IoT, Technology

AirTag使ってみた ー 感想レポート【素ん晴らしい】

もちろん発売当日(4/23 US時間)に買いました。色々モノ無くす人だからw
4つですね。$99なので、日本での¥12,800よりは結構安かった。

アプリ的には当然かもしれませんが、Find Myに入れ込んだのが良かった。

ビジネス全体としては、もちろんこれだけ沢山普及したiPhoneそのものをネットワークとして使うということが秀逸で、

技術的には汎用技術であるBluetooth(ビーコン)を使い、そしてピンポイントの場所特定には比較的珍しいUWB (Ultra Wideband)を採用し、組み合わせて凄まじい精度を実現した ー

ということで全部の組み合わせにおいて、素晴らしいプロダクトに仕上がったと思います。

フォームファクターとして、穴がないからキーホルダーが必須、純正キーホルダー$35は高いな…とかはありますが、Appleなりにデザインのクールさを譲れなかったのでしょう。。安いのが必要でしたら、Belkin製もありますし、ノーブランドのものも早くもAmazonやeBayに山ほど出てきています。

ただの利用レポートでしかないのですが、いざ使ってみるとちょっと分かりにくい部分もあるので、実験スクショ中心にお届けします。

箱。
パカ。
iOSは14.5以上が必要。アプデしましょう。
刻印は無料。
ただし、納期が長くなる説が。

納期はオーダー受付初日4/23注文で、5/10納品(18日)でした。
(キーリングの方はもっと早く到着しました)

オシャレ。
オシャレ、と口にしたり、タイプする前に警戒心が出るのは歳のせいだろうか。

人糞emojiにしたので、人のことは言えませんが、どうしてもcurse wordを使いたい人は下記を参考にして下さい。

Apple will engrave ‘fart’ and ‘dick’ on your new AirTags, but not ‘poop’

https://mashable.com/article/apple-engraving-censorship-airtags-airpods/

iOSアプデして
AirTagをタッチすると自動でペアリング。
便利。
デフォルトセットの名前を選択するか、
カスタムで名前を付けられる。
セットアップ完了。
簡単。
人糞型のAirTagを早速試しになくしてみた。
(実験)
ただ、到着初日に盗られても悲しいので、一応カモフラージュはしてみた。
タオルに包んで、ダンボールに入れてます。
電話番号を入れられるのね。
でも何のため??(後述)

探すための機能はFind Myに集約されていますので、EarPod, MacAir, iPhone, iPad、そしてAirTagを付けたモノなどを、もう無くしまくれますw

アパート構内に置いたのですが、人がそこそこ通るということもあり、すぐ位置特定できました。
優秀。
衛星写真も見やすい。
衛星写真はTomtomから買っているようで。

実用的な使い方として、子どものカバンに入れておいて、リアルタイムではないものの、居場所を分かるようにする(GPS系のサービスは月額料金取るものが結構多いこともあり)

XXXX Elementary Schoolにいる、ということが分かります。
CAT=うちの子ども
妻はマウンテンビューの学校に行き、
私は近くのカフェにいて、
メインの車の鍵は家にあって、
子どもは学校に行っている

無くしたモード、で他のiPhoneユーザーが見つけて、iPhoneをAirTagに近づけると:

ブラウザを開くためのnotificationが表示され、それをタップすると
「失くしちゃったの、電話して」というメッセージと、
さっき入力した電話番号が表示されます。

一方で「無くしたモード」にしていない場合で、他のiPhoneユーザーが見つけて、そのiPhoneをAirTagに近づけると:

一旦、ロストモードを解除して、
妻のiPhone(日本語設定)でAirTagをタップしてみる
電話番号とメッセージが表示されない。
なるほど違いが分かりました。

次に、「見つける」モードの実験です。
これはUWB無線を使っているようで、無線技術マニアとしてはお肌にさざ波が立つほどの興奮です。

3m半径内にあると!
2.7m右にある。
もう気分は志村後ろ、後ろ気分。
1.2m前に!
ココここ!
すごい精度です!!

無くしたものを探すためのガジェットですから、機能性はこんなところです。

最後に、プライバシー機能として、

  • 自分のではないAppleIDに紐付いたAirTagが一定時間自分のiPhoneの近くにある
  • そのiPhoneのiOSは14.5以上
  • そのAppleIDを持った人のiPhoneは一定時間近くにいなかった

という条件を満たす際に「あんた、AirTag仕込まれてるかもしれまへんで」というメッセージが表示されるらしく、妻のiPhoneを持って・自分のiPhoneは持たずに10分くらい炎天下を歩いたり、
自分でやるのはアホらしくなって、妻に学校に行かせてカバンにAirTagを入れてもらって、自分はカフェで待ってたりして、
また、この実験のためだけに外に飲みに行ったりして、しばらく家に帰らなかったり、
なんとかメッセージを確認するように頑張ったのですが、出ませんでした。。。

ロジカルに考えると、上記条件で満たしていない可能性があるのは「一定時間」というところだけで、もう少し長い時間実験しないといけないのかもしれません。
WFHですし、お出かけも一緒のことが非常に多いので、これはなかなか難しいです。


これを使った、面白い遊びやアプリなどが世の中に出てくるでしょう。
スタートアップ投資や日本でのビジネス開発の関係で、今から楽しみです。

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