同社配下だ)、自社の主要TVサービスをタコ足食いしかねない「Peacock」を今年リリース。非常に好調に加入者を得ている。
だけど、テクノロジーもコンテンツもあったんだから、Disney+に先駆けて出していたら、もっと加入者取れていたんじゃないか(もちろんDisney+の強力なコンテンツには勝てず、上回っていただろうとは思いませんが)、もっと「速く」動いていたら、市場の風景はどうなっていただろうか、とかね。
下記の表情を見ると「遅いよ〜」と言っているようにも見える。

Business Idea, Cooking

今週から毎朝4:30に起きています。嫁を起こしちゃいけないなと思ってタイマーをかけないのですが、不思議と自動で目が覚める。
基本的に夜型人間でしたが、結構すぐ切り替えられて良かった。

売れるほどのクオリティにするには、極めないといけないなと。稲盛和夫氏が言う「あまりにすばらしく、あまりに完璧なため、手がふれたら切れてしまいそうな、それほど非の打ちどころのない、完全無欠のものをめざすべきだ。」についてどんな仕事でも意識しないといけないと思っています。
氏は著書で、「寝ても覚めても研究に没頭し、これこそ「狂」がつくほどのすさまじい勢いで働きました。何としても成功させたいという強い願望を抱き、必死の思いでひたむきに仕事に取り組んでいたのです。」とも言われていて、昨日話したスタートアップのCEOもそういう人で、自分も身を引き締めなきゃいけないなと強く思う次第。

過去にも色々トライしてきて、相当数、ほとんどが失敗してきたけど、これは今回は成功させようと強く思う一方で、失敗を楽しむという意識もこれまた大切だと感じています。人は矛盾について「矛盾している」とは言うのだけれど、「矛盾していることが悪いか」どうかというのはこれはまた別物だと思う。それを昔は突き詰めて「無常」と言っていた、というのが私の理解です。

最近Nas Dailyをよく見ています(中田大学も素晴らしいのですが、英語の勉強のためにはNas Dailyの方がいいかな)が、彼のFailureに関する動画は本当に実例として参考になるし、今日のやつも素晴らしかったので共有します。

失敗をおそれずに、日々精進。

Business Idea, Cooking

Food52なる料理サイトがありまして(当社の間接投資先です)、そこで毎四半期料理コンテストを行っています。
今回はオーツミルクを使ったレシピの募集でしたので、それを用いたちぎりパンのレシピで応募してみました。

Super soft oat milk pull apart bread
https://food52.com/recipes/83643-super-soft-oat-milk-pull-apart-bread

オーツミルクはほとんど飲んだことがなく、一方で日本では結構豆乳を飲んでいましたので、調べてみるとアメリカでは植物由来のミルクは流行り廃りがかなりあって、soy milk, almond milk, coconut milkなどときて、今はoat milkがキテるという感じです。
アメリカのスーパーは牛乳の種類・サイズ非常に豊富ですが、その半分とは言わないまでも1/3くらい代替ミルクのコーナーの大きさがあるようなイメージです。(これはもちろんWholefoodsみたいな高級スーパーではより大きなスペースとなる)

乃が美風の生食パンでアメリカで何かビジネス出来ないか、と思ってそれを試行し続けているのですが、やっぱり何でも関連知識・周辺知識っていうのは大切なので、ちぎりパン、白パン、全粒粉パン、ピタ、ヨーグルトパンなんかも試しに作っているところであります。

Business Idea, Japan, Startup

スタンフォード大のキャンパスの入口「Oval」で奥田民生のさすらいを弾き語りしています。めちゃくちゃ下手だし、途中で妻→娘→近所の女の子が登場したり、ピックを落としたり、動きが変だし、現キーじゃ高くて声がキモいし、どうしょうもないクオリティーですが、それでもupしておきます。

これは、この曲に思い出と、想いがあるからです。

1.
21歳の時にイリノイで留学していましたが、感謝祭の時期は寮がクローズされてしまう。とても困りましたが、何と自分が好きだった子がNYに留学していて遊びに行ってもいいという。2泊させてもらって夢のような時間だったけど(今でも本当に素敵な女性です)長いことお邪魔できないので泣く泣くそこを出て東海岸を旅することに。本当にそれは「渋々」で、心底ずっとそこにいたかった! けどウォークマンでその年にリリースされた「さすらい」を何度も聞いて奮起してWashinton DCなどをGrayhoundで旅して、結果として本当にいい経験になった。移動、人との会話、地理、食べ物、文化ショックなどなど。やっぱり、動いてみるもんだ、というのが心底体験できた。

2.
歌詞の中に「まわりはさすらわぬ人ばっか、少し気になった」というのがあります。
うちはコロナで調子が悪くなってますが、中の人たちはあんまり冒険しないなぁと思っています。みんな極めて賢いのですが、それがゆえにあまりリスク取らない。クレイジーなアイデアに食いつかない。均衡を崩しうる非合理について深い議論をしない。
ただね、どこも例えば同じようなコンサル使って、使い回されたパワポを見せられて戦略と戦術まで立てているとしましょう。そうすると賢さと手段について違いが出ませんね。
その時に、もう違いが出るのは、合理性に基づいた非合理と狂気、そして汗と人脈と努力と知見と見識と胆力しかないんじゃないかと思うんですよね。
動け、さすらえ、と。

Ovalで大声でギター弾き語りとかしていると、多少白い目で見られますw
だけど、1時間も歌っていたら、マスクを作ってるスタートアップの女の子が2人近づいてきて「Chicoでマスクを作っています、試作のマスクは差し上げますので、モデルになってくれませんか?」とのこと、ええよろこんで。こんなおっさんでよかったら。

モデルとして写真を撮られる。妻撮影。

VCをやっているおっさんは思いました。「こんな外国語で大声で歌っている狂人に話しかけるのは気が引けたことでしょう、ただ、その度胸で売り込み、ネットワーキング、マーケティングする限り、そのうち成功するでしょう」

そして、それが、うちに足りないマインドセットかなと。

閑話休題。
歌と歌詞については端的で、うつくしい起承転結です。終列車に乗って→海の波の続きを見ていて、「胸のすきまに入ってきたもの」「道しるべ」を結局、「無視する」わけじゃなくて「無視したらどうなった」と言ってるんですね。これは反語で無視しちゃいけないと言ってる。だから死ぬまでに必ずさすらおうと。

だから、最後は、歌なんか歌ってないで、自分の人生の中では「いつどうやってどこでどうさすらうのか」っていうお題になるわけですが、とりあえず今回は下手くそな弾き語りのupまで。
※リズム音痴で、ストローク(=右手)が特に下手です。誰かコーチしてくれる人がいたら有償でもいいのでお願いしたいです。

追加:奥田民生「息子」
https://youtu.be/lC_kRT03Dqc

Business Idea, Cooking, Diet, Japan

アメリカで出来るビジネスが何かないかと考え、乃が美のパンのレシピ(WEBにあるもの)を真似てパンを焼いて12回目。ページ下部にある通り、色々な材料の配合、時間を変えて試行中。アメリカでは乃が美みたいな美味いパンは全然見当たらないので大いなるチャンスがあると思う。
休日はゆっくりパン生地を仕込むことが出来るので、種々考えながらああでもない、こうでもないとやっています。

初めてのチョコチップパン。娘は美味しいと食べてくれましたが、腰折れはなはだしい。また、側面からも分かるように水分で目詰まりして、もう蒸しパンに近いような湿った食感となった。
元々水分量が72%と相当に多いレシピでしたが、その位になると生地はどれだけこねても固くならないので、弾力が無いベタベタした状態で1次発酵に入ることになる。それが問題だったか。
また、初めてアルミホイルでふたをしてみましたが、それが水分を閉じ込め過ぎたのか、
それとも 355F(180℃) という温度が低すぎたのか、
はたまた10分+10分、合計20分という時間が短すぎたのか、
ここら辺のパラメーターが多いところがパン焼きの難しいところ。
強力粉牛乳生クリームバター砂糖はちみつドライイーストその他材料X次発酵(中種法)焼き時間初回焼き時間2回目デバイス焼成→ラップ雅史感想家族感想
6/28/2020(Sun)夜仕込み開始⑫15090030.07.5018.11.92.5こねるの大変だから中種法で、こねるのはスプーンでそこそこに。写真あり。0次開始 21:251010赤プラケース
完全感覚ベーカー 高級食パンSafeway flour卵黄分24gを足してある72.0%365有塩バター12%ヒマラヤンソフト、細かい粒1.5%水分量が多かったせいか、2次発酵の後でパンがしぼんだ…355F(180℃)355F(180℃)トースターから出して、オーブンを予熱している間に、パンがしぼんでしまった…
感想中種法上記は合計水分量%5%これも0次の段階で入れてある1.2%チョコレートチップ入れます〜こねて、玉にはなったが、まだ柔らかく、ベタツキもあり、こねが不十分だったと思われる。それでも20分弱はこねたと思う。焼く時に蓋必要!レシピは23〜分
Business Idea, Cooking, Diet, Japan, Startup

アメリカで出来るビジネスが何かないかと考え、乃が美のパンのレシピ(WEBにあるもの)を真似てパンを焼いて6回。今までは手ごねでやってきたが、乃が美風食パンは腰折れするほど柔らかく、それは当然パン生地が柔らかいことを意味し、結果としてこねるのが非常に難しい。

初日の翌日は激しい腰痛に襲われた(情けない…)のと、その後もかなり長い時間のパンこねに心が折れかかってきたこともあり、スタンドミキサーの導入を決定。

ただし、KitchenAidブランドとかは高くて買えないので、、また日本に持って帰った際に電圧の問題が発生するので、とりあえず廉価なものを購入することとして、Targetに行ってみたりAmazonで調べてみたりもしたけれど、要件に対して納得できる価格帯の在庫がなかったので、Nextdoorを見てみた。

Nextdoorは「ご近所さんアプリ」とも言えるもので、近所の情報や売ります買いますなどの機能があり、日本で言うと後者については「ジモティー」が相当するでしょう。ジモティーは時価総額が100億円くらいあるようで大変立派だと思いますが、Nextdoorはそれが$20億を超えているので「スーパーご近所さんアプリ」(?)とでも呼びましょうか。

で、売ります買います掲示板で探したところ、$80くらいでAmazonで売っているBeach Hamiltonの安価なミキサーが$40で売っていたので、即売主に連絡して「今晩10時前か明日昼頃取りに行く」と伝えて、車で30分かけてFremontまで行きました。やり取りは非常にスムーズ(アプリは多少使いにくいですが)で、How’s it going?とかって挨拶したらすぐ受け渡しするだけだし大変便利でした。 $20億 を証明するには沢山売り上げなきゃいけないでしょうが、頑張って欲しいスタートアップです。

それで、購入したのがこちら。

基本的なミキシングしか出来ず、パン生地をこねる動きをしてくれないですが、またかかる時間も結局30分くらいで短くなっていないし、手で押さえたり少し動かしたりしなくちゃいけないですが、それでも手ごねよりは全然楽。

こうやって少しずつ 買いそろえてやっていくのは貧乏性のなせる業wですが、少しずつでもベーシックを学べるので、いきなり最終兵器(パナソニックの「おうち乃が美」が焼けるホームベーカリーなど)を買ってしまうより勉強観点ではぜんぜんいいでしょう。
日々是学習、ということで。

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